自分に原因があると認識したほうが希望や可能性が生まれる

生まれもった体質などはさておき。

慢性的、長期的に体調不良や精神不良が続く場合、その状況は自分で引き寄せているようにしか見えません。

事故や事件も含めて未然にそのような場に近づかなければ防げたものもあるはずですし、自分で引き寄せるというよりも、自分から近寄っているのではないかと思うこともよくあります。

それで、こういう話をすると、「じゃあ全部自分が悪いのか」「私に原因があるのか」「その考えは乱暴だ」と抵抗する人もいるのですが、原因が自分にあるって思えるって本当はめちゃくちゃ「希望」や「可能性」が生まれません?

だって、原因が自分にあって、それが起きているのであれば、そのキツい状況は「自分で」変えられるということなんですよ。誰かや何かといった「他者」のせいにしている限り「状況が変わる可能性」は発生しにくいです。誰かがあなたのために変えてくれるのでしょうか。アテはありますか。それはいつですか。ずっと待っているつもりですか?

それよりも今すぐ自分で自分を変える方が、未来が変わる可能性が圧倒的に高いし早いです。

「あなたがその状況を自分で作り出した」という言葉は、ただ単に「責任はあなたにあります」と圧力をかけているわけではないんですよ。「あなたには自分で未来を変えられる力がある」ということなんですよ。

それでも他者のせいにするということであれば、それはもう「自分で自分の人生を変える気がありません」つまり「今の生活や人生に満足しています」ということなので、それはそれで幸せなことなんですよ。だって、変えたくないんでしょ?本当に嫌だったら変えません?僕は病気で寝込んで誰かのお世話になっている状況は嫌です。だから医者に行きますし、行動や考え方を変えます。だってそのままだったら嫌ですもん。

本当は自分で変えられるんですよ。下手すると自分の未来は自分でしか変えられないかもしれません。そうなってきたときに、「同じ思考」「同じ感情」「同じ行動」「同じ反応」をしていたら、状況は変わりません。

「また、あの人が嫌なことを言ってくる…つらい…」という状況は、同じ思考、感情、行動、反応ですよね。これでは何ひとつ変わりません。自分を変えることは大変かもしれませんが、実は状況や場を変える上では一番の近道だと思います。

あなたがその状況や場を作り出しているというのであれば、もうあなたはフィールドクリエイターなわけです。創造主なわけです。あなたにも状況を作り変える力があります。それでも「誰か」のせいにしますか?でもそれってまったく建設的じゃないんですよ。何も生まれないんですよ。

本当はあなたはクリエイターなのにもかかわらず、「誰かに自分を作ってもらう」というのはもったいない話です。能力があるのに、それを使わないことと同じなんです。フライパンとガスコンロをもっているのに、硬い生肉にかじりついているのと同じなんです。より状況が良くなる可能性をあなた自身がもっているんですよ。

なので、「あなたは自分でその状況を作り出している」という言葉の、その先の意味を理解して、より建設的な思考や行動をしていきましょう。自分で自分の責任を取るということは、自分でそれを変える裁量権があるということです。そう言われると、自分で責任を取りたくなってきたでしょ?もっと自分を変えていいんですよ。

もしかすると、生まれ持った体質や性質も変えられるのかもしれません。

にしけい

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書いている

西田 圭一郎 (にしけい)

1987年富山市生まれ。化学系工学修士。商社の開発営業職を辞めて、占いとWeb開発などを生業にしています。趣味は読書と旅とポケモン。文章を書くことが好きです。三児の父。詳しくはこちらから。

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