相術界の隠れた実力者「歯相」のおもしろさと応用例

5年ぶりぐらいに歯医者に行ってきました。特に歯が痛いとか、ここが気になるとかではなかったのですが「久しぶりに行っておくか」という感じで行ってきました。

歯科衛生士の方に歯を検査してもらい、何のトラブルもネタになるような結果もなく「虫歯なし」で「ちゃんとされてますね」とお褒めの言葉を頂きました。

最近はどこの歯医者さんもこういう感じで鑑定結果の紙のようなものをくれるので、占ってもらった感(?)が出ていいですね。

 

検査をしてもらっていろいろ歯医者さんとお話をする中で思ったのが、「歯は相術的には意味が強いのかもしれない」ということです。

歯相に関する情報は昔から探せばけっこう転がっていて、占いに興味がある歯医者さんが書かれた歯相の本とかいろいろあるんですけど、昔に書かれた歯相の本だと「歯が黒いものは凶である」みたいな「それ虫歯っぽいし、そりゃだめでしょ」とツッコミたくなるような当たり前の法則が書かれていたりするものが多かったり。

割と新しめの歯相の本でも「歯並びが良い方が運勢がいい」とか「口臭がないほうがモテる」みたいな「そりゃそうなんじゃないか?」みたいなものが多かったりしますし「これ当たってないよなぁ」と思うものも結構あります。歯相は相術としてはメジャーじゃないんですけど、手軽ですしもっと普及してもいい気がするんですけどね。口の中って見られるのはちょっと恥ずかしいのかもしれませんね。

 

歯相は攻守バランスのとれた実力派相術

 

歯相がなぜ普及して欲しいかというと、歯相は遺伝的要因と後天的要因が多分に含まれる分、命術っぽくも使えるし、相術としてもかなり有用性が高いからです。

今の「歯」が形成されるためにはそれなりに時間や習慣の蓄積がありますし、歯を見れば人柄や考え方がわかってきます。経過・蓄積をロングスパンで見るという点では、地相とか墓相に近いものがあります。

例えばですけど「歯茎」が垂れ下がる要因っていっぱいあるんですけど、そのひとつに「歯ぎしり」とか「歯を食いしばるくせがある」というものがあります。それで、くいしばる癖があると他にも歯の根っこがグッと下がったり、骨の部分が歯茎から飛び出したり…ということも考えられるんですね。だから専門家が見たら「歯からどんな性格か」は簡単にわかるはずなんです。

「歯茎が垂れ下がる」→「歯の骨が出ている」→「ぐっと食いしばるくせがある」ということがわかれば、その人は「普段抑圧されて強いストレスを感じながら生きている」とか「強迫観念がある」とかそういった事象が考えられます。歯をぐっと食いしばるくせがある人の傾向として他には「噛み合わせが悪い」とか「姿勢が悪い(猫背気味)」といったことも考えられます。

 

歯相と他の相術と組み合わせる

 

そこで歯茎のみではなくその人の体型や体の癖を観察します。すると「歯茎が垂れ下がった原因」がある程度わかってきます。感覚と理論を往復しながら消去法で原因を選定していく感じです。

もし「強いストレスを感じながら生きている」ということがわかったら、僕だったら次は手の甲と爪の形を見ます。これは確認作業に近いですね。手のひらを見なくても判断材料としては十分なんですね。

他の確認作業としては、どんな服を選ぶ傾向があるかとか、家のこの方位に玄関があって…とか、そういうことも聞くかもしれません。このあたりでだいたい「そうなってくる」というものが絞れてくるので、やってることはアキネイターに近いかもしれません。

なので「歯の情報」ひとつとってもいろいろなことがわかるヒントにはなるのですが、相術っていろいろな相術を組み合わせれば組み合わせるほど精度が高くなっていくんですね。どうしても多くの人が「手相」とか「人相」といった風に「部分」にこだわるんですけど、それって「ブロッコリーだけ使って料理する!」と言っているようなもので、もっと複数の相術を組み合わせればレパートリーも精度も増していくんですね。

もちろん導入としては手相とか人相とかでもいいんですけど、最終的にバラバラに見えるパーツがひとつに収斂していってシンプルなものになるので「この歯ならびだったら、家の間取りはこうしかならない」という感じで他の相が収斂していくんですね。このいろいろな情報を繋ぎ合わせて包括的にその人物や現象を観察していく過程が非常におもしろいんですね。

人の「偏り」を掴もうとするときは、偏ってはいけないんですね。なるべくフラットに複合的に見ていきます。でも1つ掴むとドミノ倒しのようにポンポンと他の情報もわかってくる。これが相術の醍醐味のひとつじゃないかなと思います。現象は素直ですからね。言葉とかシンボルに惑わされないシンプルさがあって、やっていていつまでも飽きないです。

本当は歯医者さんともっとお話したかったのですが、お忙しそうでしたので、もし歯医者さんや専門家の方でにしけいと情報交換してもいいよというお優しい方がいらっしゃいましたら、お声かけください。

 

今日のまとめ

・歯相は先天的要素と後天的要素複合タイプの地相墓相寄り遅効性蓄積型相術。

・つまり歯相は優秀。

・相術は複数の相術を掛け合わせることで真価を発揮する。

 

■いろんな相術を幅広く知りたい人におすすめ
▶︎顕現相術(フェノメノマンシー)講座

■遅効性蓄積型相術に触れてみたい人におすすめ
▶︎家相地相入門講座

■幅広く使える相術の法則性を知りたい人におすすめ書籍
▶︎原始相術~真形長形理論~

 

■相術に無限の可能性を感じたい人におすすめ動画

タイツパンティストッキング相術(English/日本語字幕)

 

にしけい

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書いている

西田 圭一郎 (にしけい)

1987年富山市生まれ。化学系工学修士。商社の開発営業職を辞めて、占いとWeb開発などを生業にしています。趣味は読書と旅とポケモン。文章を書くことが好きです。三児の父。詳しくはこちらから。

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