全12回「十二位相概括活用講義」を開講します。

本講座は現在動画でのみご受講いただけます。

この度「十二位相概括活用講義」を開講します。

これまで毎年1〜2回のペースで「九星」や「八卦」による象意の解説講座を開講していました。

しかし、昨年の陰陽五行完全言語化ガイドブック執筆をきっかけに「8より12分割のほうが説明&納得しやすいよな」となり、次は12フェーズで説明する講座をやりたいなと考えていました。

例えば、艮を艮として理解しても良いのですが、寅・卯・辰…といった連続性から説明したほうが空間的抽象化概念を説明&理解しやすいんですね。

 

長く学び続けるために

 

長期的に考えると分類することや分割数を増やすことにメリットはあまりないと考えていまして…

1.独立する要素や用語が出現する度に記憶すべきことが増える
2.具象寄りになると対立や学習障害が起きやすい

年齢を重ねるごとに、記憶力と視力が落ちてきます。なかなか思い出せなくなるんですね。そうなってきたときに1の独立する要素や用語が増えるというのは結構キツいはずなんです。

また、気力や体力もいつまでもギンギンで元気バリバリ!というわけにはいきません。具象寄りの独立した分類要素に執着すると、ちょっとした違いが生じる度に対立が起きたり、新たな用語が出現した際に抵抗感が生じて学習効率がガクッと落ちます。

なので、若いうちは気力と記憶力に頼ってガンガン暗記したり、学習しても良いのですが、長期的に何かを学び続けようとすると、高抽象度概念を理解したほうが水平展開できるので、学ぶ楽しみが増えます。

線引きをして範囲を限定すると、特定のベクトルに考えや思想が固着していきます。垂直思考も良いのですが、水平展開したほうが「分かること」「気づくこと」が増えるので、能動的な学習につながります。

 

循環は12で説明できるものが多い

 

天体・生物・社会学・物理・音階などの幅広い分野における周期概念や、2~10分割概念のほとんどが12分割で説明がつきます。非常に12は汎用性が高い数字です。それでいて、十二支・十二宮・十二消長・十二天将・主星福星・十二大従星・八卦・九星・用神・六親…といった占いにおける分割概念も抽象度を高めていくと異語同義であるものが多いです。

「あれ?これってあれと同じこと言ってる」
「この要素はあれとこれの間ぐらいのことを言っているのか」
「社会学で言ってるこの現象って、占いのこれと同じだよな」

といった具合に、どのような分野から入っても水平展開できるので、他の分野も理解しやすくなります。

なぜ「12」にするかというと、分野や業界の垣根を越える上で非常に都合が良い数字だからです。上述していますが、分割数を闇雲に増やすことにあまりメリットはありません。しかし、8や9よりも12のほうが分野という国境を越える上では優秀なパスポートなんです。単純に入国できる国が増える。それで今回は「12」分割でいろいろと説明していきます。

 

違いの主張は類似性を認めていることに

 

どうしても「占いだけ」とか「紫微斗数だけ」という風に分野を限定すると、最初のうちは良いのですが、長期戦になるとジリ貧になっていきます。

限定するということはジャンケンで「グーしか出さない」というような状態です。縛りやこだわりが生まれると、特定の範囲でしか活用できなくなります。相手がチョキを出してくれればいいのですが、他の手を出されると通用しなくなります。

このようなお話をすると「何でもかんでもまとめるな」「私が学んでいるものは他の分野とは違う!」「この言葉とこの言葉は同じではない!」といったご意見が出てくるかもしれません。僕も通ってきた道なのでお気持ちはよく分かります。

しかし、「違い」を主張すればするほど類似性を認めていることになります。僕とあなたが違うというのは自明なことですからわざわざ「違う」と主張する必要はありません。自分と似た人が現れると自分が埋もれてしまわないように「違い」を主張します。

何度も申し上げますが、他者や他分野との違いや特異性を主張すればするほど、埋もれているのです。小麦や水のように本当に特異的で普遍的な性質をもっているものはわざわざ主張しなくても、揺るぎなく存在しています。

 

位相って?

 

今回「位相」という言葉を用いています。ストレートに「Phase(段階)」という風に解釈して頂いてもOKです。しかし、この「位相」という言葉は調べてみると、分野によって異なる意味で用いられています。非常に面白いです。

物理学・言語学・数学・幾何学などでそれぞれ意味が異なっているのですが、どれも本講座の趣旨に何となく沿っているような気がします。

▼詳しくは動画でお話しています…

 

 

 

本講座の趣旨

 

ということで、本講座の趣旨は下記の通りです。

 

・特定の周期における段階(タイミング)を空間的性質に基づいて説明していきます。

・異語同義も例示していきます。

・切断や切り離しを行わず共通点など挙げて新たな視点を掴んで頂きます。(具象による排他的行為の回避)

 

簡単に言うと本講義は「ターミナル駅」のようなもので、進路や展開の方向性が多様になっていくと思います。平たく言うと、あなたの可能性を増やすことが本講義の狙いかもしれません。

「特定の何かに作用する!」という限定するものではなく、温泉や酵素のようにジワッと広く効いてくる…という感じです。

冒頭にも申し上げましたように、毎年行っていた「九星や八卦に基づいた象意を解説する講座」は開講せず、今後はこの講座になっていくと思います。

講座の回数も増えますが、僕の中で「今最高だと思うこと」をやっていきたいので、引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

下記、講座の詳細です。

 

十二位相概括活用講義

 

日程

 

全12回。基本的に月1回、木曜20:00-23:00の講座になります。

■第1回目 2023年3月16日(木)20:00-23:00
■第2回目 2023年4月13日(木)20:00-23:00
■第3回目 2023年5月18日(木)20:00-23:00
■第4回目 2023年6月15日(木)20:00-23:00
■第5回目 2023年7月13日(木)20:00-23:00
■第6回目 2023年8月10日(木)20:00-23:00
■第7回目 2023年9月14日(木)20:00-23:00
■第8回目 2023年10月12日(木)20:00-23:00
■第9回目 2023年11月9日(木)20:00-23:00
■第10回目 2023年12月7日(木)20:00-23:00
■第11回目 2024年1月11日(木)20:00-23:00
■第12回目 2024年2月8日(木)20:00-23:00

 

受講形態

 

本講座は現在動画でのみご受講いただけます。

 

受講料

 

132,000円(税込)

一括事前決済のみとさせて頂きます。一部および全額返金はできませんのでご了承ください。領収書等適宜発行致します。

 

その他

 

本講義のテキストを最終的に1冊の本(A5判)にまとめております。動画受講の方にも1冊配布(国内発送のみ)しております。数に限りがあるため先着順とさせていただきます。

 

お申し込み

 

下記のページからお申し込みへとお進みください。

 

 

 

活用する楽しみ、学ぶ楽しみ…どんな形であれ何かしら本講座がお役に立てれば幸いです。

 

にしけい

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書いている

西田 圭一郎 (にしけい)

1987年富山市生まれ。化学系工学修士。商社の開発営業職を辞めて、占いとWeb開発などを生業にしています。趣味は読書と旅とポケモン。文章を書くことが好きです。三児の父。詳しくはこちらから。

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月に1〜2回ゆるっと配信しています。お知らせや占いに関するトピックを書いています。

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