社会や世間や流行に違和感があるなら「蚊帳の外」で生きる戦略を

ルール・常識・マナー・流行・話題・バズっている・誰かの噂話・出世・組織・昇給・ポジション取り・マウント・自慢・相応・普通・予定調和・共感する・しきたり・習わし・季節の催し

こういったものがよくわからず生きてきましたし、今もよくわからず生きている気がします。

リアルでもネットでも「人の輪」みたいなものに入れず、どこにいても馴染めている感じがなく、どこにいても違和感があり、まわりからも違和感を感じられることが多々ありました。

知識としてはあるんですね。こういうときはこうしたほうがいい、と。

でもそれがよくわからないですし、「みんなと同じようにしろ」と言われて、それを頑張ろうとした時期もありました。「輪の中に入らなきゃ」という風に考えた時期もあるのですが、やればやるほど輪の外に出ていく感じがありました。それであるとき諦めたんですね。

根本的にこれらがなぜ必要なのか全く理解できないんですね。動機の根っこのようなものが欠落しているというか。何度も言うように知識としては知っているんですね。「こういう場合は、やさしく声をかけたほうがいい」とか「話題に合わせたほうがいい」とか。でも、本当のところよくわからないんですよ。

コロナのことも世界中で騒がれているんですけど、なんで騒いでいるのかずっとよくわからなかったんですね。ワクチンとかそれに伴う政治や思想とか。全くに近いぐらい興味がないというか。聞かれたらいちおう答えますし、お仕事上必要なら知識としては知っておくか、ぐらいなんですね。正直全く興味や共感がもてなくて、この話題に一生懸命になっている人を見ても行動原理が全くわからなかったんですね。

「◯◯さんって、実は△△なんだよ」とか「わたしの身近にはこんなおかしなひとがいる」とか「実は◯◯の店に芸能人がよく出入りしているらしい」とか言われても、全く興味がもてないんですね。「そうなんだ」という相槌しか出てこなくて、感想も特になく、いちおうこういうときに「それはすごいですね」と言っておいたほうがいいという知識はあるので、言っている感じです。自分が実際に見たり、実害がなければ全く興味がもてないんですね。自分が興味が湧いたことには全力でエネルギーを注ぎますが、それが大衆とズレていることに罪悪感や焦りのようなものをもつことをやめたんですね。興味がもてないものはもてないし、興味があることは無視できないんですね。

それで、僕のように「社会や世間にあまり同調共感できない人」「ズレがある人」は他にもたくさんいると思うので、特に特別なことだと思っていません。

この記事でお伝えしたいことは、自分自身のそのような性質に気づき「あ、もう会社員とかだめだ」とか「組織や集団行動無理だ」と心底実感が湧いている人は「もう腹を括るしかない」ということです。自分の力で生きていくというスタンスというか、能力や技術を身につけたり、それを生かした戦略のほうが長く生き続けられると思います。

自分が世間の輪にうまく溶け込めないことに気づいておきながら、なおも組織や他者に合わせようとしたり、溶け込もうとする、なんとか自分を矯正・修正しようとする、といった状態が一番きついはずです。(おそらくこのような人は自然と自分でやっていくしかないという生存戦略になっていくか、無理して心身を病むかのどちらかだと思います)

下図で言うと「違和感を感じる」・「他者に合わせる」というAのフェーズが一番きついはずです。

僕は集団行動やルールに違和感を感じて合わせられなかったので、左側(Bのフェーズ)にいます。

反対に冒頭の要素に興味があったり、うまく順応して違和感がないのであれば、それはそれで幸せなことです。そういう人が無理して「独立する!」とか「人と違う道をいくぜ!」といった風にやってしまうと、これはこれで無理してしまうことになりうまくいきません。上の図だとCフェーズの人が一番自由を感じやすく、現代ではやっていきやすいでしょうし、おそらくこの記事を読んでいるCフェーズの人はほとんどいないと思います。

まず誰かの噂話に興味をもてたり、ワイドショーを見たり、みんなと一緒に何かを楽しめるというのであれば、上側のCかD寄りだと思います。あとは常識とかルールとか協調性とか、共感みたいなものが残っている人も上側(C・D)になり、そういう要素自体が才能だと思うので、自分には個性がないとか、普通だと嘆く必要はありません。

「蚊帳の外」という言葉がありますが、蚊帳の外にいると虫に刺されるので自分でなんとかするしかありません。蚊帳の外から「蚊帳の内」に頑張って入ろうとしてもなんかもう無理だなと感じている人は腹を括って行動したほうが良いと思います。蚊帳、けっこう分厚いですから。蚊帳の中に入ろうとするエネルギーを外に向けた方がいいと思います。

あと「隅に置けない」という言葉があります。「意外と経験豊かであったり、才能・知識などがあったりして、あなどれない」という意味ですが、個人的には隅に置いておいてもらったほうが自分のやりたいようにできるのでありがたいなと思います。娘が「すみっこぐらし」というキャラクターが好きなのですが、本当のすみっこぐらしならアニメ化したり映画化したりせず、スポットライトが当たらないんですね。だから彼らは「すみっこぐらしぶってる」だけなんですね。

と言いつつ、僕もこのようなことを公の場で発信しているということは彼らと同じなのかもしれません。何が言いたかったかというと、下の図の右下(A)のフェーズはけっこうきついので、もうちょっと素直にマイペースに生きる戦略を模索したほうがいいのでは?ということでございました。「そう簡単にBにいけるかよ」というご意見も知識としては知っているので、無理にとは言いませんけど、少しずつっス。

 

にしけい

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西田 圭一郎

1987年富山市生まれ。化学系工学修士。商社の開発営業職を辞めて、占いとWeb開発などを生業にしています。趣味は読書と旅とポケモン。文章を書くことが好きです。三児の父。詳しくはこちらから。

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