楽しかった旅もついに帰路につくときが来ました…。
カサブランカ・ボヤージャーからムハンマド5世空港(aeroport)は、1時間に1本。
今回は二等席43DHで乗ります。
二等席の中はこんな感じでした。
僕の大好きなコンセントがあります。所要時間は40分ぐらい。
ムハンマド空港は意外にも検査が厳しい上に検査官が1人しかいないため電車到着から空港に入るだけでも30分以上かかりました。
空港内部は国際空港なのにこじんまりとしていて、ターミナルとチェックインの場所がちょっと分かりにくいです。
「ネズミ1匹すら通さない」といった気概で細かく荷物などをチェックされたにも関わらず、空港内を猫ちゃんが闊歩していてちょっと和みました。
荷物をもたなければどこでも入れてしまうということです。僕も猫ちゃんを見習ってもっと荷物を減らそうと固く決心しました。
今この記事は、フランクフルトで書いていますが…。この空港で注意しておかなければならないのはチェックインを済ませ、入国審査を通ってしまうともうディルハムは使えません。 免税店では自国通貨が使えずユーロしか使えないのです。
ディルハムをユーロに変えようとフランクフルト空港で試みましたが、僕が持っていた紙幣は全て「旧型」だったらしく両替拒否されました。
僕は300ディルハムぐらい余らせてしまい、ちょっともったいないことをしました。 もうこの紙は紙切れも同然です。
また、トイレがすごく汚いです。
トイレットペーパーはありませんし、荷物かけのフックが破損したままですし
実は、前日に「毒は最高の薬だ」と言って生ガキを始め現地のものをたくさん食べなのですが、物の見事に腹をくだしました。めまいがして一瞬三途の川が見えました。
そのため、トイレを頻繁に利用していたのですが、タバコの灰は落ちているわ、よく分からない液体が垂れているわ…どうやってトイレを使用したらこうなるのかという状況のまま放置されています。
なので、カサブランカから入るならまだしも、僕と同じようにムハンマド空港で夜を過ごす人は市街地でいろいろ物資を調達し、時間に余裕を見て入った方が良さそうです。そしてディルハムは国外へ出ればゴミクズに等しくなる可能性が高いので、なるべく使い切った方が良さそうです。
最後の最後に、生ガキの食あたりのため、気合を入れて入らなければならないトイレに何度も入るという毒をいただきました。
これを乗り越えたらまたひとつ強くなれると信じて…。
にしけい