【迷ったときはこれ】自分で自分の未来を占うなら「心易」がオススメ。

究理占術研究家(@nishikei_)のにしけいです。

手相は自分の性質や運気を占う上では非常に有用性の高い占いです。

しかし、手相では

・明日、競馬に行くけれど何番を買えばいいのか

・36歳で出会いはあるけれど、相手はどのような人か

・今月はどのようなことに注意すべきか

 

といったことを占うことはできません。

もちろん「手」を見ることができないと手も足も出ません。

 

そんなときに役に立つのが「易占」です。

筮竹、コイン、サイコロなどを使って「たまたま出た相」から未来を占うものです。

僕はサイコロを使って会社を立ち上げ、運営できないか実験中です。

関連記事:人間が手を加えない会社「株式会社アナザークリーチャー」は設立・運営できるか。

 

自分を占おうとすると私欲が出てハズれる

 

簡単に未来が読めるなら「仮想通貨」で勝負したらザックザク大儲けできるのでは!

と浅はかなことを考えてサイコロを握りしめた僕でしたが…

eki

 

見事に予想をハズしました…。

易ってめちゃくちゃ面白いのに、これで自分の運命を占えないなんて…。

易占の達人、丹八庵の石川先生も「何も情報を入れずに占ってこそ易だ」とおっしゃられておりました。

【名古屋・笠寺】知る人ぞ知る周易「丹八庵」の石川氏から教わった易についてあれこれ

 

自分の思念や欲を交えずに自分を占うなんて出来るのか…?

 

占ってもらえばいい

 

ジョジョ奇妙な冒険パート6ストーンオーシャンのクライマックスで

宿敵プッチ神父に追い詰められたエンポリオ少年がこんな言葉を口にします。

 

運命は決まっていて変えられないのなら…

おまえに変えてもらうことにしたよ…

 

エンポリオは何度もプッチ神父に殺されそうになりますが

最終的に、自分を殺そうとするプッチ神父に自分の運命を委ねるのです。

かっこよすぎるぜ…

このエンポリオ少年の行動から、僕はヒントをもらいました。

 

そうか…自分で占えないのなら…占ってもらうことにしたよッ!

(年齢を増すごとに中二病が重症化しつつあります。あ、いや、もうさすがにコロコロコミックは買っていないです)

 

どうやって自分の未来を占うの?

 

ここは易は易でも、心易を使います。

 

心易

筮竹など道具を用いず、日時や偶然出てきた数字などから卦を立てて占う。

 

やり方は結構簡単です。

自分が何か知りたいなと思ったタイミングに

近くにいる人に適当な数字を3つ言ってもらうだけです。

そこから卦を立てます。

例えば「598」という数字が出てきた場合…

この八卦の数字と組み合わせます。

1…天(乾)
2…沢(兌)
3…火(離)
4…雷(震)
5…風(巽)
6…水(坎)
7…山(艮)
8…地(坤)

 

まずひとつめの数字で上卦を出します。「5」なので、上卦は「風」となります。

次に2つ目の数字は下卦です。
下卦の数字は「9」。対応する卦がありません。

このように8以上の数字が出てきた場合「8」で割ります。

9÷8=1 あまり1

この「あまり」の数字をそのまま卦に当てはめます。

この場合1なので、下卦は「天」となります。

 

最後に3つ目の数字「8」を使って変爻を出します。

爻は1〜6のため、6を超えた数字は「6」で割ったあまりの数を使います。

8÷6=1あまり2 なので「二爻変」ということになります。

つまり「598」という数字から

風天「小畜」の二爻変という卦が得られるのです。

「小畜」はどこから出てきたの?と思われた方は

とりあえず「風天 八卦」で検索してみてください。

「八卦 一覧」などで検索すると、卦の意味が書かれたサイトがけっこう出てきます。

(本格的に勉強したい方は「現代易入門」という本がオススメです)

 

このようにまわりにあるランダムな数字を利用して卦を立てるのが「心易」です。

これを使えば、自分の「私欲」と関係なく占うことができるため、より的確なヒントがもらえます。

僕はよくモノを無くすのですが、時間やたまたまみた数字から卦を立てて探し物を探します。

 

これで仮想通貨について占ってみたら、かなりいいヒントが得られました。

おかげさまで「戦略」が思いつき、チョロチョロとプラスになっております。

このようにたまたま出てきた数字や、自分以外の誰かに数字を出してもらって占うことで

自分を易で占うことができるのです。

自分の悩みをなんとかしたい…自分の未来を自分で切り開きたい…

そう思っている人ほど、誰かに頼ってみると良いヒントが得られるかもしれませんよ。

 

にしけい

 

にしけい (西田圭一郎)

1987年富山生。工学修士。商社の開発営業職を辞めて、占いや相術を生業にしています。三児の父。本と旅とポケモンと文章を書くことが好きです。学生気分が抜けません。詳細はこちらから

にしけい (西田圭一郎)

1987年富山生。工学修士。商社の開発営業職を辞めて、占いや相術を生業にしています。三児の父。本と旅とポケモンと文章を書くことが好きです。学生気分が抜けません。詳細はこちらから

小学生でもすぐに読める風水・地相・家相の本を書きました。読まれた方の頭の片隅に「風水・地相・家相ってこういうことをやっているのか」というイメージが少しでも残れば幸いです。

手相の入門書としてたくさんの方々に読んでいただいる1冊です。

日本で初めて花札を占いのツールとして体系的にまとめた入門本です。気持ちや感情の変化を読み取ることに長けた占いです。

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気学(方位・家相・地相・墓相)はもちろんのこと、易、花札占い、手相、人相、顕現相術など幅広い占いでご活用頂けます。

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