子育てからスペインガールとのメールまで

 

最近の出来事をつれづれとつづってみます。

 

■母親はスゴイ■

我が子がこの世に生を受けて、もうすぐ8ヶ月。離乳食も少しずつ食べ始めて、言葉にならない言葉で自己主張もするようになってきました。先週できなかったことを今週できるようになっている。

そんな子どもの成長の速さに驚くと共に、母であり妻の変化にも感心する。

最初は娘もおっぱいを飲むのが下手だったのか、授乳の際に痛い痛いと言っていたのが、今は娘が夜泣きをするとペロンと服をめくり乳を与える。

眠りながら、スマホを眺めながらもしっかり子に栄養を「与える」姿を見て、なんとたくましいことだろうかとコッソリ感心する。

ギリシア神話に登場する月の女神アルテミスのような「母の強さ」が垣間見え、自分も成長しなければと背筋が伸びる思いである。

人と人との出会いには必ず意味があると僕は信じている。

娘がうちに来たのも意味があり「この人たちなら大丈夫だ」と選んできてくれたと信じている。

縁があって、子どもを育てる立場に立てることをありがたく感じる。

子育てをすることで新たな発見があり、得られるものがたくさんある。まだ父親となって8ヶ月しか経っていないけれども、貴重な経験が出来ていることに感謝している。

ちなみに、我が娘は手相も顔も僕にそっくりで、自分の母に「自分は赤ちゃんのころどんな子だった?」と聞くと、「ケタケタ笑っていたかと思うと、1秒後には大泣きするような感情の変化が大きな子だった」との返事が。

完全に自分の生き写しのような娘です、すみませんでした。でも、めちゃくちゃ可愛いです。

 

 

■手相教室に感謝■

手相を教え始めて早7ヶ月。去年はやっていなかったことを今年はやっている。

3年前、手相でお金を頂き始めたころの自分が見たら、とても驚くと思う。アンビリバボー!とか言いそう。それぐらい信じられない。

手相教室はこじんまりしているけれど、3時間みっちり話す。2クラス続いたときは6時間ぐらいしゃべり続ける。授業の前に自分も必ず予習をする。そして、生徒さんからの質問をメモして、わからないところや理解していないところをまた調べる。

哲学者のセネカは言った。

「人は教えることによって、もっともよく学ぶ」と。

普段の鑑定とはまた違った視点からの質問や、自分の説明に辻褄が合っていない点はなかったか確認する。この作業を繰り返すことでおそらく自分が一番学ばせてもらっていると思っている。

「生徒」と呼ばせていただいているが、実際は「同士」が欲しくて始めたこと。

自分の下を増やして踏ん反り返るわけではなく、自分と一緒に手相のデータを集めて、議論する相手が欲しい。手相の面白さから、学ぶことの面白さを知って欲しい。そんな考えから始めた手相教室。

先日の授業では「なんか電車とかに乗ってて、手の甲の雰囲気から、だいたいどんな人かわかるようになった…」という声が。

この一言…正直、ちょっと泣きそうでした。これなんですよ。これ。こういうことなんですよね。なんかこう自分の中で法則やデータが蓄積されて、「勘」や「感覚」じゃなくて「理論」になってくるんですよね。

この感覚は、かなり手を意識して観察しないと味わえない感覚なんですよね。本当に資料を作って一生懸命話した甲斐がありました…これは本当に今年1番と言ってもいいぐらいの大きな収穫です。本当に僕は幸せです。

 

■家相が面白い■

そんな僕も1人の生徒でして。2年前から方位気学と家相をある師匠の元で学んでいます。

学び始めたころはかなりチンプンカンプンだったんですが、たくさん命式を出して、自分なりにデータを集めて分析していくうちに、これも当たるようになり、今では手相に並ぶ2本目の占いの軸になりそうです。

師匠と出逢ったのは、手相を独学していた中で、手相の弱点を見つけてしまった時期でした。

パーソナリティの情報をリアルタイムに読み取るには、もっぱら強い手相。しかし、手相を見ずに運勢を占うことや運命を変えるための具体的改善策が弱い。これは自分の中で大きな課題で、いろいろと模索していました。

いろんな占い師さんのところに出向き、占い師をハシゴしていたときに…たまたま入った占い小屋で師匠に出逢いました。ことごとく当てられ、技術と人間性に惚れ込みその場で弟子入りを志願しました。

先日、東京の神保町にある占い専門の古書店へ行ったときに園田真次郎先生の本を手に取りレジへ向かいました。この本は師匠が愛読している本で、一度は読めと言われていた本です。

