植物屋さんの始め方と収益性まとめ【好きなことで稼ぐ副業シリーズ】

 

今日はサラリーマンの副業の占いのさらに副業でもある「植物屋さん」についてお話します。

関連記事:何かを始めたいと考えている人は「小商いの始め方」を読んでみては?

 

この記事を読まれているということは「副業」とか「お小遣い稼ぎ」に興味をお持ちなのでしょうか?

僕は何でも実験することが好きなのですが、それと同時に植物も好きなので

「植物を育てて販売したらどれぐらい収益になるか?」を実験してみました。

 

結論から言うと

・植物が好きな人。
・ヒマな人。
・ちょっとしたお小遣いが欲しい人。

という方はかなりおすすめの副業だと思います。

それでは、実際に僕がやってみたことと結果を報告していきます。

 

仕入れる

 

まず、肝心の商品である「植物」の調達方法です。

 

①問屋さんから仕入れる

 

まずは、卸問屋から仕入れる方法があります。

豊明植物卸問屋さんなら会員登録さえすればネットでも買えます。

これなんか1ポット73円です。同僚や友人と共同購入するのもありですよね。

 

問屋さんで仕入れるメリットはとにかく「それなりの質のものがすぐに」手に入る点です。

後述する「自分で育てる方法」よりも確実なので、植物を育てることに興味がない人はこの方法でもありです。

 

②農協・道の駅で仕入れる

 

格安で手に入ります。

僕は仕事柄よく営業で外まわりをしていたので、よく田舎の農協や道の駅には立ち寄っていました。

けっこう苔玉とか鉢植えとかクオリティが高いのに安く手に入ります。

仕入れのために車を運転したのであれば、ガソリン代も車検代も「経費」にできるので、サラリーマンでも節税対策になるのでおすすめです。

 

③知り合いの植木屋さんから仕入れる

 

植木屋さんや植物屋さんの知り合いから格安で譲って頂きます。

「植木 直販」とか「樹園 愛知」などで検索すると出てきます。

ありがたいことに愛知静岡は農園が多いので、仕入には困りません。地の利を生かすのも生業のコツです。

後述するように譲っていただいたものを増やして売ると言うのも手です。

 

植物卸問屋さん、農家さんが集結する展示会なんかも人脈を広げるチャンスです。

国際ガーデンEXPO

 

植物に関する資材や鉢なども見られるのがこの展示会の良いところです。

本格的にやっていく場合はこういう装飾品も凝りたいところですね。

 

 

最近だとメルカリなどでも可愛い鉢植えを安く調達できたり、アリーエクスプレスなどで海外から輸入するというのも手です。

クリエイターさんとコラボするのもありです。装飾が苦手な人は得意な人に頼むのもありです。副業はなるべく肩に力をいらずに楽しみながらやることがコツだと思います。

最初からがっつりやると疲れるので、適度に自分に期待しながらやりましょう。

 

④仕入コストほぼゼロ作戦「増やす」

 

さらにコストを削減ために「増やす」という作戦があります。

個人的には「原価ゼロ」のものにいかに価値を付けるかが好きなので、増やす作戦を推します。

 

■ドングリ・ブナの木の苗

山や公園などで拾ってきたものを発芽させます。もちろん仕入価格はゼロ。

 

子どもと公園などに行くお母さんは副業のチャンスです。文字通りサイドビジネスの「種」を拾いに出かけてみては?

こういうのを使うと非常に便利です。

 

 

種まきハウス 9穴×2パック 599円

卵のパックでも代用可能です。

発芽は温度管理が重要になります。ハウス使った方が圧倒的に発芽率が高いのでおススメです。

容器は何でもいいので、トレーやいちごのパックでもオッケーです。

コンビニでコーヒーを飲んだ後の紙コップなんかも活用できます。「ゴミで鯛を釣る」発想です。

 

■多肉植物

近所のおばさんからもらって増やしました。

植物が好きな人は仲良くなると分けてくれます。

多肉は比較的増やしやすいのと売れ行きが良いのでおすすめ。

 

■会社のデスクで増やす

サボテン・アロエ・多肉系はとにかく増えます。

下の写真は「シコロベンケイ(コダカラソウ)」という品種です。アホみたいに増えます。

 

 

僕は3年程前に購入した1鉢のシコロベンケイが至るところで増えています。

 

植物を増やす場所でおススメなのは会社のデスクです。

会社事務所は長時間電気がついているのと、水やりが出来ないときでも会社にいる人にお願いするので枯らす心配がありません。

あとは緑が増えるので、心が和みます。

 

エアコンや空調があるなしで温度差が大きいので、発芽して間もない植物は温度管理に注意が必要です。

ファイルや書類の間に置いたり、ごみ袋を切ってハウス状にするのがコツです。

 

 

利用できるものはとにかく利用します。

会社の事務所やデスクは「温度」や「光」といった資源が豊富ですから利用しない手はありません。

自分で考えた工夫ひとつで何かがうまくいくって本当おもしろいですよね。

こういう試行錯誤も植物販売の醍醐味です。

 

 

どこで売るか?

