【もはや縁起物】ピカチュウを五行思想で読み解いてみると人気が出て当然だった

 

ピカチュウを木火土金水でおなじみの五行思想で読み解いてみたところ

日本人、いや世界中の人たちにとって縁起が良いキャラクターで

「そりゃ人気が出て当然だよな」ということがわかったのでご紹介します。

ポケモンが好きな人、ポケモン業界で働く人たちは、ドわすれしないようにこの記事を読み込んでおいてくださいね。

 

ピカチュウはネズミ

 

ねずみポケモン・ピカチュウ。

ねずみは十二支でも「子」です。

十二支は時間・空間などを指し示す際に使われており、五行思想から派生した概念で風水や家相でもよく使われます。

「子」は五行で言うと水を表します。でんきねずみですが、子は「水」です。

「子」は八卦で言うと地雷復という卦になります。一陽五陰。

1番下のみが陽で、あとの5つは陰。新しいものが生まれ出ようとしている様子を表します。

「子」は季節でいうと仲冬で11月の大雪〜12月の小寒の時期にあたります。

つまり「子」は寒い冬真っ只中で、これから新たな春を向かえるために気を蓄えている様子を意味します。

ピカチュウ然り、ミッキー然り、ハム太郎然り

ネズミを模したキャラクターたちにはこの「子」の水気が宿っており

逆境を乗り越え新しい季節を迎えようとする底力が備わる呪物と言えます。

 

トラのような模様

 

ピカチュウはネズミですが、体の模様はトラのような模様をしています。

 

トラは十二支でもおなじみですが、このトラは五行でいうと「木気」に属します。

季節は立春から2月の啓蟄まで。暦上「春」の始まりです。

方位は東北、鬼門を過ぎ「新しい命へバトンタッチ」しきったところを意味します。

寅は「発展して止まぬもの」「どこまでも伸びていくもの」という意味があり、非常に勢いがあります。

「五黄の寅生まれは気が強い」なんて昔から言われますが、寅年生まれはざっくり言って強い勢いをもちます。

寅模様をもつピカチュウは「勢いの強さ」を体現している存在と言えます。

 

でんきタイプ

 

ピカチュウは「電気タイプ」になります。

電気・雷は震宮・三碧木星を意味します。

方位は東、季節は寅に次いで啓蟄から3月の清明の前日までです。完全に春です。

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「雷宮」は五行でいうとやはり「木」で、春に草木が生い茂るような力強さがあります。

 

ピカチュウは寒い冬から春へ飛び出す勢いがある

 

ここまで考察してきたポイントをまとめます。

ピカチュウは

子…水の底力

寅模様…木の勢い

雷(震宮)…木の発展性

 

を体現しており、寒い冬を吹き飛ばし春を力強く呼び寄せる象徴と言っても過言ではありません。

古来より農業に従事してきた我々日本人にとって、種まきの季節である「春」はのどから手が出るほど「希望」の時期であり、大事な時期です。

豆まきの風習が完全に「春を呼ぶための呪術」であるように

冬から春の到来を体現しているピカチュウを日本人、いや世界中の人々が惚れ込むのは当然の摂理と言えます。

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「ピカ」がさらに勢いをつける

 

「ピカ」という名前もこれまた抜群です。

「ピカピカの1年生」「ピカピカの宝石」という擬音語があるように

「ピカ」という音は「新しいもの」「光り輝く」という意味があります。

これまた縁起がよさそうですね。

 

ピカチュウの呪物としての使い方

 

ピカチュウが縁起がいいのはわかった。

じゃあ、どうやってピカチュウを活用するべきなのでしょうか。

 

ピカチュウを呪物として実生活へ取り入れる場合、まず効果的なのは冬でしょう。

 

 

特に冬が本格化する戌の月(10月)にピカチュウを神社にお祀りして

大々的にピカチュウをリスペクトするパーティをやれば

翌年はきっちり春が訪れ、よいスタートが切れることでしょう。

 

 

何か新しいことを始めたい人へのお守り・贈り物に

 

これから「新しいことが始まる人」もしくは「始めたい人」に

「新しさ」の象徴であるピカチュウグッズをプレゼントすることは非常に縁起が良いと言えます。

 

五行思想から生まれたイベントである「羽つき」や「豆まき」が定番化しているように

今後、入学式や成人式にピカチュウが参加することが当然になる時代がくるかもしれませんね。

 

にしけい

にしけい (西田圭一郎)

1987年富山生。工学修士。商社の開発営業職を辞めて、占いや相術を生業にしています。三児の父。本と旅とポケモンと文章を書くことが好きです。学生気分が抜けません。詳細はこちらから

にしけい (西田圭一郎)

1987年富山生。工学修士。商社の開発営業職を辞めて、占いや相術を生業にしています。三児の父。本と旅とポケモンと文章を書くことが好きです。学生気分が抜けません。詳細はこちらから

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