昨年の6月に他界しております。
死因はシラタマと同じように転覆病です。9ヶ月の短い命でした。
その後、ちょっとだけペットロスに陥りました。
赤くて丸い主たちが不在になっても水槽には小さな命たちがいました。
彼らの命を全て捨て去る勇気はなく、水槽を続けることにしました。
水槽をキープするためにはいろいろと道具が必要で、その道具を買いにカーマホームセンターに向かうたびに
ピンポンパールのコーナーの前で足が止まりました。
ポンもシラタマも死んでしまった。殺してしまった。そんな僕にもう一度ピンポンパールを飼う資格はあるのか。
ポンの死から2週間も経たないうちに、僕はまた赤い丸いヤツを自分の水槽に招いていた。
今度の子はどうにかして1年は育てたい。
本当の死因は
彼らが死んだ原因を、水槽に手をあてて僕なりに考えてみた。
いろいろあるけれど、そのいろいろを総合すると
「いろいろやりすぎた」
というのが最大の死因だと思います。
小学校の教室で飼われていた金魚たちのように、とにかく「構われすぎた」のが一番大きいと思います。
エサのあげすぎ、水温変わり過ぎ、水草変えすぎ、混泳パートナー入れ過ぎ、水槽変えすぎ…
ポンちゃんたち、それはそれはストレスだっただろうなぁ…
なんか初恋のときの失恋の仕方と、初めての水槽の失敗の仕方って原因が似るんじゃないかなって思うんですよね~
あのころ当時できた彼女が好きで好きでとにかく手をかけて
いろいろやりすぎてウザがられてしまってダメになっちゃったのを思い出しました。
水槽も一緒でこうやって失恋ならぬ「失魚」をして勉強して成長していくのかもしれません…
ポン2世、改め「ボン」
ということで、新たなピンポンパール「ボン」ちゃんです。
現在の水槽
ピンポンパール 6か月
オトシンクルス×2匹 8ヶ月
オトシンネグロ×1匹 9ヶ月
ミナミヌマエビ ?匹 ?ヶ月 (ときどき掃除すると出てきます)
45cm水槽、幅が22cmでスリムな水槽です。コトブキの上部ろ過です。
ポンちゃんはオトシンたちを追い回したり、突こうとしていたのですが、ボンちゃんは比較的仲良く混泳しているようです。
金魚1匹1匹に性格があるのも飼育してみるまで知りませんでした。
あと、水替えは1~2週間ぐらいに1回、エサも3~4日に1回沈降性のエサをあげています。
飼い始めて半年経ちますが今のところシラタマに観られたような明らかな「転覆」の症状は見られていません。
今のところ水温が12~15℃ぐらいでヒーターを入れようか入れまいか迷っていますが
なるべく「自然に」飼うことを決めたので「買わない」寄りの気もちです。
ゴチャゴチャやらない。なるべくシンプルに飼う。
これをモットーにボンちゃんとは付き合っていこうと思います。
にしけい