アラフォーになって改めてポケカ(ポケポケ)で遊んだらまた違った感情が込み上げてきた

先日、ポケモンカードを収集対戦できるゲームアプリPokemon Trading Card Game Pocket(通称: ポケポケ)がリリースされました。

小学生のころお年玉やお小遣いをポケモンカードに費やしまくった僕としては、世代的にもドンピシャに刺さるゲームなのですが、控えめに言って神ゲーだと思います。

本家のポケカで遊んでいたからこそ分かる、ゲームシステムの調整やデフォルメの素晴らしさ。エネルギーカードを毎ターン配布にしたり、20枚デッキ制、サイドカード3枚(3ポイント制)にすることでマンネリ感やモッタリ感がなくなり、対戦が非常にスピーディになりつつ、短時間でも1回の対戦の満足度があります。

分からない人・興味がない人に一言で伝えるとしたら、「引き算による成功例」と言えます。足すのは簡単なのですが、引き算って難しいんですよね。開発された方々は相当な苦労と試行錯誤を繰り返されたと思います。

 

なんか人生っぽい

 

ポケモンカードで遊ぶのは小学生か中学生以来だったのですが、アラフォーになってプレイしてみるとまた違った思いが湧いてきました。

カードはパックを開けるまで中身がわかりません。同じカードを何枚も引くこともあれば、弱いカードばかり入っていることもあります。ランダム、運次第なんですね。課金するとカードを引ける回数は増えるものの、お金を払えば良いカードが必ず手に入るとは限りません。

自分が与えられたカードを使って、工夫しながら対戦する…というのは、なんか人生っぽいなと思いました。人は生まれる場所も生まれ持って出てくる性質も自分で選ぶことは出来ません。自分の意思で選んで生きているように見えて、どこまでいっても「対応者」です。

例えば、対戦でミュウツーとサーナイトによるエスパーつよつよデッキでボッコボコにやられたときに、「くそー!自分もミュウツーデッキが使えれば…!」と一瞬頭を過ぎるのですが、ミュウツーもサーナイトも僕はもっていないんですね。

でも、ピカチュウやサンダーといった電気タイプの強いカードは少しばかり多めに手に入れられたので、それらを主軸にデッキを組んだりしています(ゼブライカという低レアリティのカードが好きです)。

自分が持っていないカードを羨ましがることは、他者の才能や環境を羨ましがることと同じです。確かに隣の芝生は青いです。しかし、そればかりを追いかけていてもしょうがないんですね。

配られたカードでいかに戦略を立てて勝っていくか。対応していくか。それでいて、ちゃんと「運の要素」が入っていたり。運が悪ったら瞬殺されるし、運が良かったら一方的に相手を制圧できたり。

でも、運の要素は全体の2-3割ぐらいかなーという気がします。7-8割ぐらいはやっぱりロジックや戦略で詰めてデッキを組んでいくことで勝利の再現度を高めていくしかないなと思います。

とりあえず「最強の遺伝子エンブレムイベント」は45勝して金賞を取れたのですが、常に対戦環境は変わるので、より再現度の高いデッキを組めるよう試行錯誤していきたいと思います。こんなにおもしろいゲームを作っちゃダメだってば。ついついやっちゃうから。

にしけい

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書いている

西田 圭一郎 (にしけい)

1987年富山市生まれ。化学系工学修士。商社の開発営業職を辞めて、占いとWeb開発などを生業にしています。趣味は読書と旅とポケモン。文章を書くことが好きです。三児の父。詳しくはこちらから。

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