【無理しない】会社員をしながら少しずつゆるく起業して独立する方法。

会社を辞める理由をちょっとファンタジーチックに書いてみたのですが

もうすぐ三児の父になりますが、5年務めた会社員を辞める理由。

「現実的な辞める理由」としては「ちょっと休みが欲しいから」だったりします。

 

やりたいこと、もうやってる

「会社員やめました」って話をすると「え?働いていたの?」「占い師じゃないの?」と驚かれるぐらい、すでに副業だったはずのものが本業になっていました。

「やりたいことをやるために会社をやめます」と会社に告げたのですが、実際はもうとっくの昔からやりたいことをやっていましたし、会社のほとんどの人たちがその事実を認知していました。

平日月〜金会社員をして、平日夜と土日は占いや教室。文字通り無休でした。

すでに平日と土日の区別がつかなくなってきていました。よく「GWは3連休しかない」とか「明日から10連勤だ〜」とかぼやいている人がいますが、もうそういう感覚はいつのまにか置き去りになっていました。

でも最初からこんな感じだったかというと、そうでもありません。

本当に占いは趣味で始めました。

しかし、インドでチップを稼いだり、日本でも500円鑑定したり…とやっているうちに、気づいたら家族を養えるぐらいまでの「お仕事」に変わっていました。

僕は飽き性です。でも、好きな占いについてはいくらでも考えていられます。

反対に、やりたくないことや嫌いなことを続けると分かりやすく体調を崩します。

ということは、長くお金を得るには「嫌いな時間」を減らした方が効率がよく、僕(と家族)が生き残るには、無理なく働き続けられる環境を作ることが必要だと考えました。

僕はとても弱い人間です。「好きなことを仕事にする」ことは、弱い人間が必死に考えて捻り出したひとつの生存戦略でした。

 

まずはお小遣いゼロ作戦から

で、まず僕がとった行動は「お小遣いさようなら作戦」でした。

家計から出ていたお小遣いと別れを告げました。

会社で働いて稼いだお金の中で「自分で自由に使えるお金」をゼロにしました。

友達と遊びに行くのも、大好きな旅行も、新しい服も、髪を切るのも、携帯代も、全て自分でお金を創り出すしかない。

この「ゆる起業」は3つのメリットがありました。

1.考えて行動するようになった。
2.失敗しても死なないから気分的に余裕がありアイディアがいっぱい浮かんだ。
3.家計の貯金が貯まった。

 

なので、何か起業したいと思っている人は「起業するぞ!やるぞ!」と起業セミナーに行くのではなく

まず毎月のお小遣いをゼロにしてみてください。

そしてとりあえず月1万円稼ぐことから始めてみてください。

起業セミナーがいかに無駄かすぐにわかるはずです。会社の縛りとか税金とか細かいことはあとで考えてください。

この方法だと本当にナチュラルに起業できちゃいますし、知らず知らずのうちに貯金が増えます。

始めてすぐのころは髪を切れなかったり少し大変でしたが、ちょっとずつできるようになると、楽しくなってきました。

(ちなみに貯金したお金の50%が占いの書籍や習い事に消えています)

 

DTMC作戦

次に僕がとった行動は「DTMC作戦」でした。

これは

Don’t Toutch the Money from the Company.
(会社からのお金には触れるな!)

という英文の頭文字をとったもので、鉄パイプを使った自分の必殺技を考えて紙にリストアップしていた中学1年の頃と何ひとつ変わっていない自分に落胆したのは当然のことですが

これは会社の給料を全て貯金して生活費をすべて自分で稼いだものでやってみる…

という「お小遣いさようなら作戦」の第二形態にあたります。

この作戦を始めた当初「これお金すごいたまるじゃん」と思っていたのですが

やってみて思ったのが貯まったのはお金だけはなく、自信でした。

 

(ちなみに貯金したお金の90%が占いの書籍や習い事に消えています)

で、こんなことをしていると「意外といけるじゃん」ということがわかってきて、冒頭陳述のような「休みが欲しいから会社やめる」といったナチュラル独立へとつながるわけです。

多分ですけど、起業とか独立って「自信」があればできると思います。

この自信を一気に自分を追い込んで乗り越えた経験から身につけるのもありですし、僕のようにチョロチョロゆるゆる積み上げていく方法もありです。

どちらにせよ「なんとかなるでしょ」という自信があれば、変な話お金がなくても何とかなります。

なので、いかに「なんとかした経験」をするかが大事だと思います。

頑張らなくていいので、まず財布の中身を2000円ぐらいにしてクレカとキャッシュカードを封印してみてください。

あ、ネットワークビジネスとかには気をつけてくださいね。

にしけい

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書いている

西田 圭一郎 (にしけい)

1987年富山市生まれ。化学系工学修士。商社の開発営業職を辞めて、占いとWeb開発などを生業にしています。趣味は読書と旅とポケモン。文章を書くことが好きです。三児の父。詳しくはこちらから。

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