レジで店主のお二人に「この本を師匠に読むように言われていますが、全巻はそろっていないんですね…」というと、パソコンに向かっていたおじさんの表情が変わり…

「その本を勧めるってことは、その師匠…本物だね…」とボソリ。

おそらく、ご自身でも占いをされているようだったし、数多くの占い師さんを見てきた店主のおじさんからそんな言葉が聞けて、ちょっと自分が認められたような気がしました…

あ、もちろん認められているのは師匠なんですが、師匠の凄さを見抜けた自分の目に狂いはなかったんだな…と勝手に喜びました。すみません。あ、いや、素直に嬉しかったんですよね。

もちろん師匠に比べると、足元にも及ばないんですが、可能な限り師匠から知識やエッセンスを吸収して自分の技術を高めていきたいです。

それにしても、手相と家相の相関が見えたときは、本当に泣きそうなぐらい嬉しかった。脳みそが「うわあああ…」って目をつぶって天を仰ぐような表情をしてた…うわああ…って。

 

 

■スペインガールからのクエスチョンメール■

昨年イタリアフランスに行った際に連絡先を交換したアンドレアさんからメールがきた。

今年は結婚もして、いろいろ充実しているようですが…

メールのタイトルには

「a question」

 

なんだろう?と思わず僕の頭上にもクエスチョンが浮かび上がる。

 

 

Dear Kei,
 
 

do you know anything about Sanmeigaku? how calculate the chart??

(算命学の命式の出し方について何か知ってる?)
 
 

まさかのスペインから占いの質問メールがーーーーーー!!!!

 

確かに、アンドレアはNLPとか心理分析とか人間分析を熱心に研究しているって言ってたけど、なんかここまで「占いまみれ」で、本当になんか笑ってしまった瞬間でした…

自分が好きでやっていると、それに関するモノや情報や人が自然と集まってくる…。

本当に不思議な現象…でも、それがとても幸せ。

算命学…実は、全く知らなくて、調べました…

なるほど、なるほど…これは面白い…そして、奥が深そうだ…。

脳みそが舌なめずりをする。もっとちょうだいとせがむ。

自分が調べて分かった範囲を英語に訳してアンドレアに返信。

十干十二支って英語で、”10 calendar signs and 12 horary signs”っていうのね。意味を伝えるのも一苦労。

そしてここでも自分がよく理解できていなことを発見する。思わぬところで勉強。アンドレアはもしかして知ってて質問してきたのか…?

これはまた算命学をきちんと学ばなくては…

 

総括すると…

「にしけいは、占いまみれで発見まみれで幸せな最近を送っている」

ということです。

 

なんかノロケ話みたいですみませんでした。

 

といっても「つらいよ~」「どうしたらいいの~?」みたいな、心にもないこと書いても仕方がないし

結局、素直に等身大の自分をさらけ出す方が楽だし、うまくいくような気がします。

これからも脱衣してパソコンの前に座る気概でブログを書いていきます。

 

にしけい

にしけい (西田圭一郎)

1987年富山生。工学修士。商社の開発営業職を辞めて、占いや相術を生業にしています。三児の父。本と旅とポケモンと文章を書くことが好きです。学生気分が抜けません。詳細はこちらから

にしけい (西田圭一郎)

1987年富山生。工学修士。商社の開発営業職を辞めて、占いや相術を生業にしています。三児の父。本と旅とポケモンと文章を書くことが好きです。学生気分が抜けません。詳細はこちらから

小学生でもすぐに読める風水・地相・家相の本を書きました。読まれた方の頭の片隅に「風水・地相・家相ってこういうことをやっているのか」というイメージが少しでも残れば幸いです。

手相の入門書としてたくさんの方々に読んでいただいる1冊です。

日本で初めて花札を占いのツールとして体系的にまとめた入門本です。気持ちや感情の変化を読み取ることに長けた占いです。

方位作用?吉方位?凶方位?距離…気学の気になることを身をもって実験・検証した記録を綴った1冊です。失敗や家族を巻き込みながらも得られた「気学の本当のところ」をまとめています。

「手相占い」というものをバラバラに分解してこうなっているのかと観察する1冊なので、正直手相占いに夢や幻想を抱いている人は読まない方がいいです。でも、それが夢や幻想だと気付きつつある人には「薄々気付いていた曖昧なこと」を完全にぶっ壊してスッキリさせる1冊です。

気学(方位・家相・地相・墓相)はもちろんのこと、易、花札占い、手相、人相、顕現相術など幅広い占いでご活用頂けます。

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