純度の高いノイズ・安心できる闇が求められる時代が来るのかも

 

わざわざ言葉にすることでもないのですが、おそらく今後はいかに純度の高いノイズを生み出せるかが鍵になると考えています。この今後というのは僕だけではなく、世間一般で…という話です。

なめらかで違和感がなくなることになってくると、人々はノイズを求めるようになるはずです。不協和音や違和感です。それで、こういったものを意図的に作り出すことも出来るのですが、やはりわざとらしさのようなものが入ると長続きしません。そのため純度の高いノイズが必要です。

何を言っているのかよくわからないかもしれませんが、ここ3、4年で「あれ?もしかして?」という感じになってくると思います。

ノイズというとネガティブなイメージがありますが、ザワザワとしたノイズがあることで生み出される「安心感」や「活気」のようなものがあります。光ではなく闇が作り出す安心感のような。肝試しのように暗闇が興奮や冒険心を掻き立てることもあります。

今後、整ったものが簡単に生み出されていくことになります。簡単に消費できるものです。だからこそ、ゆがみが必要になります。簡単には費やすことができない違和感です。そういったものが欲しくて欲しくてたまらない人たちが今より増えると思いますし、価値が出てくると思います。

純度の高いノイズ。揺るがない違和感。こういったものが普遍性を帯びる日が来るのではないかと考えています。

にしけい

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書いている

西田 圭一郎 (にしけい)

1987年富山市生まれ。化学系工学修士。商社の開発営業職を辞めて、占いとWeb開発などを生業にしています。趣味は読書と旅とポケモン。文章を書くことが好きです。三児の父。詳しくはこちらから。

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