「金を払うまで降ろさない!」恐怖のゾウ乗り体験(インド旅行記10)

 

本当にここは、我ながらボラれたなあと思った。 

コビンさんの話ではpayment(支払い)は750ルピーだと(俺が交渉してやる)ということだった。(ガイドブックでは900ルピー)

 

しかし、途中で写真を勝手に撮って走ってプリントアウトしに行った男がいて。

 

戻ってきたら「チップで2000ルピーだ!4枚で2000ルピーなら安いだろ!」と喚く。

 

「いらない」と言って断り続けていたら

今度はゾウ乗りの男が「チップで500ルピー払え!」と言い出して

二人に500ルピーずつ払ってしまった。

 

「払わないならゾウから下ろさない」

「日本円でもいい」

「お金がないならデジカメを売ればいい」

「俺は朝早くから起きているんだ!損だ!」

 

とまくしたてられ、パニックになってしまった結果がこれだ。

我ながら英語といい、肝の小ささといい、未熟さを思い知らされた。

 

帰り際、車に乗り込んだ後もゾウ乗りの男が

「俺はまだPaymentをもらっていない!」と言い出して

 

すかさずコビンさんがヒンドゥー語で何やらたくさん言い返してくれて、結局それ以上は払わなかった。

 

お金があればあるほど、気が弱ければ弱いほど取られていく。

そんな世界だと思った。

 

 

 

 

ゾウの上から見た景色。

子どもたちが手を振り観光客の気持ちを高揚させる。

 

 

 

 

 

ダッシュ&プリントアウト男が撮影した楽しそうな1枚。

 

世界遺産アンベール城から男の子の話まで(インド旅行記11)

にしけい (西田圭一郎)

1987年富山生。工学修士。商社の開発営業職を辞めて、占いや相術を生業にしています。三児の父。本と旅とポケモンと文章を書くことが好きです。学生気分が抜けません。詳細はこちらから

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