手相などの相術、方位や家相といった気学、易や卜占、現象を使う占い…どれを取り扱う上でも「象意」が必要になります。象意というのは、特定の具体的な物や現象を「グループ分け」したものを指します。
例えば、九星の「一白水星」というグループには、「水」「次男」「生殖器」「穴」「コーヒー」といった言葉が含まれています。一白水星のグループに含まれている現象がたくさん起きてくると、「一白水星の象意がよく出ている」という状態になります。
象意の使い方は「具象→抽象」というグループ分類のみではなく、具体的な現象を予測する際の「抽象→具象」という方向性でも使うことができます。例えば、一白水星の象意がよく出ているようであれば、「膀胱」「生殖器」といった病気をしやすいという傾向がわかったり、何が起きやすいかがわかってきます。
抽象化でより自由に
気学や五行の本を開いていただくと分かると思いますが、象意の羅列がびっしり書かれています。
これらは時代錯誤や著者の感覚によって具象例が変わってきますし、次から次へと新しい言葉や概念が出てくると分類し直さなければなりません。
また「コーヒー」ひとつとっても、「黒い」「熱い」「飲み物」「苦い」など様々な要素が存在するため、象意の分類の段階でよくわからなくなってきます。
しかし、なぜ先人たちが「それを一白水星に分類したのか?」という背景や理由を考えて、抽象化していくと理解がスムーズになり、より自由に象意を使いこなせるようになります。
象意を覚えるのではなく理解する
最後に象意講座を開講した2022年から2年が経ちますが、その間に僕は「象意の抽象化」と「連想ネットワーク」の構築を試みてきました。
例えば、水(一白水星)を抽象化していくと、「混ざる」という概念を起点に、そこから枝分かれして具象が無数に増えていきます。
既存の書籍などに記載されている一白水星の象意たちは、この「混ざる」を起点にした連想ルートを3つほど紹介するだけで、全て網羅することができます。
これと同じように、他の九星や八卦にも同じように「起点」となる抽象概念と「連想ネットワーク」が存在します。
具体的な象意を無数に覚えなくても、起点とそこからの大きなルートの方向性が分かれば、九星や八卦の象意を網羅することができます。
スタート地点と高速道路や国道などの主要道を理解するだけで、県道や市道といった細かい道も網羅し、どこでもいけるようになるようなイメージです。
ということで、全く新しいスタイルの九星八卦象意講座を開講いたします。
本講座は、九星八卦を網羅するということは五行も網羅することになりますので、東洋占術の世界に初めて足を踏み入れる方にとっても習得のための大きなショートカットになると思います。
講座詳細
講座日程
第1回目 一白水星 (坎)
2024年9月14日(土) 10:00-13:00
第2回目 八白土星 (艮)
2024年10月12日(土) 10:00-13:00
第3回目 三碧木星 (震)
2024年11月9日(土) 10:00-13:00
第4回目 四緑木星 (巽)
2024年12月14日(土) 10:00-13:00
第5回目 九紫火星 (離)
2025年1月18日(土) 10:00-13:00
第6回目 二黒土星 (坤)
2025年2月8日(土) 10:00-13:00
第7回目 七赤金星 (兌)
2025年3月8日(土) 10:00-13:00
第8回目 六白金星 (乾)
2025年4月12日(土) 10:00-13:00
第9回目 五黄土星
2025年5月10日(土) 10:00-13:00
受講形態
本講座は開催中はオンライン(zoom)で、開催後は動画(vimeo)で受講可能です。
限定書籍の配布
受講された方には、本講座のテキストをベースにした「九星八卦 象意具象集 連想ネットワーク」を配布いたします。本書籍は非売品になります。個人利用の範囲でご活用ください。実践でかなり役に立つと思います。
制作冊数は、受講された方の分+自分の分+数冊 になる予定です。講座内の情報を含んだ販売を目的としない冊子となります。数に限りがございますので、ご了承ください。
【受講された方に向けて限定配布された書籍の取り扱いについて】
受講料
108,000円(税込)
一括前払いのみになります。領収書など各種書類を発行対応いたします。
過去に全9回もしくは10回の気学象意講座を受講された方はリピーター割で77,000円でご受講いただけます。ご希望の方はこちらからお問い合わせください。
お申し込み
下記のページから商品をカートに入れてお申し込みください。
【九星 八卦象意 連想ネットワーク構築講座 お申し込みページ】
既存の占いに関する媒体にも存在しない、全く新しい形の象意講座になります。皆様のお役に立てれば幸いです。
にしけい