正直言うと苦手な子守タイムですが、何か目標や課題を決めて取り組むと途端に「ゲーム性」が増して楽しくなります。
今日は留守番デイ。子ども3人見ながらでも1日5-10稼ぐのを目標にしてます。今日も達成できましたが、こういうとき日頃コツコツ種をまいておくことの大事さを実感します。スマホひとつでだいたい仕事ができるので子どもがいても自由は作れると思います。って書いてる横で次女がお茶を吐き出しました。
— にしけい/Nishikei (@nishikei_) July 30, 2019
次女ちゃまの夜泣きがひどいのはお腹減ってるからでは?という指摘があったので今日はたらふくご飯を食べさせてみます。長女が少食だったので、こんなに食べさせていいのかとも思いますが、やっぱり全然違いますね。
— にしけい/Nishikei (@nishikei_) July 30, 2019
この日は3人とも比較的、体調を崩していて
真ん中の男の子の下痢が大変なことになっていました。
そうなんです。今日はもうズボン2つ洗いました。 https://t.co/a2AT2EiPdQ
— にしけい/Nishikei (@nishikei_) July 30, 2019
そこで思いつきました。
オムツのギャザーを突破して漏れ出てくるぐらいの下痢はどう食い止めればいいだろうか…オムツの中に片栗粉を振りかけておくとかどうだろう。実験してみるか…
— にしけい/Nishikei (@nishikei_) July 30, 2019
こういうときこそ科学の力で未来を切り開くのです!!
下痢漏れがひどい息子のオムツに片栗粉を入れると下痢便でダイラタント流体ができるというリプも頂きましたので、さっそく水解性の紙(トイレットペーパー)に包んでセットしてみました。固体になって欲しいので息子には勢いよく下痢便を出すように指示してみます。 pic.twitter.com/R2DMVJzbTO
— にしけい/Nishikei (@nishikei_) July 30, 2019
オムツのギャザーにも限界があるので、これでうまくいけば下痢用オムツの開発にもつながります。うまくいくといいな…片栗粉のほかにゼラチンや小麦粉のスクリーニング基礎実験も必要になるかもしれません。
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片栗粉パッドのつけ心地は悪くないようで、いつも通りポケモンを見ています。下痢便が出るのが楽しみになってきました。 pic.twitter.com/qf8Ca8Wj5N
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憎き下痢便も「何か新しい結果」が得られると思うとワクワクしてきました…
そしてついに…
キターーーー!実験成功!ギリ漏れてない!!
固まった片栗粉パッドの写真はアップできませんが、かなり強めに固まってました。
次は片栗粉の量を2倍にして仕込みました。次の下痢便が楽しみです。 pic.twitter.com/jUnd708CIG— にしけい/Nishikei (@nishikei_) July 30, 2019
こうやって「大変なこと」も工夫次第でひとつひとつ「楽しみ」に変えていけるんですね。
困っているときにこそ新しいものが生まれます。
下痢便漏れ防止片栗粉パッド試作3号。
お尻の穴付近に設置すると下痢便の分散がかなり抑制される。
ズボンも汚さないし拭き取る手間考えたら、これ仕込んでおいた方が楽チン。古くなった片栗粉回収できればリサイクルにもなるし安価で作れる。 pic.twitter.com/4nugs4FURA— にしけい/Nishikei (@nishikei_) July 30, 2019
試作3号も成功。大さじ1.5-2.5杯ぐらいで調節すると良さそう。メモメモ。 pic.twitter.com/ueaf1tkBJZ
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採算性も考えます。
コスト面と唾液成分無視できる用途なので片栗粉の方が最適かと https://t.co/VFTFodTUyX
— にしけい/Nishikei (@nishikei_) July 30, 2019
これもしかすると高齢者や障害者の雇用創出にもつながるかもしれません。
ある程度吸水性のあるものを水解紙で包みこみ、ヒートシールかホットメルトで封入することができればいいわけです。
古くなった片栗粉やゼラチンなどを回収します。例えば100gを10円とかで回収します。例えばですけどね。ゴミがわずかですがお金に変わるわけです。
片栗粉袋作成の作業自体は簡単なので、簡易的に作ることができれば体が不自由な人でも内職のような形で作ることができるかもしれません。
あとは紙を仕入れてきて工賃込みで1個あたり5円以下で作ることができれば、1個10円で売って作業者の方に5円入ります。パックにして乾燥剤を入れて保管することも可能です。
下痢便漏れ防止袋10枚セット100円だったら誰でも買うのではないかと思います。
毎日使うわけではないので量は捌けませんが、やっぱり子育て世代としてはオムツだけでは心もとないときがあって、下痢漏れ防止袋があればちょっと安心です。
それにお気に入りの服とか、誰かから借りた服を着せるような「絶対汚せないとき」はこれをスッと差し込んでおくだけでかなり安心です。
老人介護施設で自分たちがつけるオムツに付けるパッドを自分たちで作るのもいいかもしれません。作業が簡単なので子どもでも作ることができます。
細かいところを詰めていかなくてはなりませんが、子育てとリサイクルと福祉を兼ねたビジネスモデルです。
息子が下痢をしてくれたことで、新たなビジネスの可能性が生まれたのです。
「嫌だな」「苦手だな」と思っていることにこそチャンスがあります。
何か新しい概念を創造することで、ひとつひとつ「楽しく」することができます。
にしけい