手の形が似ていると性格も似ている話【質問コーナー】

どうも、雪見だいふくの粉でよくむせるにしけいです。

先日、北海道で先生をされている女性から手に関する質問があったのでご紹介します。

質問 

手相を見てらっしゃるようですが、手相というより手の形について。

手の形がものすっごくそっくりで、同じ手?と思うくらいの親友がいます。

二人で、「それも何かの縁なのかな」って話してたのですが、手の形と縁が関係あったりするのでしょうか。なにかご存知なら教えてください♪ 

手についてのご質問。うれしいです。ありがとうございます。

 

見せていなくても既に見られている? 

電車に乗ると必ずといっていいほど、僕は乗っている人たちの手を観察します。

 手のひらはなかなか見せてもらうわけにはいきませんが、手の甲なら簡単に見られます。

どこを見ているかというと質問にもあったように「手の甲側の形」を見ています。

手相の本をたくさん読んだことがある人なら知っているかもしれませんが「手の形」でおおよそ性格のタイプ分けできます。

手の形を「火の手」「水の手」「地の手」…といったようにエレメントや五行に当てはめて考える考え方が東西問わず古くから存在します。

現在日本中に流布している「手形分類法」は1839年に元軍人であるダルペンティニーがまとめた「カイログノミー」がベースになっているようです。この手形分類法は「男性のみ」に当てはまるということですが、現在は男女関係なく使っている占い師さんがほとんどだと思います。

実際、確かに男性特有の手形(男性が多くもっている性質)はあるものの、女性にも当てはまる部分は多くあるので問題ないと思います。もちろん感覚的な部分があるので慣れないうちは分類に迷いが出ますが…これも比較と研究あるのみです。

手の形が似ているということはどういうこと?

先述したダルペンティニー以外にも、1900年代に女性心理学者C・ウォルフが統計的に導き出した「手の形による6タイプ分類法」があります。

浅野八郎著「手相学大鑑」では、チンパンジーと人間の手を比較し「手と脳の相関」や「手の成り立ち」について事細かに説明しており、ウォルフが見つけた6タイプの手の甲の意味を理解する上で大きな手助けとなっております。

【おすすめ手相占い書籍紹介】浅野八郎「手相学大鑑−古今東西のしあわせの知恵」

また、爪や指先をよく観察することで、さらに細かい情報が得られますから、手の甲側だけでもかなりの情報量をもっています。

手の形が似ているということは少なからず、質問者様とそのお友達には似たところがあり、比較的思考や体質が似ている可能性があります。

「類は友を呼ぶ」という言葉に従うのであれば、手の形は「縁があるという紛れもない証拠」なのかもしれません。

手の形から読み取った情報をどうやって確認するの?

ちなみに、これを使えば電車や街の中でも手相鑑定を楽しむことができますが

電車や街の中で勝手に手の形だけで手相鑑定するのはいいけど、それってちゃんと答え合わせしてるの?と思われるかもしれません。

もちろん知り合いだったら「ねぇねぇ、肺とか呼吸器系の調子悪くない?」と確認できるかもしれません。あとは知っている人だったら性格もすぐに分かります。

しかし、話しかけられない場合でも「答え合わせ」は可能です。それは、その人が身に付けているものや動きから性格を読み取ることができるからです。

例えば「この人集中力がなさそうで、気が多そうな手の形をしているなぁ」と予想を立てたとします。話しかけることができない場合はそのままジーっと観察を続けます。

「カバンの中」がチラッと見えたときがチャンスです。だいたいこういう人はカバンの中にいろんなものが入っています。もちものの色の統一感がなかったり、派手な色が多かったりします。あとは電車を降りるまでの動き方やタイミング、降りたあとの歩くスピードなども重要なヒントになります。

話をしなくてもある程度、性格を理解する材料はたくさん転がっていると思います。見た目だけでは決められない部分も多くあると思いますが、相から相の答え合わせは十分できると思います。

僕の楽しみを奪うアイツの存在  

しかし、寒い時期には手袋が僕の天敵となります。 

 

アニメ「デジモンアドベンチャー」の主人公たちのように、ほとんどの人が手袋をつけてしまったら僕は電車での楽しみがなくなってしまいます。キーッ!

 何か気になることや疑問があればお問い合わせから受け付けておりますので、ポンと書いて送ってくださいね。

 

にしけい

にしけい (西田圭一郎)

1987年富山生。工学修士。商社の開発営業職を辞めて、占いや相術を生業にしています。三児の父。本と旅とポケモンと文章を書くことが好きです。学生気分が抜けません。詳細はこちらから

にしけい (西田圭一郎)

1987年富山生。工学修士。商社の開発営業職を辞めて、占いや相術を生業にしています。三児の父。本と旅とポケモンと文章を書くことが好きです。学生気分が抜けません。詳細はこちらから

小学生でもすぐに読める風水・地相・家相の本を書きました。読まれた方の頭の片隅に「風水・地相・家相ってこういうことをやっているのか」というイメージが少しでも残れば幸いです。

手相の入門書としてたくさんの方々に読んでいただいる1冊です。

日本で初めて花札を占いのツールとして体系的にまとめた入門本です。気持ちや感情の変化を読み取ることに長けた占いです。

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気学(方位・家相・地相・墓相)はもちろんのこと、易、花札占い、手相、人相、顕現相術など幅広い占いでご活用頂けます。

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