南米ペルーボリビア旅行記1「お忍び旅行は方位にご注意」

 

今更ですが、3年前に行った南米旅行についてまとめてみます。

 

1日目は、中部国際空港を出発して成田、ヒューストンでトランジットしてリマへ。

 

 

何気に一人旅はインド以来だったから少し緊張していたけれど

この旅は旅行会社でガッツリガイドと旅程を組んで

ホテルは自分で手配していきました。

 

荷物はとりあえずこれだけ。

 

やっぱり14リットルのリュック1個で旅します。

気学的に見ると

年盤:五黄殺 月盤:九紫火星暗剣殺

 

占い師としてどうかしているんじゃないかと思うぐらい凶方位でした。

 

 

師匠にも「やめとけ」と止められたし

行く直前にチリで震度6の地震が起きたり

台風が来ていて飛行機の運航が危うかったり

家族も一人増えたタイミングだったのに僕はどうしても自分の目で見たいものがありました。

 

それはナスカの地上絵とマチュピチュでした。

 

旅行代理店の店員さんにも

「南米は日本人に不人気で行く人が少ないから高いんですよ。他の国にしませんか?」

と止められていたのですが

「見たい景色は今しかないかもしれない。明日になったら見えなくなるかもしれない」

という強引な理論を展開し、妻も説き伏せてチケットの手配を済ませました。

(この時はチケットを手に入れてからの事後報告でした)

 

1日目はアメリカ・ヒューストンのトランジットで時間があったので

せっかくなので町を散策してみました。

たまたま行きの飛行機で隣になった日本人カップルと一緒に過ごしました。

旅好きのラブラブカップルのせっかくの秘密の旅行を邪魔しちゃいけないと思いつつ

お言葉に甘えて同行させていただきました。自分の存在は消費税みたいなものだと思いました。

やはりここでも「荷物はそれだけ?」とツッコまれ

ちっぽけな優越感に一人浸りながら日本の妻と子のことを思い出していました。

一人旅すると家族のありがたみや日本での生活の「当たり前」に感謝する心を再認識できるから

僕みたいにすぐに調子に乗ってしまう人は定期的に一人海外旅行をおすすめします。

 

 

アメリカの止まれ信号は「手」の標識で

「手をあげて渡ってもいい」と解釈しそうになりました。かわいいよね。手の標識。

 

 

ちゃっかりカップルの相性を占ったり…

束の間の楽しい時間でした。

 

社内にバレないように愛を育んできたお二人でしたが

この旅行は九紫火星方位に来ているため「明るみに出る」せいか

飛行機の中で同僚に会ってバレちゃったらしいです。

 

 

お忍びで旅行に行く時は方位に気をつけてくださいね。

ヒューストンの街をカップルと気配を決して忍び足で歩くにしけいの南米旅行は

まだまだ続きます!

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書いている

西田 圭一郎 (にしけい)

1987年富山市生まれ。化学系工学修士。商社の開発営業職を辞めて、占いとWeb開発などを生業にしています。趣味は読書と旅とポケモン。文章を書くことが好きです。三児の父。詳しくはこちらから。

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