SEOと爆速サイト作りにハマっていたころの話と失敗談

このサイトも紆余曲折がありながらも運営8年目になります。このサイトが生まれた頃、長男も次女も生まれていなかったと考えると感慨深いものがあります。

サイトを運営していると誰もが一度は「検索でいかに上位に表示されるか」ということを意識するのではないでしょうか。

いわゆる Search Engine Optimization(検索エンジン最適化)と言われるもので、SEOと略されます。

僕も一時期、このSEO対策にめちゃくちゃハマっていた時期があって、このサイトをいかに上位に表示させるかに心血を注いでいた時期があります。

会社員時代は爆速安定ネット環境が使い放題だったので、とにかくサイトや記事を改良していかに上位に表示させるかを研究していました。

その過程で「サイトの表示速度」というものも課題になっていたので、爆速サイト作りにも心血を注ぎまくりました。

その結果…

・サイト表示速度0.9秒 (1秒未満はかなり速い)
・page ranking 80-90万位 (世界に16億サイトぐらいあると言われているので上位0.05%)
・「地名+手相」「地名+占い」のキーワードで1位 (当時は名古屋と富山あたりで1位だった)

という状態に達しました。

このサイトの2016~2017年ごろの記事はそういった「SEO狙いの記事」がけっこう多くて、今改めて読み返してみるとすごく恥ずかしくて消したい衝動に駆られます。(しかし、常に黒歴史を作りながら走り続けているようなものなので、途中でどうでもよくなります)

それで、この著しく偏った行動から気づいたことや学んだことをまとめておきます。

黒歴史を「学びのある体験」として無理やり昇華させることで、黒歴史の浄化を行おうというわけです。

 

 

気づいたこと

 

 

大手会社からアクセスがあると強い

 

このサイトって会社によっては「閲覧禁止」扱いになっていることもあります。閲覧禁止にしたい気持ちもよくわかります。(「占い」が閲覧禁止ワードになってたりする会社もあるようです)

それでも、たまに大手企業のイントラネットなどでサイトのURLが共有されたのか、ドメイン名から「え!あの会社から?」というアクセスもけっこうあって、驚き・喜びしていました。

人のことを言えませんが、昼休憩中とか勤務時間中にネットサーフィンしている人が多いんじゃないでしょうか。

もう一度言いますが、勤務時間中にネットサーフィンしている人ってけっこう多いんじゃないでしょうか。

 

【気づいたこと】
勤務時間中にネットサーフィンしている人ってけっこう多い

 

 

アクセスはあっても売るものがない

 

当時はSEOに特化したサイトを作っていたので、PV数も鰻登りでした。

とにかくこのサイトにたくさんの人たちがアクセスしてくれていました。

しかし、当時の僕はこのサイトで売るものがありませんでした。

そうです、人通りの多い一等地でお店を構えて、お店の中に人は入ってくるのですが、商品がありません。

人々は店内をうろうろするだけして、去っていくのです。当たり前のことです。

なので、SEO対策をする人は必ず「何のためにやるのか」を考えたほうがいいです。

僕はそこを全く考えず、とにかく上位+爆速に命を賭けていたので、今思うと途方も無いエネルギーと時間を浪費していた気がします。

 

【気づいたこと】
目的は大事

 

継続する必要がある

 

検索表示順位は相対的、流動的なので常に変化します。

グーグル様の「あ、このサイト表示ランク下ーげよ!(ピ!)」という鶴の一声で、一気に表示されなくなることもあります。ありました。ありまくりました。

あとは、ブームを常に追いかけなければいけないので、これを気にしまくりながら生きていると、けっこうヘトヘトになり、他のことが手につかなくなります。

僕は独学でやっていたので、もっと簡単に上位に表示できるようなテクニックがあるのかもしれませんが、いかんせん根気と継続力は必要となります。

SEOと爆速を頑張って、それで何かしら大きなメリットがあるのであればいいんですけど、結局長く続かないので最終的にはマイペースにやったほうがいい…という結論になり今に至ります。

今はSNSのフォロワー数やアクセス解析をするのが主流なのでしょうけれども、SNSという場にしがみつかなきゃいけなかったり、本意じゃないことを発信したりしなきゃいけない場面もあると思うので、他者軸になりすぎるのも、なんかきついっすよね。一時的にはいいんですけどね。

最近はSNSで一喜一憂して、そのときに出る脳内の興奮物質に依存してる人も多いと思います。SEOもそうでしょうけれど、SNSはもっと露骨に報酬系物質が出まくるでしょうから、ハマる人はハマるんでしょうね。大変じゃのう。

 

 

結論

 

大変じゃのう。

 

 

 

 

黒歴史浄化神「こやつ黒歴史から何も学んでいないな!浄化は中止じゃ!」

にしけい「うるせー!黒歴史を美しいものに昇華しようとするな!黒歴史は黒いから美しいんだ!恥ずかしいから尊いんだ!」

神「生意気言いおって!語尾が急に老人になると、わしと口調がかぶるじゃろう!」

に「何でもかんでも学びに変えようとするな!そんなに器用に生きれてたら、今ごろこんなこと書いてねぇし!神のバーカ!アホうんこ!」

神「なんじゃとぉ!!」

先生(?)「君たち廊下に立ってなさい」

「「はーい」」

 

 

 

 

これがSEOを諦めた人間が書くブログです!!

 

これがSEOを諦めた人間が書くブログです!!

 

先生!これがSEOを諦めた人間が書くブログなんですよ!!

 

 

にしけい

にしけい (西田圭一郎)

1987年富山生。工学修士。商社の開発営業職を辞めて、占いや相術を生業にしています。三児の父。本と旅とポケモンと文章を書くことが好きです。学生気分が抜けません。詳細はこちらから

にしけい (西田圭一郎)

1987年富山生。工学修士。商社の開発営業職を辞めて、占いや相術を生業にしています。三児の父。本と旅とポケモンと文章を書くことが好きです。学生気分が抜けません。詳細はこちらから

小学生でもすぐに読める風水・地相・家相の本を書きました。読まれた方の頭の片隅に「風水・地相・家相ってこういうことをやっているのか」というイメージが少しでも残れば幸いです。

手相の入門書としてたくさんの方々に読んでいただいる1冊です。

日本で初めて花札を占いのツールとして体系的にまとめた入門本です。気持ちや感情の変化を読み取ることに長けた占いです。

方位作用?吉方位?凶方位?距離…気学の気になることを身をもって実験・検証した記録を綴った1冊です。失敗や家族を巻き込みながらも得られた「気学の本当のところ」をまとめています。

「手相占い」というものをバラバラに分解してこうなっているのかと観察する1冊なので、正直手相占いに夢や幻想を抱いている人は読まない方がいいです。でも、それが夢や幻想だと気付きつつある人には「薄々気付いていた曖昧なこと」を完全にぶっ壊してスッキリさせる1冊です。

気学(方位・家相・地相・墓相)はもちろんのこと、易、花札占い、手相、人相、顕現相術など幅広い占いでご活用頂けます。

占い・暮らしに役立ちそうなお話・講座のお知らせなど月に1〜2回配信中です。

ブログや無料メルマガでは書けない記事やよりクローズな話を月2回配信するメルマガです。

お買い物カゴ
上部へスクロール