ここでも書いたんですけど
今後、占い師には卜術のような「閃き」「直観」「突き抜けたもの」が必要になります。
中途半端な統計はコンピュータに凌駕される
先日行ったソフトバンクワールドでコンピュータが人間の仕事を取りにきてる様子を目の当たりにしました。
僕を含む「占い」をお仕事にしている人たちはどうなるんだろうなと、ボンヤリ考えていたのですが
ロボットの進出で人間が行う手相、人相は閃きと言葉を養う必要があるね。
— にしけいポン(Nishikei Pon) (@nishikei_) 2017年7月20日
占いは閃きやおもしろさを追求する「エンタメ特化型」と
人の心に寄り添うカウンセリング要素の強い「癒し特化型」に二分される可能性が高い。僕を含め理論・統計を重視する研究者肌の占い師は淘汰されるのかもしれない。
— にしけいポン(Nishikei Pon) (@nishikei_) 2017年7月20日
統計特化型の命術は、コンピューターの発達により淘汰される気がします。
データ重視の四柱推命とか算命学を専門にされている占い師さんは、ノウハウを教えたがらない傾向にありますが、ちょっと心配です。
この記事でも書きましたが「自分が見つけた法則」って愛娘のようで、かわいくってかわいくって手放したくない気持ちもよくわかります。
師匠から代々教わってきた貴重な口伝だからこそ、その歴史の重みから口外できないのかもしれません。
しかし、僕は思います。
占いも、もっとオープンソースしたらいいのに
— にしけいポン(Nishikei Pon) (@nishikei_) 2017年7月19日
オープンソースにするということは出るばかりではなく、「異」が自分の中に入ってきます。
思考の鎖国を解いてアイディアの貿易を始めるのです。
柔軟性・閃きがないと、確実にビッグデータに飲み込まれます。
もちろん「カウンセラー」や「癒し」といった路線で食べていくなら必要はないかも知れませんけど。
2030年は「セミ捕まえ占い」が流行る
中途半端な「統計主義占い師」だとビッグデータにお仕事をもっていかれちゃう可能性大です。
それでも研究したいという人は
ロボットにできないエッジが効いたある意味「イレギュラー」なものであれば価値が出るのでオススメです。
コンピューターが「ナニソレ、役に立つの?」と認識する領域です。
ちょっと「エンタメ要素」が強くなりそうですが
従来のわかりやすい「メディアが作るエンターテイメント」とは一味違う世界、もっと泥臭い人間臭いのが当たると思います。
「今日の星座ランキング〜」というポップでオシャレな感じじゃなくて
もっと「何してんのこの人」みたいな「バカなことを真面目にやる」みたいな占いです。
例えば「セミ捕まえ占い」です。
「セミ捕まえ占い」は、セミを1時間で何匹どうやって捕まえたかによって性格や今後を占います。
「夏しかデータ取れないじゃん」
「めんどうくせ〜!」
「本当に当たるの?」
「セミである必要はあるの?」
というツッコミが入れば勝ちです。
ふざけているように見えてすごい的中率が高かったら
それこそ「なんで当たるの?」という疑問が生まれますから人々の好奇心をそそるんじゃないでしょうか。
「よくわからない」から面白い
「なんで当たるの?」という好奇心って、占いの魅力のひとつでもあるはずなんです。
よくわからないけど、すごい。ボヤッとしているからこそ、気になる。
わからないから探りたくなる。チラリズム、神秘性。これも占いの醍醐味なんじゃないでしょうか。
ビッグデータという超統計学が導き出した計算結果で「あなたは32歳で結婚します」と言われても、なんかこう「味気ない」というか。
「ちょっとよくわからないもの」の方が人は不思議とワクワクして信じてみようと思うのです。
ビッグデータfeat.占い
かといって、コンピュータの発達による恩恵を活用しないのはもったいないです。
ビッグデータと気学を組み合わせれば閃きと統計の両方から鑑みれるのでは…!
— にしけいポン(Nishikei Pon) (@nishikei_) 2017年7月22日
コンピュータが苦手とする「閃き」や「直感」と膨大な情報を組み合わせれば、それはそれは大きな未来予測の武器になるはずです。
研究の中でもデータ重視だとコンピュータと競合しちゃうので、直感を使うものが残ると予想。手相もある程度やっていると直感使うようになります。
そういった意味では直感の域まで達しない中途半端な占い師さんは淘汰されちゃうので、「振り切れていない思想」では通用せず癒し系に流れると思います。— にしけいポン(Nishikei Pon) (@nishikei_) 2017年7月25日
ここでも書きましたが
ある程度、ひとつの仕事をやっていると「勘」が培われてきます。
そしてこの勘を培うためには、情報蓄積と柔軟な思考が求められます。
今後、占いをする人も、しない人も
利用できるものなら何でも利用してみたらいい
— にしけいポン(Nishikei Pon) (@nishikei_) 2017年7月25日
こういうスタンスでいきましょうよ。
にしけい