自分って何者なんだろうか?
意外と自分のことってわかっているようでわかっていないことが多い。
二十数年、にしけいとして生きているけれども
いまだに
「自分、こんなことするんだな」
「僕はこういうことで怒るのか」
という発見がある。
美味しいモノを食べたとき。
お風呂に入ってリラックスしているとき。
仕事で大きなミスをしたとき。
コンビニの列で横入りされたとき。
あなたはどんな顔をしていますか?
どんな言葉で気持ちを表現しますか?
なぜ、そんな顔・気持ちになったのでしょうか?
掘り下げて考えてみると、より深く自分を知ることができるかもしれません。
例えば【横入り】をされたとき。
横入りに対して、自分の素直な気持ちをマインドマップで書いてみる。
なぜ【横入り】されて、僕は嫌な気持ちになったのか。
・意外と人の目を気にして生きているんだな。
・合理的なものに従うんだな。
・年長者には一定の尊重をもっているんだな。
・時間に対して意識が強いのかな。
・仕事を切り上げて散歩したいんだな。
といった理由・ファクターから、怒りのような、イライラした感情が生まれたんだなと気づく。
こうやって感情の原因を掘り下げてたどっていくと、意外な発見があったり、自分が大事にしているものに気づけたりする。
そうするとただ単に「お前むかつく!嫌いだ!ちゃんと並べ!」と感情をぶつけずに
「僕はある程度年長者を尊重したいのですが、ここに並んでいる人たちはあなたと同じように時間を割いてここにきていますから並んでください、最後尾はこちらです」
と、理路整然と堂々と話すことができるかもしれない。
もちろん、怒りをぶつけてしまう自分もそれはそれで自分なので受け入れてあげる必要はありますが。
なぜ、このような記事を書こうかと思ったかというと
「恋愛がうまくいかない」というお客様に対して
「自分はどのような人だと思いますか?」という質問を投げかけてみたところ
圧倒的に多かったのが【わからない】と答える人が多かったからなんです。
(わからないと答えた後に欠点ばかり挙げる人も多いです)
自分がどういう人が好きなのか、どういうことをされたら嫌なのかということがわからないまま恋人を探そうとするのは
名前しか書いていない名刺で営業に出かけるようなものなんじゃないかと思います。
平たく言うと「自分のモノサシがあった方がいい」ってことなんですが、なかなかきっちりとしたモノサシって作るの難しいですよね。
日々グニャグニャ変わるし。油断すると消えてたりするし…。
400℃ぐらいまで耐えられるプラスチック(ポリイミド)の開発に成功したというニュースがあったけど
100円ライターの炎でさえ、800℃とかあるからなぁ…
日々、自問自答あるのみですね…
にしけい