インド旅行記2-1 なぜ行くのか?

せっかくなので、飛行機の中で記事を書くことにしました。

この「せっかく」というのは、折りたたみキーボードを今回は持参したからです。

無印で購入した自分で膨らますタイプのエアーピローは全く使い物にならなかったのですが、このキーボードはなかなか使いやすいです。まだ慣れるまで時間がかかりそうですが、慣れればパソコンもiPadも持ち歩かなくてもどこでも手軽にこうして文章が書けそうです。

さて、今回の旅ですが、本当に全く目的がありません。目的がないので、計画もありません。計画はしていませんが、準備はしました。準備といってもインドですから「とにかく何も持っていかない」というのが1番の準備なので、結局のところ何もしていません。

インドに入国する際は「コロナじゃないっすよ」という証明をインド政府の専用ページに申請する必要があったのですが、手続きを忘れていたので、チェックインカウンターで呼び出されました。

その場で申請したので大丈夫でしたが、それぐらい準備もガバガバです。

インドの入国にはビザも必要なのですが、今回はアライバルビザを取得するつもりです。(2000ルピーかかります)

到着後に申請するのですが、ANAのお姉様にこれについても心配されて「お金のご準備は大丈夫ですか?」と尋ねられる始末。

本当にどこの国へ行っても働いていない学生のように見られます。これがインドでも通用すれば物乞い攻撃を受けずに済むのですが・・・果たして、今回はどうなるのでしょうか。

どこまで混沌と同居できるか

 

ひとつ目的らしい目的があるとすれば、今回の旅はどこまで混沌を抱きながらやれるか・・・ということでしょうか。

とりあえず、インド行きの航空券を買って、そこから旅について全くなにも「決めず」に今日に至りました。前日ぐらいにようやく泊まる宿を予約しました。本当にそれぐらいです。

インドは一度行ったことがある国とはいいながらも、国全体がカオスで満ち溢れています。それだけは知っています。なので、途中で「旅程などを決めること」をしたほうがいいのかな・・・という葛藤も少しありました。

また、毎回旅に出る時は必ず何かしらの占いをしてから出発します。しかし、今回は一切占っていません。笑

占うと「目処」が立ち、方針が決まってしまいます。方針を決めた時点で線引きが起こり、縛りができて新鮮な混沌を抱えることができなくなります。

なので、今回は計画も卦も課式も立てていませんし、方位も見ていませんし、万年暦も一切さわっていません。

(線引きした方が非常に楽なんですね。でもそれって分かろうとするので、もっと大事なことが分かる前に思考や模索をやめてしまうことにつながるんですね。)

強いてあげるならこれが「目的」なのでしょうけれども、無計画・無策の旅と言えます。

今まで占いで旅を楽しんできた僕ですが、今回は完全にその真逆を行く実験をする…。

行けたら行くわ

 

Expediaというサイトでよく航空券や宿を取るのですが、このサイトがなぜかよくエラーで止まることがあります。

インドの航空券をポチッと押してエラーが出たらやめておこう・・・と思ったらスルスルスルと予約完了に。あ、もうこれはじゃあ行くしかないんだなということに。

妻に「インド行きのチケット取ったからちょっと行ってくるわ」というと、第一声目に「ちゃんと占ったの?」と返ってきました。笑

息子からも「パパ花札引いたら?」と言われましたが、ヤツはカービィの花札を眺めるのが好きなだけなのでおそらくそこまで何も考えてはないと思います。笑

夫の行動は信じられないけれど、夫の占いは信用できるということでしょうか。それはそれでおもしろくて、思わず笑ってしまいました。

まぁそれぐらい僕にとって「旅=占い」みたいなところがあったわけですが、今回はそれらを一切やめて自然の流れ、混沌の流れに身を任せてみようと思います。

ちょうど初めての海外旅行で行ったインドから10年ぐらい経ちます。さぁ、どんな旅になるでしょうか・・・!

あの頃と僕は何か変わったのか、相変わらずお金を失って泣き目を見るのか、また違った出会いがあるのか・・・?

着陸まであと2時間…!楽しみ!

にしけい (西田圭一郎)

1987年富山生。工学修士。商社の開発営業職を辞めて、占いや相術を生業にしています。三児の父。本と旅とポケモンと文章を書くことが好きです。学生気分が抜けません。詳細はこちらから

にしけい (西田圭一郎)

1987年富山生。工学修士。商社の開発営業職を辞めて、占いや相術を生業にしています。三児の父。本と旅とポケモンと文章を書くことが好きです。学生気分が抜けません。詳細はこちらから

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