日本人女性エミさんとの出会い(インド旅行記17)

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2013年1月18日 10:52(JP) Varanasi POS Hotel

昨日は、いや、昨日「も」、たくさんいろんなことがあった。

 

ホテルの外に出るのが辛かった。

 

けど、お腹が減っていたのでホテル2階にある食堂に向かった。

僕の鬱蒼とした気持ちとは真逆で、見晴らしがよくキレイなガンガーもよく見えた。

窓際の席に、1人の日本人?女性がいた。

 

 

昨夜、外から日本語が聞こえてきていたので

何となく日本人が同じホテルに泊まっていることは分かっていたんだけれど

この女性が日本人なのか確信できず話しかけられずにいた。

 

 

しかし、彼女に寄っていくホテルのペット犬(カーリーくん、シェパード・歯がとてもキレイ)に対して

 

彼女は「シー、チッチッチッ!」と舌を鳴らして音を立てた。

 

 

 

「あ!日本人だ!」と思った。

 

インドに来て、寂しさからかいろんな動物たちに「チッチッチッ!」(以下C3)をしていた僕としては、犬を見てC3をした彼女が同郷であると謎の確信が湧いたのである。

 

あそこにいる黒髪の女性は韓国人か中国人かもしれない…でも、韓国や中国ではC3をするのか…?

 

(ちなみに、インドの動物たちはC3をしてもほとんどは振り向いてくれない中、犬だけはフラっと寄ってくることがわかった)

 

 

 

 

思い切って声をかけた。

 

 

 

 

 

「すみません…」

 

 

 

 

 

返ってきたのは

 

 

「こちらの席で良ければ、座ってください」

という聞きなれた言語だった。

 

 

 

 

日本人だーーーーーーーー!!!!

 

 

 

彼女に促され、向かい側の席に座わった。

 

にしけい

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書いている

西田 圭一郎 (にしけい)

1987年富山市生まれ。化学系工学修士。商社の開発営業職を辞めて、占いとWeb開発などを生業にしています。趣味は読書と旅とポケモン。文章を書くことが好きです。三児の父。詳しくはこちらから。

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