今年は猛暑のおかげか、ベランダで育てている植物たちが爆発的に成長しております。
そのひとつが僕が過去に配布活動を行なっていたシコロベンケイ(セイロンベンケイ/マザーリーフ)です。
【強い!かわいい!よく増える植物】シコロベンケイ配ります(休止中)
また増え始めたのでコソコソとまた配布活動を開始していたのですが…。
こっちの子、可愛いですね❤(´・∀・)
このくらいのサイズで留まってくれるなら欲しいです❤— ゆーみ (@syapAgeJ06t50sX) 2018年7月24日
おいくらでしょうか✨
是非育てたいです🎵— 泉怜緒(Leo Izumi) (@cherrymoon0205) 2018年7月24日
梱包して関東方面まで発送することに成功もしたので、家相鑑定の依頼をしてくださったお客さんに送ろうかなとも思案中。
配っても配っても増える…
1株から200株ぐらい行くんじゃないか…ホームページ作って協会化するか。
「グリーンアクセラレーター協会」あなたのオフィスの緑化を文字通りシードアクセラレーターします。個人100円、法人3000円、ステッカー200円。増えればその分CO2削減に寄与できてステッカーも増える pic.twitter.com/v0Cq7kfUB3— にしけい/Nishikei (@nishikei_) 2018年7月24日
また路上販売するか…水やりしなきゃいいだけなのだろうけれども、可愛そうじゃないですか。 pic.twitter.com/eJPBmILA7Q
— にしけい/Nishikei (@nishikei_) 2018年7月24日
植物屋さんの始め方と収益性まとめ【好きなことで稼ぐ副業シリーズ】
まだ幼い娘をつれて路上で植物を販売していた時期もありましたが
今回ベンケイさんたち以外によく売れるアロエさんも増えてきたので、また再開しようと思います。
アロエさん、あなたこないだ選定したばかりなのに…また、めちゃくちゃ増えてる…あのヤべぇ液体をかけると増殖力が増す…。 pic.twitter.com/X02dmTLOCa
— にしけい/Nishikei (@nishikei_) 2018年7月24日
他に活用法はないかな
ベンケイちゃんの繁殖力を生かした緑化を推進するネットワークビジネスや、CO2削減に寄与するべく企業向けCSR提案とベンケイちゃんを配布する協会を作るのもありだと考えていろいろ計算したりもしました。
シコロベンケイ4号鉢ぐらいまで育てれば1日のCO2吸収量は0.2g.
ゴキブリの1日のCO2排出量が約19g/dayだから、95鉢あればゴキブリ1匹のCO2は吸収できる計算になる。人間1人分を吸収しようとすると4675鉢必要になり28畳ぐらい場所をとることになるけど、意外と現実的かも。 pic.twitter.com/R8LePgPydm— にしけい/Nishikei (@nishikei_) 2018年7月25日
1株から200株増えるとして、ネズミ算的にさらに200株増えるとしたら、二代目ベンケイちゃまたちで40000株になる。うまくいけば二代目で人間8人分のCO2削減になるというわけか。三代目まで増えれば1700人分減らせる計算になる。これはそこそこ大きい企業レベルになるなあ。計算上の話だけど。
— にしけい/Nishikei (@nishikei_) 2018年7月25日
CO2排出・削減のLCA(ライフサイクルアセスメント)計算って自分たちの都合の良いように計算することができるので、例えば上記のCO2削減の計算もベンケイちゃまたちの「運搬」にかかる車が出す排ガスとか加味するとCO2削減量は絶望的な数字になります。
バイオマスポリエチレンが持て囃された時代も(わずかに)ありましたが、もう世界的に脱プラスチック化の流れがきているタイミングで「CO2削減」ってCSR的には15年ぐらい遅れているような気がしてならないのです。
なので、この企業向けの緑化加速協会としての配布活動はちょっと微妙だなと思い、ベンケイちゃまたちの他の「アウトプット方法」がないかなと考えていました。
やっぱりたくさんあるのはいいのですが、アウトプット先がないと循環が形成されません。厨芥類の資源化事業も「堆肥」「メタンガス」といった使い道がきっちりとしていれば「はけ口」ができるため循環ができますが、使い道がない場合は糞詰まりのような状態に陥り事業自体が継続できなくなります。
