「おそれ」の構造

「おそれ」とは、何もないところに一次元的直線が発生することを指します。刺激、インスピレーション、鼓舞、創造、思いつく、閃くといった状態と「おそれ」は基本的に同じ構造をしています。

「凶」がなぜ悪い意味で捉えられているかというと、空っぽだと一次元的直進性(未分化情報)が発生・流入する可能性があるからです。

空っぽな状態は稚拙で不明瞭な一次元情報の流入を招くため、悪いと考えたわけです。しかし、それは「満たされた状態は良いこと」と考える人たち特有の発想です。「凶」という状態はただの「空っぽ」な状態を指す言葉であり、良し悪しはありません。

「おそれ」は、ただ何もない空っぽな状態に分化されていない情報が流入することで発生します。「おそれ」を避けたい人は空っぽな状態を避けて、何かで満たそうとします。

 

empty sky make us fear or inspiration.

 

恐竜は分かりそうで分からないから竜なんですね。

よく分かったら竜じゃなくなるんですね。

 

にしけい

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書いている

西田 圭一郎 (にしけい)

1987年富山市生まれ。化学系工学修士。商社の開発営業職を辞めて、占いとWeb開発などを生業にしています。趣味は読書と旅とポケモン。文章を書くことが好きです。三児の父。詳しくはこちらから。

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