【生け花始めました】学ぶことは自分を壊すこと

生け花を習い始めました。その世界に一歩足を踏み入れてみて初めて、「奥が深い」という言葉では片付けられないほど、奥が深い世界ということだけは分かりました。

生け花と盛り花とフラワーアレンジメントの違いすらわからないぐらい何も知らなかったのですが、何も知らなかったということが知れることが非常に楽しいです。

自分のレベルアップのためにも、少しずつ自分が生けた花をアップしていこうと思います。おそらく見る人が見たら、「はーん、そういう流派ね」とか「にしけいってこういう感じなのね」と思われるかもしれませんが、恥を忍んで出していこうと思います。未来の自分がこれを見て「恥ずかしい」と思える日が来ることを願っています。

 

 

自分なりに見よう見まねでやるんですけど、なんか違うんですよね。そして、出来上がった生け花を先生がちょっと手直しするだけで、全然かっこよくなるんですよね。部分が全体に与える影響の凄さに驚いていますし、非常に不思議です。

「部分で全体を変える」というのは、僕にとっての永遠の課題でもあります。これが少しでもわかるようになると、また新しい世界が見えてくるかもしれませんし、また何も見えていなかったことに気付かされるかもしれません。何かを知り得た喜びと何も得られていないと痛感し、絶望する。それを繰り返すのは、占いと同じかもしれません。

 

学ぶ = 自分を壊す

 

自分が誰かから何かを教わるとき、なるべくリアルタイムでなおかつリアルで習いたい派なんですね。自分で考えて、悩んで、あれこれ吟味した結果アウトプットした何かよりも、より優れた答えがあれば知りたいですし、何かを習う以上思いっきり失敗したほうが上達が早いです。

自分が教える側に立つ時も、失敗を恐れずに自分で悩んで自分なりに答えを出そうとする人のほうが吸収が早いなと思って見ています。プライドが高かったり、セルフイメージを壊せない状態だと、飲み込みが遅いんですね。わかっているっぽい風でも、全然わかっていなかったりします。

何かを学ぶときって「自分を壊すこと」が求められます。「自分は知ってる」「自分は他者より優れている」というセルフイメージの固定が起きると、学び得られることも少なくなります。

なので、講座などでもどんどん質問してくれる人が好きですし、自分もどんどん質問をします。知らないから、わからないから質問しますし、わからないから習いに行くのです。そして、自分が誰かに何かを学ぶときは、同じように新しいことを学ぼうとする姿勢がある人から学びたいです。そのほうがおもしろいからです。ただそれだけです。

にしけい

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書いている

西田 圭一郎 (にしけい)

1987年富山市生まれ。化学系工学修士。商社の開発営業職を辞めて、占いとWeb開発などを生業にしています。趣味は読書と旅とポケモン。文章を書くことが好きです。著書は50冊以上。三児の父。詳しくはこちらから。

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