辛い機内食生活にも終焉の鐘が鳴り、無事ドイツからスペインマドリッドに到着しました。
マドリッドなのかマドリードなのかどちらでもいいみたいですが、日本語だと小さなツと伸ばし棒が入れ替わると雰囲気が変わるものもたくさんあるので、ちょっと気になりますが…。
例えば「ミッキー」なんかは「ミーキッ」になりますから、美樹と待ち合わせしてた友だちの「お待たせ〜っ」という言葉が続きそうです。
そんなことは本当にどうでもよくて、マドリッドに着いて入国手続きを済ませずに空港の外に出れてしまっていることが気になってなりません。
通常、飛行機が着いて空港に入った時点で「入国審査カウンター」なるものが「お待たせ〜っ」と言わんばかりに並んでいて、プロフィールや麻薬は持ち込んでいないかといった社会人として基本的な質問に答えた紙を提出するんですが
ドイツから入った人たちはみんなそんなもの始めから無かったかのように散り散りに出口へ向かうのです。
僕もその流れに沿って出たんですが、出てから「そういえばめんどくさい紙を書いてないな」と気付いたのです。
同じEUだからいいのかな。そんなルールあったっけな。
とりあえず、知らないフリをして外に出てバスを探します。
※シェンゲン協定…ヨーロッパの国内間であれば、入国審査と荷物検査なしで入国できるというルールがあります。(帰国後追記)
タクシーがたくさん列をなしていますが、市内のアトゥーチャ駅までは30ユーロぐらい取られちゃうみたいなので、ここはバスで。 40分ぐらいかかりました。
優しそうなおじさんに「このバス?」と質問して「違うよ」と返事をもらう。
このやりとりを5,6回したら「これだよ」という答えが返ってきて間違いなさそうなので乗り込みました。
ドラクエで言えば同じ村人に何度も話しかけるようなものですが、ときどき何度も話しかけないと進まないイベントありますよね。
飛行機が着いたのは19:30ぐらいでほぼ満席で、立ち乗りの人もいるぐらい。
バスは5ユーロで、乗るときに現金で払いました。ちゃんとお釣りもくれました。
ちなみにマドリッドの空港の1階にはトイレが見当たらないので、到着してすぐにお手洗いに行きたい人は2階の搭乗口へ向かうようにしていくとトイレが見つかります。
今夜はアトゥーチャ駅近くのオステル レジデンシア フェルナンデに泊まります。
にしけい