【夫婦カップルの手相は似ていない方がいい?】ケンカが多い夫婦の方が問題解決力が高い3つの理由

 

「私と旦那の手相、相性がいいですか?」

「彼女にするにはどんな手相の人がいいですか?」

といったご質問を受けるたびに考えるのですが…。

 

夫婦やカップルで知能線や感情線の流れ方が全く違う方が

良好な関係が長続きするのではないかと考えるようになりました。

 

まずはパッと見でOK

 

私とあの人は相性いいかな…長く続くかな…。

それを知りたい人は何よりもまず、相手と自分の手を見比べてみましょう。

このとき、もっとも大事なことは

専門的なことや、細かいことはさておき「手から感じる第一印象」を大事にすることです。

パッと見た印象で「なんか違う」なのか「ああ、なんか似てる」なのかで

「似てる」「似ていない」を判断してみてください。

このパッと見の判断は、プロの占い師さんでも使われている人がけっこういるので

あながち「ハズれにくい」鑑定法だと思います。

 

似ていない夫婦の方が長続きする?

 

手を見比べてみて「似ていない」と感じたのであれば、性質も似ていません。

僕も結婚して5年目になりますが、妻とは手相が全く似ていません。

それゆえなのか、結婚当初はゴジラVSキングギドラみたいな凄まじい対立が起きまして…

タオルのたたみ方や調味料の並べ方ひとつでもケンカになったりしました。

当時は「なんでこの人と結婚しちゃったのだろう」とお互い感じていました。

しかし、子どもが生まれ、大きくなるにつれて「似ていない方がいいな」と感じるようになりました。

 

夫婦はお互い良きアドバイザーになれる

 

「カップル」はお互いの「いいところ」を見せ合うところに「楽しみ」があるのと思うのですが

「夫婦」になると、そうはいきません。

時間と共にお互い化けの皮が剥がれ「この人、こんなこと言うんだ」といった汚いところも見なくてはなりません。

しかし、それがカップルとは違った「夫婦の醍醐味」だと思います。

夫婦になると、まず「経済活動」を共にしていかなくてはいけません。

経営者の方のお話だと、夫婦は会社の経営と似ているといいます。

同じ船に乗っている以上、パートナーのミスは自分の生活にも直結します。

そのためカップルのときのように、相手のいいところだけを見て

「えへへおほほ」とちちくりあっているだけでは、パートナーのミスを防げません。

 

夫婦になってよかったなと思う1番大きなメリットは

忌憚のないアドバイスをもらえることです。

夫婦は情報共有量が多く、隣で見ているからこそめちゃくちゃ的確です。

それでいて「必要以上に傷つけない」というのもありがたいです。

必要以上に僕を傷つけて、それで僕がスネてネガティブになって茫然自失で無気力になってしまうと、それはそれで彼女は困るはずです。

なので、的確だけれども応援していることが前提でアドバイスをしてくれます。

僕は妻のアドバイスに何度も助けられています。

離婚する夫婦の多くが「情報共有量が不足」していて、アドバイスがアドバイスにならず、ただのケンカになるとか

「触れて欲しくないライン」を越えて相手にアドバイスをぶつけてしまうことにあります。

 

似ていないから「共倒れ」は防げる

 

何か問題が起きたとき。

似た者同士の場合「共倒れ」が生じる可能性があります。

ポケモンで言うとパーティ全員が草タイプで、炎タイプ1体に全員やられちゃうパターンです。

自分と似ていない人と一緒にいることって自然とリスク分散につながっているように感じます。

もちろん似たところもあって「一緒にやられちゃう」みたいなラブラブエピソードも思い出になるかもしれません。

しかし、「家庭」という会社を経営していく上では考え方が似ていないカップルや夫婦の方が長続きする可能性は高いです。

 

似ていないから共存しやすい

 

似ていると「キャラがかぶる」わけです。

例えば、妻も僕と同じように「占いのお仕事」をしていて

僕よりもすごい法則を発見したら、僕は嫉妬の炎に燃えて平静ではいられないかもしれません。

入浴中に「三碧木星について閃いた!」と言って妻を風呂場まで呼び寄せ

体が濡れているから代わりにメモをとってもらうこともけっこうあるのですが…(僕はメモ魔です)

妻にとって、僕が閃いた大発見がチンプンカンプンだからこそ「説明しがい」があって

それがお客さんや手相教室のみなさんに説明する練習になっています。

素人に説明するって、その物事をよーく理解していないとできないのですよ。

 

似ていないから異分野からの視点が得られる

 

夫婦やカップルは似ていないからこそ、対立することもありますが

似ていないからこそ「斬新なアイディア」をもらえることがよくあります。

「そういう見方もあるのか」

「意外と○○でいいのかもしれないなぁ」

そもそも男と女という時点で価値観が違います。

見ている世界、気になる世界が違えば違うほど、そこから投げつけられる意見やアドバイスは「意外性」が高いのです。

トイレで用を足して「流す」ボタンを押したら、水ではなくてクリスマスソングが流れてくるような…

そういう面を食らうようなアドバイスがありがたかったりします。

関連記事:異を受容して新たなものが生まれる~毒こそ最高の薬~

 

「価値観が違う」ことを受け入れる工夫を

 

僕は似た者夫婦よりも、似ていない者夫婦の方が長続きすると思います。

でも中には「価値観が違いすぎて別れる」なんて夫婦もたくさんいます。

無理に結婚関係を継続させるのも確かにもったいないですし、離婚に対して僕は反対しません。

しかし、ちょっとだけ相手に歩み寄る気持ち(余裕)があれば、お互いすごく大きなメリットが得られることもあります。

手相が似ているカップルも、似ていないカップルも大なり小なり「違い」があります。

その「違い」をいかに受け入れられるかが大事なのではないでしょうか。

まずは徹底的に「情報交換」をして欲しいです。せっかく一度は惹かれ合った仲なのだから。

 

にしけい

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書いている

西田 圭一郎 (にしけい)

1987年富山市生まれ。化学系工学修士。商社の開発営業職を辞めて、占いとWeb開発などを生業にしています。趣味は読書と旅とポケモン。文章を書くことが好きです。三児の父。詳しくはこちらから。

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