うまくいっているときの振る舞いにその人の底のようなものが見える気がします
— にしけい (西田 圭一郎) (@nishikei_) February 7, 2022
うまくいっていると、大なり小なり人は「調子に乗る」という状態に陥ります。
これが自分だとなかなか気づけないのですが…
ひとつの目安としては「今のうまくいく状態がずっと続くと思っている状態」が調子に乗っているときかなーと思います。
たくさん人やお金が集まってきたり、チヤホヤされたり、評価されたり、何をやってもうまくいくような感覚になる。
「自分はかなりいい線にいっている」「他の人より上だ」「なんか文句言ってるけどそれって嫉妬だろ?」というような気持ちになり、自分の地位や名誉は永遠に約束されているような気持ちになります。
しかし、その状態は長く続きません。
ピークは一時的で短いからこそピークなのです。
成功は失敗の中に隠されていますし、失敗は成功の中に隠されています。
本当は「うまくいっている」と思っているときのほうが危険なのです。だいたい致命的なトラブルや事故はこういうときに起きてきます。
このお仕事をしているといろんな方にお会いします。
「占いはうまくいっていないとき使うもの」と思われているかもしれませんが、「うまくいっているときほど使うもの」だと僕は考えています。
やっぱり長く特定の業界や業種で生き残り「続けている人」ほど、うまくいっているときにご相談にこられます。さすがだなと感心します。「だから今までここまで続けてこられたんだろうな」と思います。
病気になったら病院に行きます。体調が悪くなったら検査してもらいます。でも、健康だと思い込んでいるときほど何かあるかもしれません。
「今の調子が良い状態が、一時的で一瞬のものであり、うまくいかなくなると人もお金も一瞬で離れていく」という認識があるかどうかが「続くかどうか」を分けるようです。
そして「続く」ことができれば、またチャンスが転がり込んできますし、なんとでもなります。
うまくいっているときの振る舞いにその人の底のようなものが見える気がします。
占いなんかしなくても、その振る舞いでこの先どうなりそうかわかると思いませんか?
にしけい