【歩いて引越し3日目】東岡崎〜豊川市街地

引越し検証3日目は東岡崎駅を出発して東南へと向かいました。

これまでとは違って、この日はちょっと緊張感がありました。

なぜなら岡崎の市街地から少し東にいくと途端に何もなくなり、ちょっとした山道になるからです。

東岡崎駅から20kmぐらい歩いてもまだ「東岡崎」という看板が出ていたりしたので、「どんだけ東に長いんや!東岡崎駅ってめっちゃ西にあるやん!」と一人ツッコミを入れながら歩いていました。岡崎市の人たちは「東岡崎駅めっちゃ西にある問題」をどういう風に認識しているのか気になりました。

初日は歩きやすい道だったのと、勢いがあったので25kmぐらいは何やかんや歩けたのですが

3日目にして足・脚に疲労感がたまった状態で25km超の道を歩けるのか、途中で歩けなくなって山道で野宿になったらどうしよう…と不安に駆られました。

生徒さんから「ところどころラブホがありますよ」という情報を頂いていたのですが、生徒さんから教えてもらったラブホは思ったよりも西側にあって、「もうちょい距離を稼ぎたい」という欲からこのラブホをスルーして1日で山越えすることを決意しました。

 

途中ちょっとずつ旧東海道ポイントが出てきて、記念にパシャリ。

 

旧東海道は道幅が狭いところが多く、今は国道1号がメインの道路になっている感じです。

 

旗がひっかかるので、こういうトンネル系はかがまないと進めないのでやっかいです。トンネルや歩道橋は膝にダメージがくるので、本当にやめてほしいです。

 

途中で道の駅「藤川宿(ふじかわしゅく)」があったので、休憩がてら立ち寄ります。

 

 

 

藤川宿で働くおばさんと立ち話。

ヒッチハイクや自転車で東京まで目指す人はけっこう見てきたけど、歩いて移動する人は初めて見たそうです。おばさんの初めてをゲットしたぜ!やった!

湿布を貼り直し、再スタート!

実はここまでくる前にスギ薬局で湿布とエアーサロンパスを購入。あまりの効果と嬉しさに思わず感想だけを伝える動画を撮影したぐらいです。

そんなこんなで、藤川宿を出発したところ、このあたりの高校に通う男子高校生たちに話しかけられました。

「何してるんすか!」

「歩いて名古屋から東京まで行こうとしてます」

「え…!ちょっとまってください…」

「ん?」

「ぶっちゃけウソっすよね!?」

「いや、あの、おととい金山を出発して歩いてきてます」

「ええええええええ!!(爆笑」

「なんでウソつかなきゃいけないのよ(笑」

その後、男子高校生はすぐさま「お兄さんインスタやってますか!?」と聞いてきて、ささっと僕のスマホを取り上げて自分の名前を検索して自分のアカウントをフォローさせられました。

「お兄さん、何歳ですか!?」と聞かれ「32歳です」と答えると、後退り…「がんばりますね…」とリアルなリアクション。

そりゃあ17、18歳の男の子から見たら32歳っておっさんかもしれないけど、中身は君たちとさほど変わらないからね。そりゃインスタもティックトックも熱心にやってないけど、ポケモンやったりTwitterやったり米津玄師聞いたりしてるし、LINEスタンプも作ったり、ギャグ作ったり、自分のPV作ったりもしてますからね。下手すると君たちよりまだまだ中身は高校生ですからね。

ということで、久しぶりに現役の男子高校生と触れ合って、なんかこう三碧っぽいエネルギーをもらいつつ、歩を進めました。

道中本当に何もなさすぎて、カマキリの卵の写真をピンボケで撮影したり

 

住宅の家相チェックに加え、なぜか「ゾンビが入りやすい家かどうか」をチェックして歩いたりしました。

何もないのと歩きすぎで頭がおかしくなっていたんですね。

途中から「信号待ちは体が冷えるし、テンポ悪くて歩きにくいなぁ」ということで高速道路の上の山寄りを歩くルートに変更しました。ルート選びはその都度、易を立てて決めてます。

 

高速横は車がちょこちょこ通り、アップダウンがあったもののかなり距離を稼げたので作戦成功でした。

そういえば、途中で本宿駅にも立ち寄りました。

 

なんとか豊川市に突入!

 

江戸の人たちは1日に40kmぐらい歩いたらしいですから、すごいっすね…

豊川市街に入るとあたりは真っ暗に…!何とか山を越えられてよかった…!

 

ホテルに到着したときは、なんかもう感動のフィナーレみたいな感じになりました。俺たちの旅のゴールは実は豊川だったんだ…!

 

へとへとだったので、本当にいろいろなものに感謝しました。

シップやサロンパスを作ってくれた久光製薬や、ホテルのベッドやシーツを作った人、ユニットバスの手すりにも「ありがてぇえええ、手すりだぁあああ…!!」と藤原竜也ばりに声をあげて感謝しました。本当に死にかけました。

とりあえずすぐに寝て、足の豆の水抜きとシップの貼り替えです。完全に挙動がおじいさんでした。

 

■3日目リザルト

・東岡崎駅〜豊川市街地 25.5km 4万歩
・相変わらず身体中がバッキバキ
・シップとサロンパスと手すりのありがたみ
・高校生はインスタを交換したがる
・Twitterで「2万円あげるので新幹線使いませんか?」という打診メッセージを頂き葛藤が渦巻く
・きついけど「生」を感じられる日々

スポンサーではなく「カンパしたいのですが」というありがたいお声をいただいたので、カンパのページを作成しました。

https://nishikei.jp/shop/kanpa

主に、シップ代、エアーサロンパス代、水代、キャンディ代、などに使わせていただきます。

 

つづく!!

【歩いて引越し4日目】豊川市街地〜豊橋市街地

にしけい (西田圭一郎)

1987年富山生。工学修士。商社の開発営業職を辞めて、占いや相術を生業にしています。三児の父。本と旅とポケモンと文章を書くことが好きです。学生気分が抜けません。詳細はこちらから

にしけい (西田圭一郎)

1987年富山生。工学修士。商社の開発営業職を辞めて、占いや相術を生業にしています。三児の父。本と旅とポケモンと文章を書くことが好きです。学生気分が抜けません。詳細はこちらから

小学生でもすぐに読める風水・地相・家相の本を書きました。読まれた方の頭の片隅に「風水・地相・家相ってこういうことをやっているのか」というイメージが少しでも残れば幸いです。

手相の入門書としてたくさんの方々に読んでいただいる1冊です。

日本で初めて花札を占いのツールとして体系的にまとめた入門本です。気持ちや感情の変化を読み取ることに長けた占いです。

方位作用?吉方位?凶方位?距離…気学の気になることを身をもって実験・検証した記録を綴った1冊です。失敗や家族を巻き込みながらも得られた「気学の本当のところ」をまとめています。

「手相占い」というものをバラバラに分解してこうなっているのかと観察する1冊なので、正直手相占いに夢や幻想を抱いている人は読まない方がいいです。でも、それが夢や幻想だと気付きつつある人には「薄々気付いていた曖昧なこと」を完全にぶっ壊してスッキリさせる1冊です。

気学(方位・家相・地相・墓相)はもちろんのこと、易、花札占い、手相、人相、顕現相術など幅広い占いでご活用頂けます。

占い・暮らしに役立ちそうなお話・講座のお知らせなど月に1〜2回配信中です。

ブログや無料メルマガでは書けない記事やよりクローズな話を月2回配信するメルマガです。

お買い物カゴ
上部へスクロール