【2020年2月追記】この本を改めて自分なりに検証してみたのですが、これどうなんだろう?という点が多数出てきたので、正直この記事を最初に書いた時ほど今はこの本をオススメしていません。記事を消すのも何となく微妙だったので残していますが、現在はそのような所感です。
久しぶりに気持ちいいぐらい突き抜けた人の本に出会ったなぁ…考えていたことがほぼ一致してて、なんというか出会うべくタイミングで出会った書という感じです。
— にしけい/Nishikei (@nishikei_) 2018年12月27日
なんとなくamazonで買って、届いて読み始めたのですが
「手相学のコペルニクス的転換」とか「人生も宇宙も0を1にしなければはじまらない」以来の衝撃作でした…!
最高に面白い気学の本を見つけました…!
この本ですね。
あの、本気で気学を勉強されている、される予定のある方は、絶対絶版になる前に手に入れておいて欲しい1冊です。
ただし、最初に断っておくと、この本は読む人を選ぶ本です。
望月治先生の干支九星の概念に加え、四柱推命、ひふみ神示、言霊、数秘などなど、いろんなエッセンスが加えられ、それでいて自由に九星盤や言葉を操っている、超独自路線の気学なんです。
オンラインサロンでもひとり興奮気味に「めっちゃ面白い本見つけたー!」と投稿したのですが、誰もコメントもできないというメンバーとの温度差が生じる現象がサロン内でたびたび観測されます。このときもそうでした。
久しぶりに「読む人を置いてけぼりにする」ぶっ飛び系研究者気質の気学の本に出会えた気がします…
こういう「お上品にわかりやすくみなさんのお口に運ぶ…わけねーだろ!バッギャーン!!」みたいな本がめちゃくちゃ好きです。本当にたまりません。
お金払えば教えてくれるんだろ、仕上げてくれるんだろ、みたいなフォークとナイフをもって待ってるだけの姿勢が大嫌い。食べたいなら自分で獲ってきて、自分で調理してください。なんで僕が口まで運ばなきゃならないのよ。
— にしけい/Nishikei (@nishikei_) 2018年12月28日
干支九星自体、理論があるようで感覚的だなーと思って鴨書さんで買った本を読み漁っていたのですが、ここまで振り切れた本に出会えて感無量です。
たまにあるのですが、文字の意味を理解するというよりも、なんというか洋楽を聞いているような、著者の呼吸を感じるためだけの文字列情報を含んだ本なんですよね。
分野を飛び越えて点と点をつないでくれるような話が好き。
Aの分野のこれは、Bの分野のこれと同じことを意味してるんだよ系の話です。頭が柔らかくなったりひらめきが得られたりするので、そういう話が多い本に出会えると非常に幸せです。— にしけい/Nishikei (@nishikei_) 2018年12月22日
でも、その中にも「これとこれは同じこと言ってる!」みたいな確認作業ができる1冊で
こういう本を読むと、非常に刺激を受けるというか、もっと自分の好きなことを突き抜けて柔軟にやっていっていんだな…と考えを改めさせられる気がします。
僕は園田真次郎翁の直系の孫弟子の方に師事し、こじんまりと、こっそりと、みっちりと、丁寧に気学の基礎を教わりました。本当に古典的でスタンダードな気学だと思います。
僕はこの師匠から「スタンダードな気学」を学べて本当にラッキーでした。とにかく丁寧に熱心にご指導くださいましたし、今も本当にいろんな場面で助けられています。
この基礎的な気学をきっちり理解した上で、さらに柔軟な思考(干支九星のエッセンス、霊的なエッセンス)をもって、この本を手に取ると、本当に点と点がつながるように、脳内快楽物質が出まくります。
「意味わかんない!こんなの気学じゃない!」という人もいるかもしれません。確かにこれはもう気学じゃないと思います。どの分野の枠にもハマらない独自の理論は普遍的ゆえに「気学ではない」のです。
本当に手に入りにくくなると思われる1冊です。
ご興味のある方はお早めに入手しておいてください。
にしけい