 

次にどこで売るかです。

 

①知人や友人に買ってもらう

会社の人や友達に売ります。

お友達価格で安くしなくてもホームセンターなどで買うよりも安く提供できます。

ホームセンターや花屋さん、最近は雑貨屋さんや女性アパレル店などでも鉢植えが売られておりまして、よく市場調査に行きます。

卸問屋や商社を通していない分、かなり安く販売できますので、けっこう喜ばれます。

 

②路上で売る

あまり公に言っちゃいけないのかもしれませんが

うちの近所の金○駅は割といろいろと自由にやれるので、時間が空いたときに自転車に鉢植えを積んで販売しに行きます。

 

 

このときは妻が2人目を妊娠中で、大変な時だったので上の子を連れて子守も兼ねて植物を販売していました。

下手にFXとか株をするよりは、こちらのほうが自分には合っているなーと思いました。

お小遣いも増えますし、子どもとの時間も増えますし、人との交流も増えるので一石三鳥ぐらいでした。

このときは、意外とアロエがよく売れました。意外とヤンキーっぽいお兄さんや、ちょっとコワモテなおじさんがよく買ってくれました。

 

③マルシェで売る

人が集まる場所ならとにかく売れます。

マルシェや野外マーケット特有の人とのつながりを感じられる場所は植物販売と相性が良いです。

 

 

このときは占いと組み合わせて販売しました。

 

 

④ネットで売る

商品数量が安定してきたらネットで販売もオッケー。

BASEメルカリなどいっぱいありますからね。

梱包費用と運賃がかかるのでコストが高くなりますが市場は一気に広がります。

 

どれぐらいの収益になる?

 

副業で始めた植物販売。

じゃあ実際どれぐらいの収益が出るのか?というお話です。

 

コーヒーの樹

コスト 24ポット 110円/ポット(ネット仕入)

土 30L 500円

鉢 100円

1ポットあたりのコスト 250円ぐらい

販売価格 500円~1000円(平均750円)

利益 500円/ポット × 24=12,000円

 

さらに、コストを極限まで絞った「増やす作戦」での販売実績例です。

 

多肉・ドングリ

コスト 120円/ポット

販売価格 700~1500円(平均1250円)

利益 1250円×20ポット=25,000円

多肉・どんぐりはやはり植物本体にかかるコストが圧倒的に安いので利幅が大きい結果となりました。当たり前と言えば当たり前ですが、よく売れるのによく増えてくれるのはありがたいです。

僕は占い師の片手間でやっていたので、よく売れた月でも収益30,000-40,000円ぐらいでした。

が、もっと頻度を上げて効率よくやれば月収10~15万円は余裕でいけると思います。

サラリーマンでも植物販売で月100万ぐらい稼ぐ強者も。

 

植物販売のいいところ

 

・原価がほぼゼロから始められる

・在庫してても気にならない

・気軽に始められて、アパートやマンションでも増やせる

・会社や街でよく売れる

(山で海産物が高く売れるのと同じ効果)

 

そもそも植物が好きな人や、趣味で園芸をしている人には無理なく始められるのでおススメです。

最初から収益を求めるよりも、趣味の延長線上ぐらいの気持ちで始めるといいかもしれません。

まずは、何でも「はじめてみる」ことが大事です。

 

「副業」については過去に副業特集サイト「フクポン」さんからも占いのほうで取材を受けています。

副業を考えられている方はこちらの記事も参考になれば幸いです。

初年度の売上は100万円!その後は年々倍になった「副業占い師」の成功ストーリー

まだ全然成功したと思っていませんが、とりあえずできることをひとつずつやっていきます。

 

にしけい

にしけい (西田圭一郎)

1987年富山生。工学修士。商社の開発営業職を辞めて、占いや相術を生業にしています。三児の父。本と旅とポケモンと文章を書くことが好きです。学生気分が抜けません。詳細はこちらから

にしけい (西田圭一郎)

1987年富山生。工学修士。商社の開発営業職を辞めて、占いや相術を生業にしています。三児の父。本と旅とポケモンと文章を書くことが好きです。学生気分が抜けません。詳細はこちらから

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