それゆえベンケイさんたちの「有効活用」を模索するべくいろいろ考えた中で「薬効成分」は期待できないかといろいろ検索し始めたのでした。
薬効成分としてはアロエと同じように患部に貼り付ける方法と、煎じて飲む方法があるようです。
有効成分は、糖質・セドヘプツローズで傷面を被覆する作用がある
全草の乾燥したものは、解熱・解毒などに、適量を水で半量まで煎じて服用します。
新鮮な葉は、火であぶり、表皮を剥いで、膿傷などの外用に患部に塗布します。https://t.co/M3FBuwzrT4— にしけい/Nishikei (@nishikei_) 2018年7月25日
奄美大島には自生してるのか…
焙った葉をおできや乳の病のできもの吸い出しに外用し、生葉の汁は悪性の腫れ物に飲用、打撲傷には湿布にする。その他、熱さまし、切り傷、痔、虫さされ、利尿、歯痛、頭痛、潰瘍、百日咳、気管支炎、吐血、消炎、胃痛、関節痛に用いる。https://t.co/zHDdF5n522
— にしけい/Nishikei (@nishikei_) 2018年7月25日
後者の煎じて飲む方法は中国や韓国で行われてきたようですが、(西洋医術的な)科学的根拠は証明されていません。
奄美大島には自生してるのか…
焙った葉をおできや乳の病のできもの吸い出しに外用し、生葉の汁は悪性の腫れ物に飲用、打撲傷には湿布にする。その他、熱さまし、切り傷、痔、虫さされ、利尿、歯痛、頭痛、潰瘍、百日咳、気管支炎、吐血、消炎、胃痛、関節痛に用いる。https://t.co/zHDdF5n522
— にしけい/Nishikei (@nishikei_) 2018年7月25日
そればかりか、オーストラリアでベンケイさんを大量に食べた牛2頭が死んだという報告もあるようです。
関連ソース:FDA毒素植物データベース(英文)
全く同じこと考えてた人がいたのか。
どの成分が死につながったのだろう。加熱してもダメなのかな。https://t.co/VMnMJnqH9V— にしけい/Nishikei (@nishikei_) 2018年7月29日
胃を4つもつ牛と言えども、大量に生で食べるとダメだったみたいです。
エサとして与えた飼い主も僕と同じように「なにか役に立たないかな」という気持ちで牛たちに与えたのでしょうか。
煎じて飲んでみた/食べてみた
人間の欲深さの被害者となった牛たちに少しエモーショナルになりましたが、少量なら大丈夫なはずだと思い、自分でも試してみたくなりまして。
シコロベンケイ(セイロンベンケイ/マザーリーフ)を煎じて飲んでみました。
今回はこれぐらいの大きさの葉っぱを1枚トライしてみます。
綺麗にあらって…
包丁で切っていきます。
切っている最中、アロエのような青臭さが鼻に入ってきました。
40mLほどの水を加えて煮ていきます。
煮ると色が鮮やかになってきました。ネギのような見た目です。ちょっとおいしそうです。
食べてみました。
葉はほとんど無味無臭。
茎は少し苦味があり。
酢味噌であえるとおいしいかも。 pic.twitter.com/O01Y8IBhFa— にしけい/Nishikei (@nishikei_) 2018年7月29日
15分ほど加熱して冷まして、ベンケイ茶の完成です。
ベンケイ茶の味はというと…
苦味はほとんどなく飲みやすいのですが、青臭さがあり舌に妙な甘みが残りました。ネギのヌルッとしたところの嫌な感じだけ残したような味でした。
喘息をもっていますが、今回は症状も発作もないときに飲んだので正直効用はわかりません。
サボテンに見られる幻覚作用や吐き気はないので、同じ多肉でもメスカリンなどは成分として含まれていないようです。
苦味の強い茎をさければ、無難な味をしておりますし、味噌汁なんかに入れても良さそうです。致死量がどれぐらいかわかりませんが、料理のちょっとした彩どりにはいいかもしれません。
全部煮汁も完食しましたが、何もなさそう…?
なんかお腹痛くなってきた…。
あれ、僕牛だったのかな…。— にしけい/Nishikei (@nishikei_) 2018年7月29日
にしけい