指数関数的に楽しくなる「転移点」に達することで見える世界。

僕は学生の頃ぐらいは本当に読書って何が楽しいのだろうと思っていたのですが、一度読書にのめり込んでしまった今は本を読まない日はありません。

過去に読書が苦手な人って人の話を聞くことが苦手な人なのでは?という記事を書いておりますが、我流を貫こうとするある意味一貫性のある人ほど読書を嫌う傾向にあるように見えます。

「眉が細い男は本を読まない人が多い」説

【読書術】読書は人との出会いと同じ

今回の記事ではそのような方々に『本を読んだ方がいいよ!』とグイグイ読書を押しつけることが目的ではありません。

僕がご紹介したいのは好き嫌いの『転移点』のお話です。

 

指数関数的に楽しくなる転移点がある

僕があるとき突然読書の魅力に取り憑かれたように、物事には『興味がない』状態から『興味がある』状態へと変遷する転移点というものが存在します。

この転移点に到達すると、指数関数的に物事の理解や面白みが増大していき、やがて『ハマる』というフェーズに至ります。

『◯◯が苦手』と、何か特定のものに対して苦手意識をもっている人はこの転移点に到達する前の状態でやめてしまっている可能性が非常に高いです。

例えば『球技が苦手』という人は球技の楽しさを知る前の段階で、やめる人がほとんどです。

野球やサッカーなどで球技や集団競技の楽しさや醍醐味を知った場合、『苦手意識』は薄まり少なくとも好意的な印象をもっているはずです。

この苦手な状態から苦手ではなくなる状態に変化する転移点に到達するまで『続けられるか』は素質がある程度必要になります。

この場合の素質はズバリ『興味があるかないか』です。

興味があればそれなり続き、転移点に達する可能性がありますが、全く興味がない場合はやめて他のことをしたほうがいいです。

 

カレーが作れるならシチューも作れる

 

一度、転移点に達するまで1つのことを掘り下げられると、他の分野でも転移点に達するスピードが早くなります。

特に近い分野への横展開は非常にスピーディになります。

例えば、一度カレーの作り方を理解してしまえば、シチューや肉じゃがも大概作れるようになります。

カレーもシチューも野菜や肉を切って炒めて煮るところまでは同じなので、ひと通りカレーかシチューを作ることができれば他の料理にも応用が利きます。

まず、自分がもっとも興味がありそうな分野から掘り始めることです。

そして転移点に達したら、あとは水平に展開するだけであなたの世界はより大きく豊かになります。

コンビニのように一度コツを掴んだお店はチェーン店を出すことで大概はうまくいきます。

この思考のチェーン店を展開するためには、まず親会社となる思考母体を形成する必要があります。

親会社として成立するには、転移点を超えている必要があります。

つまり『あとは応用するだけ』という状態にもっていくのです。

僕は手相という分野で転移点に到達しました。やればやるだけおもしろくなって、世界が広がっていきます。

一度到達すると、市販されている手相本なんかでは物足りなくなり、より難解でマニアックな情報を得たくてしょうがなくなります。

自分がある一定の分野において「転移点に達しているか」を確認するひとつの方法に「書店で立ち読みする」というものがあります。

普通の本屋は基本的に「入門書」「イントロダクション」となる本が数多く並んでいます。

商業色が強い書籍は素人でも理解しやすいように噛み砕いて噛み砕いて下手すると離乳食のような状態で提供されています。そうでなければ売れないのです。

なので、特定の本のコーナーに立ち寄り3〜5冊手にとってパラパラと読んでみて

「え!そうなの?」という驚きや発見が「ある」場合、まだその分野の転移点に到達していないと言えます。

3〜5冊読んで「ふーん、これぐらい知ってるし」という状態であればあなたはその分野において「転移点」に到達していることになります。

逆に全く立ち寄らなかったコーナーは興味が湧かない分野である可能性があるため転移点に達しにくい世界なので、ある程度近い分野で転移点に達したら近づいてみるといいかもしれません。

このように「本を読むこと」は特定分野への理解度や掘り下げ方のレベルを計り知ることができますから、僕は定期的に本屋を適当にブラブラするようにしています。

あと、もうひとつ「転移点に達しているか」を確認する方法として「夢に出てくるか」というものがあります。英語を上手に話せる人は夢の中でも英語で会話しているそうですが…

ある特定の分野について印象的な夢を見るようになれば、その分野についての転移点を超えていると言ってもいいでしょう。

 

まとめ

 

・物事には指数関数的に楽しくなる・理解が深まる「転移点」がある。

・転移点まで掘り下げることができると、近い分野や別の分野でも転移点に達しやすくなる。

・転移点まで掘り下げるためには「興味がある」かどうかが大きく寄与する。

・適当に本屋で立ち読みすることで自分の転移点の到達度を知ることができる。

 

ここまで読んでくださったあなたは「にしけいが好き」の転移点を越えています。

本当にありがとうございます。

 

にしけい

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西田 圭一郎

1987年富山市生まれ。化学系工学修士。商社の開発営業職を辞めて、占いとWeb開発などを生業にしています。趣味は読書と旅とポケモン。文章を書くことが好きです。三児の父。詳しくはこちらから。

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