歩いて引越しのとき1日20km歩いたりしていたのに引越しを完了しても1kgも痩せていませんでした。
さらにその後、仙台で伊達政宗の「青葉丸本丸会館」まで駅から歩いて往復(15kmぐらい)して、ホテルでサウナに入ったにもかかわらずこれまた1kgも痩せていませんでした。
「これは何か根本的な問題で、運動しても意味がないぐらい代謝が落ちているのではないか?」と考え、過去にお客様で細胞を活性化することを専門にダイエット法を提案するお医者さんがいたことを思い出し、思い切って連絡を取りました。
そのお医者さんのアドバイスのもとあれやこれやと続けた結果、2ヶ月で12kg痩せ、体脂肪率も今は11%、タニタの体組成計では体内年齢は33歳から21歳まで下がりました。食べても太りにくい体になり、仕事も捗っています。
そして、さらに肉体を改造するために今日「トータルワークアウト」というジムの体験に行ってきました。できてまだ20年ぐらいのジムらしいのですが、徹底的に身体について考えられて作られたメソッドらしく「ものは試し」と思い行ってきました。
僕は過去にゴールドジムに通っていたのですが、その際は誰とも話をせずただ黙々と1人でランニングをしたり、我流でトレーニングを続けていました。その結果、たびたびケガや故障をしていました。
今まで「自分は自分でメニューを考えてできるんだ!」と我流でやっていたのですが、今回初めて「パーソナルトレーナー」さんについてもらってトレーニングさせて頂きました。
結論を言うと「なんでもっと早くパーソナルトレーナーをつけなかったんだ…」という感じです。我流でやっていた自分が恥ずかしくなりました。
手放した方が早くうまくいく
何でもそうなのですが、いろんな道の「エキスパート」がいます。「プロ」がいます。
当たり前の話なのですが、ジムトレーナーの彼らは僕以上に多くの人たちのトレーニングを見て、指導して、経験値を積んでいるわけです。
それに比べて自分は我流で大した知識もなくやってきました。その結果、大した効果もなく、ケガや故障が続き、整体に通う…という事態になったりしました。
仕事ができない人ほど意固地になって、タスクをキープしようとする傾向があるのは会社員時代にも感じたこと。仕事やタスクをサッと手放したり、誰かに任せられるほうが結果的にたくさんの仕事をこなせるんだけどなあ。わからないことや苦手なことを「抱え込む」のは全体として損なんだよなあ。
— にしけい/Nishikei (@nishikei_) September 14, 2020
↑このツイートは人ごとのように書いていますが、自分のことを書いたつもりです。
結局「自分は上手に筋トレできる!」と思い上がり、抱え込んでいたのです。
ダイエットのプロであるお医者さんに相談したらスルスルと痩せた経験から、「筋トレ」も専門家に任せて相談してみようと思い立ったわけなのですが、やっぱり自分のしょうもないこだわりを手放して正解でした。
そして、手放してみて
「大して持っていない人ほど、それを守ろうと抱え込もうとするし、抱え込もうとしているうちは有益な情報が入ってこないんだなぁ」と改めて気付きました。
自分には素質がある、才能がある、知識がある、センスがある、他の人よりもできる…
こういった思い込みをしているうちは、おそらくそれについて大してよく知らない状態なのだと思います。
なぜなら、やればやるほど、知れば知るほど「自分はまだまだだった」ということがわかるからです。
やっていないからギャースカ言えるし、やっているからこそ何も言えなくなる。そういうことなのだと思います。
「知らないこと」は知らない、「できないこと」はできないと素直に宣言したとしても、それであなたを責める人はいません。そんなあなたを許せないのはあなただけです。
知らないこと、できないことがあって当然です。だからこそ「自分ができること」を大事に育てていく。それが最大の貢献と自己表現につながるのではないでしょうか。
やってみて「自分にはできない」とか「自分には向いていない」ことがわかったら、すぐに素直に「できません」と認めることができれば、協調が生まれ、もっと早く目的にたどり着けるのだと思います。
今日は心身ともに勉強になりました…。筋肉痛でバッキバキですが、素直に謙虚にトレーナーさんの話を聞いて続けていこうと思います。
にしけい