シドニーからウルル(Uluru)に到着しました。最近はエアーズロック(Ayers Rock)ではなく、アボリジナル・ピープルの方々を尊重して「ウルル」とか「ユルル」と呼ぶのが主流のようです。
エアーズロック空港(AYQ)で降りた観光客のほとんどが、エアーズロックリゾートを目指します。エアーズロックリゾートは、エアーズロックから最寄りのホテル群が集まる場所です。徒歩圏内にスーパーや美術館などがあって、ウルルを旅する方ならほぼここにお世話になると思います。
不適切な情報1
これまでの経験上、Google mapの評価やルートはアテにならないこともしばしばあって、今回も予約したOut Back Hotel & Lodge という宿はgoogle map上だと「閉鎖」ということになっていました。
普通に公式サイトから予約もできたし、問題ないでしょうと思っていましたが、普通に問題なく営業していました。
ハエが顔で場所取りしてる
ウルルに到着してまず初めに思ったことは「ハエ」が多いということです。とにかくハエたちが顔に集まって来ます。汗をかいたり、日焼け止めを塗ると余計に集まってくるようです(にしけい調べ)。
ハエたちが僕の顔の場所取り争いを始めるので、相続で親族が揉めている土地側の気持ちがわかったような気がしました。僕の上で揉めないで!仲良くして!荒ぶらないで!
不適切な情報2
顔と言えば、海外にくるとほぼ100%「Student(学生)?」と聞かれます。
シドニーで乗ったタクシーの運転手のおじさんも「You are, of course… student (君はもちろん学生だろう)」と決めつけてきて、立て続けに「What are you studying? What is your major? (何の勉強をしているんだい?専攻は?)」と聞かれました。
もう大学院を卒業して12年も経つのですが、「I study organic chemistry (有機化学を専攻しています)」と答えました。最近はもうめんどくさいので学生で通すようにしています。
海外に来るとあまりにもstudent扱いを受けるので、自分は大学を卒業したつもりでも、「実はまだ在学中なのではないか?」という錯覚に陥るときもあります。たまに研究室時代の夢を見て目覚めるときもあります。もしかしてこっち(社会人をやっている自分)が夢なのでしょうか。
ホテルで出会った日本人の男の子(24歳)に声をかけられたときも、「たぶん、俺ら同年代っスよね?」と聞かれました。干支がひと回り違うんだよなぁ。僕が24歳のころ、彼はまだ小学6年なんだよね。不思議だなぁ。人は見かけによらぬものです。
ということで、ウルルに向けて出発です!
旅は続く!
にしけい