物語や物事の基本サイクル

物語や物事の基本構造は、選択肢の増加→選択肢の減少→転換点→選択肢の増加…というサイクル構造になっています。それで、ほとんどの生物が求めているのは「選択肢の減少→転換点→選択肢の増加」で、人間も選択肢の減少を解消してくれる転換点を求めています。

例えば、お腹が空くと栄養やエネルギーがなくなり活動できなくなります。選択肢が減少していきます。その転換点に「食事」があります。外部から栄養やエネルギーを取り込むことで、活動ができるようになり選択肢が増加します。

その「転換点」によってどのような選択肢や可能性が増えるのか。日々より選択肢を増やすための選択をしながら生活をしているわけですが、転換点によって選択肢が減少することもあります。なので、正確に表現するとしたら、選択肢増→転換点→選択肢減→転換点という4つのステップで成立していることになります。

意図的に選択肢を減らしたあとに転換点を提案するパターンもあります。誘拐したあとに身代金を請求したり、あなたはこのままだとダメorダメになっている提示したあとにそれを解消するための何かを売るのもこれです。いきすぎると犯罪になるパターンが多いですが、選択肢を減らされたい人からは需要があるので取引が成立して、依存関係になることもよくあります。

どうせなら選択肢を増やす方向になる「転換点」を提案したいものですが、選択肢を増やしたくないという需要もあるので、あながち選択肢を減らすほうの転換点も必要とされているわけです。

おもしろいですね。

にしけい

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書いている

西田 圭一郎 (にしけい)

1987年富山市生まれ。化学系工学修士。商社の開発営業職を辞めて、占いとWeb開発などを生業にしています。趣味は読書と旅とポケモン。文章を書くことが好きです。三児の父。詳しくはこちらから。

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