花札占い講座・超入門編を開講します。

 

花札占い・超入門講座を開講いたします。

 

花札占い

 

花札を用いた占いです。花札自体の史料が少なく、花札を占いに用いたという史料も現在調査中です(ほぼ無さそう…という感じ)。現在、花札占いを用いて占っている人はいるものの体系だったものはなく、独自の方法で占っているようです。

多くの占いや占い師が「伝統」や「格式」といった箔を付けたがるのですが、花札占いに関しては「元祖」や「本家」を自称する人がいない(名乗れない?)珍しい占術で、良く言えば花札占いを採用する人たちの人の良さが伺えます。

もしかすると花札占い講座をしようとする僕が一番の悪人なのかもしれないという気さえしてきます。

 

2つのアプローチが可能な花札占い

 

先述したように花札占いに特定の形式や体系はなさそうです。しかし、花札自体12ヶ月×4枚=48枚という「占いやすいシステム」が既に構築されています。今回お伝えする花札講座では次の二つの方向性でお伝えしていきます。

 

1. 札の次節や意味を体系化して占う方法(理論)
2.ビジュアル面からインスピレーションで占う方法(感覚)

 

完全に感覚やインスピレーションで占っても良いと思います。しかし、1の体系だったものがあると他の占術との相互性が出来てくるのでアウトプットの際のボキャブラリーや解釈が圧倒的に増えてきます。抽象概念で体系化されているので、汎用性が出てくる上に、既存の占いの知識をそのまま生かすことができます。

とはいいながらも、花札特有の絵柄を生かしたインスピレーションも取り入れた1と2のハイブリッド型が占いやすいと考えています。花札を眺めて日本人だから理解できる情緒や趣がありますから、これを活用しない手はありません。

 

どんな人が花札占いに向く?

 

花札占いに興味関心を抱く方の傾向として

・挑戦心、独立心、探究心が強く、欲望に素直。
・勝負事、刹那的な刺激を好む。
・揺るがない独自のスタンスがあり、隠された野心が強い。

こういった特徴があるようです。40~60代の女性で独立心の強い方が興味をもちやすいようです。(にしけい調べ)

「癒して欲しい〜」とか「自分を褒めて欲しい〜」という感じよりも「人生にガードレールなんてない!」というようなパキッとした人に向くかもしれません。(術者や何を占うかによりますけど)

 

実際に占ってみた所感

 

何でも試してみないと気が済まないので、とにかくガンガン花札を使って占ってみました。理論と感覚7:3ぐらいの割合で占ってみたところ以下のようなことがわかってきました。

1. 恋愛占・取引占・勝負占・事業占などで真価を発揮する。
2.長期的で漠然としたテーマよりも、具体的で短期的なテーマの方が当たる。
3.買物占、手術(整形)占、不倫や物質的で肉体的なテーマもかなり当たる。

どちらかというと家庭的でほんわかしたテーマよりも、自分の欲望や願望をどう達成するかというテーマがよく当たりました。特に「心情」を読み解ることに長けていると感じました。花札の歴史的背景や絵柄の影響もあるのでしょうか「ドロっとしたテーマ」や「人間社会でどう生きるか」といったものがテーマとして相性が良さそうです。

全体的に「刹那的」という雰囲気があって「壊れたらまた作ればいい」というようなスクラップアンドビルドの精神が漂う占術だと思います。(占断者や占断テーマによるので、このあたりはあくまで僕の感想です)

 

花札占い超入門講座

 

ということで、花札占い講座・超入門編を開講いたします。

 

■日時:
2021年10月17日(日) 14:00-17:00

■受講形態:
・リアルタイムオンライン受講(zoom)
・動画受講

当日参加できない方も動画受講OKです。何度も見直していただけます。

■必要なもの:
・ネット環境
・筆記用具
・花札(があったほうが楽しめます)

■受講料:
8,000円 (テキスト代/税込)

お申し込みはこちらから

 

花札占いの世界観、おもしろさが一人でも多くの方に伝われば嬉しいです。

にしけい

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書いている

西田 圭一郎

1987年富山市生まれ。工学修士。 商社の開発営業職を辞めて、占いや相術を生業にしています。本と旅とポケモンと文章を書くことが好きです。黒も好きです。どの国に行ってもスチューデント扱いされます。詳しくはこちらから。

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