手相から地相を読み解く(相から方位や対策を導き出す)

手相相談室10 (English)をアップしました。

実はこれもまでもそうでしたが、手相相談室で解説させて頂いた方には可能な限り「答え合わせ」にもご協力していただいております。

占いで家族を養っていくことができるようになった今も、必ず自分の占った結果や予想がきちんと当たっていたか検証することはやめません。なぜなら「占いから出した予測」と「現象」の2つ揃ってはじめて「データ」として成立するからです。当たっていても当たっていなくても、そこには「理由」があります。

もちろん理由がわからない場合もあります。しかし「結果」まできちんと蓄積されていないとデータとしては片手落ちと言えます。「結局どうなったのか?」これを真摯に追い求めていかなくては、中途半端なデータになってしまいます。当たっているかどうか聞くのは、単純に好奇心なんですけどね。ただただ気になる。知りたがりなだけです。

 

東に気になるところがある手

冒頭の動画を収録するにあたり、メモと原稿の間ぐらいのメモを作りました。

一部動画と異なる点がありますが、自分の勉強のためにも原文をそのまま載せておきます。

Hello I’m Nishikei.
This is the movie what Nishikei talking about your worries with palmistry.
So, Today I got palm photos from a woman. I talk about it.

She is Children-care worker.She has been working as a nursery for over 10 years.
She wants to spend more time with her children and family.
But on the other hand, she also thinks she needs to work more to live.
So I give her some advice from professionally palmistry.

OK, Let’s check photos of her hands.
First of all, I observe back of the hand.
Many people ignore it, but the back of the hand contains a lot of information.
If you observe hands, you should always observe the back of hands.Please Don’t forget !

First, look at her nails. Her nail shapes are different. Rectangular nail. Round nails.
These nails mean that she is receiving information from different directions.
So she is very caring. But a little she lacks concentration.
Especially her little finger is slightly bent outward.
This means that she is relatively adventurous.

At this point, I offer her one answer.
Her worries are not about balancing work and family. Simply she needs new fun.
It is an exciting experience.She has become stereotyped.In fact, this is a very good sign.
Because she can afford to think.So she has to consider why she is not satisfied.
In order for her to find the answer, it’s better to try different things.

OK! Next !
Let’s observe her palm just in case.These lines complicated.
Especially this area has many lines with complication.Overall, her hand has many lines.
From her hand, I can see that there is weak point from east to southeast of her house.
Perhaps I think there are also some concerns in the land they living.
I can read the state of the house from information of hands.
She should bask in the sun of the east, if possible.
She’s worried, but she doesn’t care about money if she chooses to have fun.
The important thing is not thinking specifically.

Also, don’t worry about the result.Your problem is not about balancing work and home.
Please be careful your eyes and loin.OK! That is all my opinion about it !

Thank you for your viewing!

 

かいつまんで要約すると

・手相を見るときは手の甲を忘れずに見てね
・新しいこといろいろやってみてね
・家の東〜東南に問題があるよ
・家というか土地だと思うよ
・目と腰に気をつけてね

こういった感じです。日本語だとペラペラ話せるのですが、やはり英語となるとまだまだぎこちなく、うまく言葉が出てきません。海外では身振り手振りやメモを全力で使って占っているので、まだ伝わるのですが、動画だとそうもいかないのでなかなか苦戦しています。

そんなことはさておき

実際にこの方にも答え合わせをしていただきました。

どうも、この方の家の東側の土地は少々懐疑的な点があったとのこと。最初、今この方が住んでいる家の東側の土地に家を立てようとしたところ「宅地用にはできない」と断られたらしく

「じゃあ東側に家が建たないのであれば、東側に大きな窓を取り付けるか」と取り付けたところ、現在その東側の土地に家を建てているのだそうです。いろいろと気になる点が多い案件ですが、やはりその家が建つと東側の採光はなくなってしまうとのことです。

途中動画では話し忘れているのですが

She should bask in the sun of the east, if possible.
(可能な限り東の太陽の光を浴びたほうが良い)

としているのは、手相から東側の陽気が弱いということを読み取ったからです。

実はこの「東の陽気が弱い」ということがわかるだけでも非常に重要な情報なのです。なぜならそこから様々な対策を打つことができるからです。現象を「変える」「避ける」ためには、より抽象的で現象の根本原因を掴むことができる手相の仕組みが必要です。

従来の線の意味だけを覚える手相術では「どうするべきか?」の答えを明確に提示できません。僕自身この従来の手相がもつ「実践性の弱さ」をとても歯痒く感じ、それを打破すべくいろいろ試行錯誤していった結果、今の手相術に至っています。

「当てることに意味はない」という言説もたまに見受けますが、自分の予想や推測が当たっていないと「対策」は全く意味をもちません。鳥のフンが降ってくるという予測が正しくて初めて「ヘルメットをかぶる」という対策が功を奏すわけで、ここで「もぐらが地面から突き上げてくる」と予想してジャンプするようアドバイスしていては、大胆に鳥のフンを頭にかぶってしまいます。

「東に気になるところがある」と判断したポイントは動画内でも触れていませんが、きちんと理論や理由があるので説明しろと言われたらできますし、ポイントを押さえれば僕ではなくても予測できると思います。

というわけで、今回の記事でお伝えしたいことは

1 予測と結果2つ揃って初めてデータ
2 変えるためにも当てる必要がある
3 対策まできちんと提示するための術であれ

 

ということです。

手相や相術はもっともっといろんなことができるし、自由であるべきなのです。

にしけい

にしけい (西田圭一郎)

1987年富山生。工学修士。商社の開発営業職を辞めて、占いや相術を生業にしています。三児の父。本と旅とポケモンと文章を書くことが好きです。学生気分が抜けません。詳細はこちらから

にしけい (西田圭一郎)

1987年富山生。工学修士。商社の開発営業職を辞めて、占いや相術を生業にしています。三児の父。本と旅とポケモンと文章を書くことが好きです。学生気分が抜けません。詳細はこちらから

小学生でもすぐに読める風水・地相・家相の本を書きました。読まれた方の頭の片隅に「風水・地相・家相ってこういうことをやっているのか」というイメージが少しでも残れば幸いです。

手相の入門書としてたくさんの方々に読んでいただいる1冊です。

日本で初めて花札を占いのツールとして体系的にまとめた入門本です。気持ちや感情の変化を読み取ることに長けた占いです。

方位作用?吉方位?凶方位?距離…気学の気になることを身をもって実験・検証した記録を綴った1冊です。失敗や家族を巻き込みながらも得られた「気学の本当のところ」をまとめています。

「手相占い」というものをバラバラに分解してこうなっているのかと観察する1冊なので、正直手相占いに夢や幻想を抱いている人は読まない方がいいです。でも、それが夢や幻想だと気付きつつある人には「薄々気付いていた曖昧なこと」を完全にぶっ壊してスッキリさせる1冊です。

気学(方位・家相・地相・墓相)はもちろんのこと、易、花札占い、手相、人相、顕現相術など幅広い占いでご活用頂けます。

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