揺らぎと道半ば

占いを勉強したり、実際に占ったりする中で、既存の情報や概念<前提>に対して「おかしいな」と思ったことを素直に発信してきました。

最初は自分のメモがてらでしたが、僕以外で「おかしいな」と気づいた人たちからの反応がありました。もしかすると、僕の発信物は「おかしいと感じていても、言い出せずにいる人」のためになっているのかもしれないと思いました。

占いと信仰は別です。「信じたい」という気持ちは否定しません。しかし、自分が信じたい、信じようとするために、他者の「そうじゃないかもしれない」という考えを否定・弾圧するのは、新たな可能性の芽を摘む非建設的な行為だと思います。

細分化されたルールが増えていくものは、根本的な <前提> が間違っている可能性が高いですし、その間違いに気づき、認められるだけでも大きな進歩です。

現段階の僕の考えですが、実際に現場で占いで成果や結果を残す上で、「自我」は純度を下げる要因になります。自分はその場に存在するけれど、1本の電柱のようにその景色に溶け込み、あるようでないような存在になれることが理想なのではないかと考えています。そのような場に「自らの信仰」を持ち込むことは歪みが生じます。その場そのものの純度が下がります。

何かを学ぶ上でも、常識・固定観念・信条・偏見といった 既存の<前提>が邪魔になる場合が多いです。壊す、消す、溶け込む、忘れる…今はこういったことが前に進むために必要だと考えています。こうして表に出てブログを書いている以上、僕もまだまだ道半ばと言えます。

今日も混沌を抱きしめて。

にしけい

にしけい (西田圭一郎)

1987年富山生。工学修士。商社の開発営業職を辞めて、占いや相術を生業にしています。三児の父。本と旅とポケモンと文章を書くことが好きです。学生気分が抜けません。詳細はこちらから

にしけい (西田圭一郎)

1987年富山生。工学修士。商社の開発営業職を辞めて、占いや相術を生業にしています。三児の父。本と旅とポケモンと文章を書くことが好きです。学生気分が抜けません。詳細はこちらから

小学生でもすぐに読める風水・地相・家相の本を書きました。読まれた方の頭の片隅に「風水・地相・家相ってこういうことをやっているのか」というイメージが少しでも残れば幸いです。

手相の入門書としてたくさんの方々に読んでいただいる1冊です。

日本で初めて花札を占いのツールとして体系的にまとめた入門本です。気持ちや感情の変化を読み取ることに長けた占いです。

方位作用?吉方位?凶方位?距離…気学の気になることを身をもって実験・検証した記録を綴った1冊です。失敗や家族を巻き込みながらも得られた「気学の本当のところ」をまとめています。

「手相占い」というものをバラバラに分解してこうなっているのかと観察する1冊なので、正直手相占いに夢や幻想を抱いている人は読まない方がいいです。でも、それが夢や幻想だと気付きつつある人には「薄々気付いていた曖昧なこと」を完全にぶっ壊してスッキリさせる1冊です。

気学(方位・家相・地相・墓相)はもちろんのこと、易、花札占い、手相、人相、顕現相術など幅広い占いでご活用頂けます。

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