メリットデメリット人間の僕が結婚・子どもが出来て良かったと感じること

 

どうも、にしけい(@nishikei_)です。

僕の手相は、両手ともに知能線が第二火星丘に流れており、自分でも嫌なぐらい理論・屁理屈人間だと思います。

いわゆるメリットデメリットで物事を判断し勝ちな人間です。

そんな損得観念の強い自分が今回は結婚・子供が出来て良かったなと思ったことを書いてみます。

「良かったこと」とか書いている時点で、メリットデメリット人間丸出しなんですが…

 

友達「結婚はお互いの翼をもぎとる儀式だ」

 

単身者に比べると、結婚後は養う者が出来て責任が増す一方、自由な時間もお金も減ります。

僕も結婚当初、結婚前後での時間やお金の制限に窮屈感を覚え「独身者はいいよな」と思った時期もありました。

確かに「お金」と「自由」という「あったらいいな」の金字塔2つが減るわけですから、一見すると「損」だと感じます。

結婚・出産は贅沢だなんて考えも最近はちょくちょく耳にしますし、従来の幸福論や人生のゴールが幻影にすぎないという結婚出産反対意見も。

これだけ多様化が進む現代社会において「結婚反対論」も確かに一理あります。

結婚して離婚するケースも多分にありますし、確かに「結婚はサイコー!」と声高らかに叫びながら街を闊歩するには相当な勇気が必要です。

 

ナルシストほど結婚した方がいい

 

ただ、僕は自分のことが大好きな人ほど結婚した方がいいと思っています。

現在独身で自由を謳歌している人は

「え?自分のことが好きなのに自分の自由な時間やお金が減る選択ってどうなの?」と思うかもしれません。

違うんです、僕も結婚3年目、パパ歴2年目にしてようやく分かってきたのです…。

 

新しい自分を発見できる

 

結婚生活はある意味、宗教戦争と似ています。

家庭内宗教

異文化と異文化がぶつかり合いながらも、より良い形態を選択しながら生活を維持していきます。

実は、夫婦喧嘩って自分の中に異文化が流れ込んでくるわけですから「文明開化」「ルネサンス」といった「革命」が起きているのです。

種子島にポルトガル人が流れ着いて鉄砲が日本に伝わったように、異文化が自分の中に組み込まれるとそれに抵抗しようとする反面、異文化を受け入れられたときの進化って凄まじいものを生む可能性を秘めているんですよね。

つまり、今まで自分が見たことも体感したこともない自分を知ることができるんです。

「自分の表情図鑑」というものがあったら、結婚は無条件に新たな表情が追加されます。

これって自分のことが大好きなナルシストさんにとって本当はたまらなく快感なんじゃないでしょうか。

 

子どもはそもそも異星人

 

結婚相手はともかく、自分の子どもに至っては「異文化」どころか「異星人」なんじゃないかと思うぐらい矛盾と混沌を孕んでいます。

常識?一般論?理論?そんなもの赤ちゃんの「オギャー!」という泣き声で一気に消え去ります。

今まで蓄積してきた「経験則」を一気に破壊してくれる子どもを受け入れることが出来たとき、やはり今までとは違った自分に変化していることに気がつきます。

それが良いとか悪いとかじゃなくて、やはり結婚子どもが出来ていないと生まれなかった感情や変化なのです。

 

感情・表現の幅が広くなった

 

具体的じゃあ何がどう良い作用を生み出しているかというと

自分自身の感情の変化の幅が広くなるわけですから、表現の幅も広がります。

 

「自分ってこんな声が出たんだ」

「こういう言葉、結婚前の自分は使ってたっけ」

 

特に自分は占い師という仕事をしている時にそれを実感します。

子どもが生まれてからというもの名付けの依頼や子育てをされる方からの鑑定依頼が増えたのです。

おそらく今までの自分なら考えられなかった「子育て」に関するアドバイスがたった2年の子育て期間で多少なりともできるようになったのか、子連れでの鑑定依頼が増えているのです。

つまり、結婚子どもが出来たことで「仕事の幅」が広がったと言えます。これはお金に変えられない価値です。

 

 

他人に少しだけ優しくなれるようになった

 

仕事の幅だけではなく、心の幅も少し大きくなったのか

他人を許容するスペースが広くなったなぁと実感することが多々あります。

妊婦さんや怪我をしている人はもちろん、お年寄りにも席をスーッと譲るようになったし

小さな子どもが泣いていたらあやしてあげたり、抱っこしたり…知らない自分がそこにいるような気がします。

手相の太陽線が濃くなったのは子育てのおかげかもしれません。

 

 

意外とやれば出来るようになる

 

実は、今まで娘のオムツ替えやお風呂入れは妻に任せっきりでした。

特にウンチのオムツ替えなんて、テンパって手が汚れないようにお尻ふきを大量に使って…とにかく可能な限りウンチのオムツ替えを避けようとしていました。

「だっこ紐」も子どもとくっついて窮屈だし、肩が痛くなるし、こんなものを付けて買い物に行くなんて考えただけでも嫌で嫌で仕方がありませんでした。

 

しかし、妻が体調を崩し子どもの面倒を見ることが出来るのは自分しかいない!

という局面が訪れたときオムツ替え・お風呂・だっこ…全部出来るようになっていました。

 

こういう「意外と自分はやれば出来るんだな」と気づくことが出来たのも、子育ての喜びかもしれません。

 

そもそも場合によっては自分とソックリな存在がもう一人いるわけですから、ナルシストにとっては鏡を眺めているようなハピネスハッピーな状態なわけです。

というわけで、僕はナルシストこそ結婚子育てで得るものが大きいのではないかと思います。

 

「自分のことが好き」なのか

「自分が可愛い」のか

「自分の時間を自由に楽しんでいることが好き」なのか

 

結婚・子育てというモノサシを使うと、意外とこういったことが測れるのかもしれませんね。

にしけい

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書いている

西田 圭一郎 (にしけい)

1987年富山市生まれ。化学系工学修士。商社の開発営業職を辞めて、占いとWeb開発などを生業にしています。趣味は読書と旅とポケモン。文章を書くことが好きです。三児の父。詳しくはこちらから。

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