この度、新たに「原始相術-真形長形理論-」をkindleにて出版しました。
帯に書かている「あなたは精子か、卵子か。」という文言がすでに実はこの本のすべてを物語っています。
「原始」というタイトルは「原始時代」の「原始」のように「より源流で」「より荒っぽい」けれど、根源的な概念になりうるのではないかという願いを込めて用いました。
どんな内容かというと、僕が手相・人相・家相・墓相といった相術の研究を進める上で、どの相術にも共通する「あるルール」があることに気が付いたのです。
そして、このルールをもちいて人間以外の物質や非有機体を観察しても、やはり「相」と「意思」が密接に結びついている事に気がつきました。
ネタバレをしてしまうと、その人物を観察して「精子」の要素が強いか「卵子」の要素が強いかで、手相を見なくてもだいたいの人となりがわかってきてしまいます。
この「真形長形理論」は「音」や「色」や「季節」などにも応用することができて、他の占術やデザイン・ファッション・医療・音楽・アート・社会現象学・地層学などとも連動してきます。
原始的でシンプルな理論だからこそ、応用の幅が広く、本を書いていて寄り道ばかりすることもしばしば。
ブログやメルマガで応用方法などを随時報告していくと同時に、読者のみなさんから「こんなところにも真形長形理論使えたよ!」というお知らせをいただけたらなと思います。
頭の中のスキマ作りと説明の省略化について
本を書くのは正直毎回「探り探り」です。コンセプトが決まっていれば楽なのですが、どうしても欲が出たり、迷ってしまうことも多々あります。
しかし、こうしてアウトプットできる場があるというのは非常にありがたいです。
「自分が大事にしている考え」を手放すことで、少しだけ自由になれるのです。
アウトプットして形にすることで、自分の脳内を軽くできる。出した分、スキマができるから、また新しいことを考えることができる。
自分の技術やスキルは出し惜しみせず、ケチらず全部出していく。秘密にしてるとそこで成長が止まってしまう。— にしけい/Nishikei (@nishikei_) 2018年12月25日
あとはアウトプットすることで、自分や自分の考えを「わかってもらえる確率」がグンと上がります。
例えば、授業などで「なぜそのように判断したんですか?」というご質問をよくいただきますが、判断の根幹となる情報を共有しておくことで、一歩進んだ議論ができます。
また「自分の根幹」を外に発信しておくことで、ミスマッチが圧倒的に減りますし、やりとりが非常にスムーズになります。「いきなりディープな話」ができるのもありがたいです。
話がそれてしまいましたが
真形長形理論、相術を極めたい人にとってはお役に立てる概念だと思うので、ご一読いただければと思います。
にしけい