アブダビのトランジットと石油王なぞなぞ(エジプト旅行記2)

夜の成田空港第1ターミナルは閑散としていて、お店もほとんど閉まっていました。

 

 

インセー証明書は搭乗カウンターでチェックインする際に見せました。QRコードはスキャンする様子もなく、書類を眺めて「うんうん」と確認するぐらいで、何なくチェックイン。

とりあえず成田からアブダビ空港に向かいます。

 

 

アブダビ空港までは12時間ぐらいかかりました。

途中の機内食はこんな感じです。

 

 

僕は毎回出発の3〜4時間前ぐらいに食事を済ませておけば飛行機の中でもちょうどいい感じになります。

どうしてもしたい仕事があってEtihad航空の機内Wifiサービスを利用しましたが、データのダウンロードやアップロードは出来ないようになっているようです。(ブラウザやSNSなどのやりとりはできるようです)

結局目的は達成できず1000円ぐらいドブに捨ててしまうことになりました。

 

しかし、この時期の海外旅行は何がいいかというと乗車率が5-6割ぐらいなので、エコノミーでも1人で3列シートを独占してそこそこ足を伸ばして雑魚寝ができる点です。

自分の座席を離れたところで寝ても、エティハド航空はゆるいので注意されることはなく、移動した先の眠り場にお水やお菓子を届けてくれます。離着陸のときだけ自分のシートに戻ればOKという感じ。

アブダビまでけっこう長いかなと心配していましたが、比較的ゆっくり寝れたのであっという間でした。

 

エティハド航空は必ず搭乗時にマスクと消毒ハンドクリームのアメニティをくれました。

 

ただ、マスクは工場の匂いがぷんぷんなので長時間装着するには気合がいります。こういうポーチみたいなものはいくらあっても役に立ちますから、僕も何かのときのアメニティでこういうのを作りたいなと思います。

 

アブダビ航空でトランジット

 

 

 

アブダビ空港は成田に比べてかなり賑わっていました。バーガーキングとかカフェとか免税店も営業していました。さすがアラブ。

トランジットまで4時間ぐらいあるのですが、カフェで何も注文せずにボーッとしたり占ったりして過ごしました。何か注文しなきゃいけないのかな、店員さんはいつくるのかなと待っていたのですが、特に何も言われなかったので気づいたらずっと居座ってしまう形になりました。

 

途中「LAST CHANCE TO BUY YOUR TRAVEL PILLOW」という看板に長蛇の列ができていて

 

 

「みんなトラベルピローそんなに欲しいのか…」と眺めていたら、普通に搭乗待ちの列でした。

 

石油王なぞなぞ 上級編

 

アブダビ空港は世界史の資料集に出てくるような真っ白な「ザ・石油王」みたいなおじさんたちが闊歩していました。

 

自販機でクレジットカードでコーヒーを買おうとしていたら、1人の石油王っぽいおじさんに「このコーヒーはいくらだ?」と聞かれたので「お、おごってくれるのか!よ!さすが石油王!」と思って「僕が飲みたいのはこの4ドルのコーヒーです」と答えたら「ふーん、そうなのか!」みたいなことを言って去っていきました。

何が正解だったんだ…お金持ちしかわからない合言葉みたいなのがあるの…?深層心理を見るための心理テストなの?僕の人間力とか人徳みたいなものを試したの?何なん?石油王なぞなぞなん?なんかトンチ利かせなきゃいけなかったのか…?

こんなところで石油王に油売ってる場合じゃないんだよ!!

僕はエジプトに行くんだよ!!

 

いざ、カイロ行きの飛行機へ!!

 

つづく

 

にしけい

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書いている

西田 圭一郎 (にしけい)

1987年富山市生まれ。化学系工学修士。商社の開発営業職を辞めて、占いとWeb開発などを生業にしています。趣味は読書と旅とポケモン。文章を書くことが好きです。三児の父。詳しくはこちらから。

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