アクサライ駅に到着してメトロに乗らずせっかくなので歩くことに。
早朝のイスタンブールの街はちょっと肌寒いです。
ところどこに大きな段ボールが落ちているのかと思いきや…犬だったりします。
この国はとにかく犬や猫や動物たちに優しい国で、あとで写真がたくさん出てきますが、野良のワンニャンたちの毛並みがいいのも特徴的です。
イスタンブールの市街地を歩きとりあえずスタバへ。とりあえず情報収集のため電源が確保できるところを探します。
ビーガンパンプキンスパイスラテ トールサイズで15リラ。
Go to Turkeyキャンペーン3つ目の理由に「リラ安」が挙げられます。
今年の1月ごろは1リラ18円ぐらいだったのに対して、この旅に行った10月中旬は13円ぐらい。去年ぐらいからリラ安が進んでいるので、スタバのドリンクも15リラ=195円ぐらい。
2018年代はまだ1リラ25-30円で年々リラ安が進んでいて、全体的に物価もかなり安く感じます。
このスタバではまだカップに名前を書いてもらえるタイプのスタバです。
自分の英語の発音力を試すためにも「ニシケイ」と言ったらちゃんと「Nishikei」と書いてもらえるか、チャレンジしてみました。
さぁ、初の「Nishikeiチャレンジ」です…
カップにはなんと書かれるのでしょうか…?
え…?
マスクつけてたから、「にし」が聞き取れなかったかな?
Nishikeiチャレンジは続きます!
HESコードって必要?
さて、この時期トルコを旅する人なら調べていると思いますが、HESコードというものがあります。
平たく言えば「トルコ国民のコロナ感染経路把握ネットワーク」という認識です。国民番号と紐付けされてHESコードというものを取得する必要があって、スマホや携帯端末と紐付けして逐一どこにいるかを監視するためにあるようです。
9月30日のイスタンブール領事館のサイトを見ると「このHESコードを電車や飛行機で提示しないと国内の移動できないようになるかもよ」と書いてあるのですが、実際事前にトルコ国民に聞いていたら「必要ないよ」とのこと。
とりあえず取得せずに入国したのですが、イスタンブールからカッパドキア行きの飛行機のチケットをTurkish Airlines の公式サイトから取得しようとしたらHESコード入力の画面が。
パスポート番号以外にやっぱりHESコードを入力しないと、何度やっても画面が進まずエラーになるので仕方なく取得することに…。
取得方法はSMSで 「2023」 という番号宛に
HES JPN パスポート番号 1987 NISHIDA
(1987年生まれ 日本のニシダさんの場合)
と入力して送信。
するとHESコードが返ってきます。
が、何度やっても送信できない…なぜなぜ?
と思っていたら、どうもトルコ国内の回線を使ったSIMカードが必要なようで、日本や中国などの国で作られたSIMカードでは繋がらない模様。(あくまでトルコ国民としての紐付けが必要らしい)
※余談ですが、Amazonで購入した格安SIMカード(トルコで使えると謳っているもの)は僕のiPhoneでは使えませんでした。電波は入ってたんだけど、僕は使えなかったです。キャリア各社がやってる海外でネットを使えるようになるサービスの方が安パイだと思います。
ということで、スルタンアフメットのスタバの周辺でSIMカードを調達できるところを検索。
VodafoneとTurkcell がたくさん出てきてます。で、日本ならどのお店に行っても同じだろうと思われるかもしれませんが、トルコは店舗によって値段やサービスがかなり違うので注意。
イスタンブール空港内にもSIMカード購入はありますが、ちょっと高いことが多いので、旅慣れている人は市街地で買った方がお得かも。(お店によりますが)
僕は2-3件まわって、10GB149リラ(約1950円)のお店を見つけたのでここで買いました。1週間使える設定なのですが、普通にこれでいいかもしれません。
お店に行くと手慣れた手つきで若い店員さんがSIMカードを交換までやってくれて
「国内移動するにはHESコード必要なの?」と聞いてみると「え?旅行客は必要ないでしょ!」と言ってたので、本当は必要ないのかもしれません。
とりあえずまぁなんとかSIMカードを入れ換えてHESコードをゲット。画面はこんな感じ。
アプリ「Hayat Eve Sigar」や「e-Devlet」をダウンロードしてくださいと言われるのですが、これらのアプリではHESコードを取得できなかったので、普通にSIMカード買った方が早そうです。
無事、国内線イスタンブールからカイセリにあるエルキルト空港(ASR)のチケットをネット予約を完了。イスタンブールからカイセリまでは600kmぐらいあって、東京から北海道ぐらいの距離感。片道4000円ぐらいで取れました。
今後どうなるかわかりませんが、とりあえず国内線のチケットをターキッシュエアラインズで予約するときはHESコードが必要でした。(もしかして操作方法によっては必要ないのかも?)
また、ホテルでも提示を求められる…みたいなことも書いてありましたが、この旅の中で1度もホテルではHESコード提示の機会はありませんでした。
なので、国内線を自分で予約したりしない人は必要なさそうです。(今度どうなるかわかりませんけどね)
このあたりはトルコに住むトルコ人でもわからない(必要がない)ため、現地人とやりとりしてても見えてこない情報でした。情報収集のやり方を見直す必要がありそうです。
それにしてもトルコ、全体的にゆるいんだよな。
つづく