「仕事があるから子育てに参加できない」って本当にそうなの?逃げてるだけじゃない?

 

子育てをはじめて2年と半年。

まだまだ新米だし、イクメンとは程遠い僕ですが

これだけは言わせて欲しいです。

 

子育てって下手なサラリーマンよりもハードです。

 

最初は妻に「なんでできないの?」みたいなことを言ってしまったこともありましたが

この場を借りて謝罪したいです。

 

過去にお母さん向けの手相企画をさせて頂きましたが

【手相で少子化を止める】お子様の未来予想手相カルテをお作りしました。

 

上の子が1歳すぎたぐらいでようやく気がつきました。

本当に子育てを毎日やっているってすごいと思う。

 

実際にやってみて分かるワンオペ対応のキツさ

 

実際2人の子どもを1人で面倒を見てみて感じたことは

仕事の方が断然楽だなということです。

 

「お前の仕事が楽すぎるだけだろ、外に出て働く方が断然キツいわ!」

という人もいるかもしれませんが

普通に定時通りもしくは残業30時間/月で仕事が終えられるならマシです。

 

それでもキツいorそれ以上働いているというなら

それはそれで、時間の使い方と働き方を変えた方がいいですよ。

 

 

ブラック企業よりも過酷な子育て環境

 

0〜2歳の子どもを2人同時に面倒を見ることを会社の仕事で例えたら…

 

新人で入社した初日から

その会社の最高売り上げ予算を誇る強烈クレーマー上顧客を

1人で担当させられているようなものです。

 

24時間昼夜を問わずクレームの電話がかかってきて1人現場で対応して

クレームに何度対応しても新たな問題を起こして

仕事を放棄しようものなら社長や他の社員から

「うちの大事なお客様だぞ分かっているのか」という目で見られ

平日も土日も接待漬けで、毎晩ホテルも同室に泊まって

眠りにつくまでご機嫌を取らされて

寝てるあいだに次の提案書類作って、起きたらすぐにクレーム対応。

 

ひと息つく間もなく非常事態で神経を擦り減らし24時間365日働いても

時給換算するとコンビニのバイトより安い。

 

こういう環境で働いている(子育てしている)母親がほとんどだと思う。

 

もちろん「自分の子どもだから」という最大の理由があるから頑張れるわけですけど

「労働環境」という観点だけで見るとかなりエグいものがあります。

 

男は逃げたい生き物

 

男は、正直できるものなら子育てから逃げたいです。

 

だって、ちょっとやってみてわかるでしょ。

「あ、これ、キツいわ」って。

妻の方が有利だなって。

 

ロジカルどころか言葉も通じない相手に24時間ずっと批判否定されているわけですから。

お客さんなら、相手が大人ならまだ理解してもらえる余地があります。

会社で失敗しても謝罪してある程度なら許してもらえます。

家に帰れば多少は嫌な顧客も出来事も忘れることができます。

でも、子育てはこれらが通用しません。

 

母乳も出ないし、母親のような優しい声も出せません。オムツ替えも下手です。

「子育て」という仕事をする上で、いきなり高いハンデを課せられます。

今まで自分がやってきた経験やプライドがズタボロにされます。

何度も言いますが、ほとんどの男は正直子育てから逃げられるなら逃げたいです。

 

「逃げる」のは簡単

 

「母親の代わりをやれ」とか

「仕事を放棄してイクメンになれ」と言いたいわけじゃないんです。

 

僕含めて男性は女性に比べて子育てに不向きな性質をしていることは重々承知しています。

けど

「仕事だから」という”子育てから逃げられる魔法の6文字”を使って

想像以上にハードな子育てから目をそむけて

体験すらしようとしない男性って一定数いますよね。

 

それって、男としてどうなんでしょうか。

 

「残業だから」と言ってダラダラ会社に残り

時間を切り売りして満足した気になって、仕事からも家庭からも逃げる。

 

残業したってたかが知れていますし

サラリーマンの給料なんて上がると言っても

「来月から300万円上がるからベビーシッター雇うわ」なんてこともありません。

 

そして、いろんな情報を集積した結果

仕事ができない男ほど子育てから逃げる傾向があります。

 

効率が悪くて、心に余裕がないからだと思います。

心に余裕がないと運も逃げますから

子育てに参加しようとしない夫をもつ奥さんは

一度、夫の外での仕事っぷりリサーチしてみても良いかもしれませんね。

 

「結婚前に結婚後の姿が見えるメガネ」が開発されたら

便利だけど出生率めちゃくちゃ下がるんだろうなぁ…

未知って素晴らしいね。

 

にしけい

 

関連記事:
メリットデメリット人間の僕が結婚・子どもができてよかったと感じること

 

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書いている

西田 圭一郎

1987年富山市生まれ。工学修士。 商社の開発営業職を辞めて、占いや相術を生業にしています。本と旅とポケモンと文章を書くことが好きです。黒も好きです。どの国に行ってもスチューデント扱いされます。詳しくはこちらから。

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