旅をしていて感じたのは、この国(イスタンブール)は大阪人・名古屋人と相性がいいのでは?ということです。
大阪人と相性が良さそうな理由1:人情味と陽気に溢れる街
とにかくイスタンブールの人たちは陽気です。天気がよければ外に出てお茶をして楽しそうですし、よく話しかけられます。そしていろいろわからないことやお願いをすると高い確率で「いいよ」と言ってくれます。
インドのようにきっちり商売人としてやったる!みたいな計算高い人が少なくて基本みなさん真面目です。無邪気でフレンドリーというか。最初は「この人怪しいな…客引きか…?」と思う人でも、最終的には何も買わなくても、普通に接してくれます。むしろ彼らと接している自分の方が心が汚いのではと思っている気さえしました。
人によるかもしれませんが、イスタンブールでは「写真に写りたい人」も多かったし「写真を撮ってくれる人」も非常に多かったです。
外国人だからという理由もあるのでしょうけれども、日本よりも「写真撮ってください」とお願いしやすい雰囲気でした。
大阪人と相性が良さそうな理由2:母親を大事にする
ムスリムの男性はとにかく母親を大事にします。
これも行ってみて知ったことなのですが、イスラム教は「かなり女性に優しい」内容です。男尊女卑かと思っていましたが、全然逆でむしろ「嫁ラブ」「オカンラブ」という男性が多かったのです。
ブハーリーがまとめたイスラム教の教えを伝えるハディース(行動指南書のようなもの)には
大事にすべき人物
1位:お母さん
2位:お母さん
3位:お母さん
4位:お父さん
という旨の文章が記載されているそうです。
ムスリムによって「オカン好き度」は人それぞれといえど、ベースに「おかん大事」が浸透しているせいか、僕が接したトルコ人既婚男性は妻好き、母好きが多かったです。(尻に敷かれるというか…)
トルコ人男性と付き合う女性は「甘えん坊でめんどくさい」「マザコン」という感想を抱く人も少なくないとか…。
大阪人と相性が良さそうな理由3:エスカレーター右に並ぶ
細かいところですが、イスタンブールではエスカレーターは右側に並ぶことが多かったです。
関東圏や多くの地域が左側でエスカレーターを待ち、追い抜く人は右を通っていくパターンですが
イスタンブールでは関西圏と同じように左側を歩いて通っていくパターンが主流でした。
この「エスカレーターのどっちで止まる問題」には文化や人種によって共通点があるのでしょうか。誰か専門に研究している人がいたら教えて欲しいです!
名古屋人と相性が良さそうな理由:喫茶店文化発祥の地
僕が富山から名古屋にきて驚いたのは「喫茶店の数が多い」ことです。やっぱりこれは異常だと感じました。
そして、トルコ(イスタンブール)も喫茶店の数が多いです。
実は世界で初めて「喫茶店」が生まれたのはトルコだと言われています。(トルコ旅行記23に詳細あり)
「占い」といえば「コーヒー占い」が最初に出てくるぐらいコーヒー好きですし、とにかくトルコは喫茶店文化、「お茶する?」文化が根付いています。
そしてこれまたいちいちオシャレなカフェが多いんだよな…
名古屋に住んでいると「将来の夢は喫茶店をやること!」という人が多かったのですが、喫茶店をやるまえに一度トルコのおシャレなカフェを見に行ってみてはいかがでしょうか?
パンが美味しい
これまでの記事でも書いていますが、トルコはパンの発祥の地ということもあってとにかくパンがうまいです。
日本国内のパンの消費量、関西圏が上位を独占していますが、名古屋市もけっこう上位にランクインしていることが多いです。(神奈川とかも多いですけど)
「パンが美味しい=フランス」と認識されがちですが、トルコは物価も安い上にフランスよりも日本から近いので満足度はかなり高めです。
というような安直な理由で大阪・名古屋の人たちにイスタンブール、かなりオススメです!
つづく!
にしけい