「スイーツ相術」のポテンシャルと可能性

ひょんなことから「スイーツの相」を見て占う卜相術が生まれまして…

オンラインサロンで限定的にスイーツ相術を使った鑑定をやってみたところ…

かなり的中することもわかってきました。

というわけで、今「スイーツ相術」の本を教授(@AyabaneK)と共著でまとめています。

↓某ビュッフェにてスイーツ相術について会議中の様子

 

スイーツ相術はなぜあたるのか?

スイーツは、本来「生きるため」に食べるものではなく「楽しむため」に食べるものです。娯楽性・快楽性が高い食べものです。

それゆえ、生存欲求ではなく社会的な承認欲求や生存とは別の欲求が露見します。1枚の皿に無意識に選び取られたスイーツ。これは「腹を満たす」ための実利性ではなく、「心を満たす」ための精神性の象徴とも言えます。

つまり、その人物が無意識のうちに感じ取っている「不足感」や「求めているもの」が色濃く出るといっても過言ではありません。人間には「第六感」があると言われています。

この第六感と直結するかどうかは定かではありませんが、「なんとなく」とか「直感的に」選択したものが自分にとって最適解であることがよくあります。

これと同じように「自分が知りたいこと」や「近未来自分のみのまわりで起こりそうなこと」を無意識のうちに予測し、答えを導き出している可能性が高いです。

つまり「無意識」の中にヒントがあり、その無意識に選び取ったスイーツに大事なメッセージが隠されているのです。

自分自身から見て「遠く」にあるものは外の世界であり、現代でいうと「社会性」を象徴しますし

自分自身から見て「近く」にあるものは内側の世界であり、現代でいうと「家族」や「個」を象徴します。

ここに、どのような性質(形、色、香り)のものを配置するかで、無意識を読み解いていけるのです。

 

呪術・魔術的な役割も

このスイーツの相を変えることで、逆説的に「行動」が変わります。行動は無意識に行われるものですから、意図的にやっているように見えて実は「無意識」へアプローチしています。

つまり、食べるスイーツや順番などを意図的に変えることで、相が変わり、行動が変わり、未来が変わります。

これから食べようとしているスイーツの相が変わることは、人生の中ではごくわずかなウェイトしか占めません。negligible smallと言われてしまえばそうかもしれません。

しかし、その最初の一歩がドミノ倒しのように自分の人生を変えるきっかけになるかもしれません。

僕は手相占いを本気で勉強したい人にまず知っておいてほしい疑うべき手相の読み方という自著の中で「マジックで手相を描いても運気は変わらない」という旨を書きました。

手相というのは「相術」の中でも川下であり末端であり「より結果寄り」のレイヤーだからです。
僕が見ている限りですが、相術の中でも墓相→地相→家相→方位→手相・人相の順に影響しています。
お墓が地相を決め、その土地が家相を決め、その家に入る影響が方位に現れ、これらの流れの全てが手相や人相に影響するのです。 手相占いを本気で勉強したい人にまず知っておいてほしい疑うべき手相の読み方

 

墓、地、家…というものはより「物質性」が強いものになります。曖昧な波の存在が粒子化した存在です。これは地球特有のファクターになり、地の気とも呼んでいます。

スイーツや食べ物は、物質性が強く、さらにこれらは肉体に取り込まれます。

マジックで手相を描くという呪術は「手相の解釈」が求められます。他者から「これは結婚できる線だよ」と言われてもそこに「懐疑」があれば思い込みの効力は弱いです。

手相のことを日夜考えて手をみてよだれを垂らすぐらい手相が好きなら効力はあるかもしれませんが、そうでないのであれば腕に「来年結婚します」とタトゥーを入れた方が直接的ですし、連想しやすいです。

どうしても「手相の線」から「来年結婚」ということをリンクさせる際に、表層意識的な「思考」を通る必要があります。

「快・不快」と形からの無意識的な刷り込みを利用している巒頭派風水との違いはここにあります。表層意識を用いたアプローチと無意識を用いたアプローチ。後者の方が圧倒的に強いです。

「手の線を描いた」という行動自体は無意識的ですし、線を常に目視して確認している以上これも無意識へのアプローチです。しかし、描かれた線の意味を変換する際にどうしても「連想ゲーム」を経由しなくてはなりません。

スイーツ相術はどちらかというと巒頭派風水のような「形・色・香り」といった象徴を、直接的に無意識へアプローチできる可能性があります。

もちろん先述したように、無視できるほどの小さな影響力しかもっていないかもしれません。このあたりはどれぐらい効力があるかなどはより検証してかなければなりません。

しかし、形・色・香りといった「波」の性質をもった情報であり、それを体内に取り込むという行動も含んでいる一連の所作から何らかの呪術的かつ魔術的効力は期待できます。

いくらスイーツは娯楽性・快楽性の強い行為だったとしても、特定の相をもった物体を「食べる」という具体的かつ直接的な行為は、類感呪術の一種でもあり、特定の種類の地の気を取り込むことになります。

というわけで今まとめている「スイーツ相術(仮)」の書籍は

1.スイーツを用いた卜相術的アプローチと読み解き
2. 象徴の捉え方参照リスト
3. 呪術・魔術・無意識への刷り込みで運気を変えるスイーツ行動学

この3本が主軸になります。

そして、まずはみなさんにわかりやすい、実用してもらいやすい3の「どんなときにどんなスイーツを食べると適しているか」についてまとめた本を出版する予定です。

そして、スイーツ相術の講座も開講予定です。

理系のおっさん二人がガチでスイーツ相術の理論と体系化に取り組んでいます。既存のスイーツ占いとは大きく趣が異なる普遍的かつ汎用性の高い占術になると思います。


楽しみにしていてくださいね。

にしけい

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書いている

西田 圭一郎 (にしけい)

1987年富山市生まれ。化学系工学修士。商社の開発営業職を辞めて、占いとWeb開発などを生業にしています。趣味は読書と旅とポケモン。文章を書くことが好きです。三児の父。詳しくはこちらから。

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月に1〜2回ゆるっと配信しています。お知らせや占いに関するトピックを書いています。

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