記事の整理のために、過去の記事を読んだりリンクを更新していて、たまたま見つけてしまったのですが…
2017年に廊景谷シイチ名義で書いたBL小説処女作にコメントがついていました…
男の子のお母さんにオススメ。子ども側の性認知体験が理解できる。
表紙イラストとタイトルに違和感がありますが、タイトル通りの本です。
場面・心理描写が非常に細かく、文才がある方だなと感じました。
主人公が性に興味を持ち始める少年時代から、成長してアラサーになってまでの話が短編小説のようにつづられています。
特に、前半の少年時代の話がリアルで、「なんだこれは?」と。
BL? 異性の子どもを持つ親に向けた、性認知の理解の教科書・参考書になるのではないか?と思うほどでした。
本書が処女作のようで、次回作も期待しています。
特に何も考えずに、勢いでザーッと書いて出した本なのですが、思わぬ評価コメントがついていて書いた本人が驚いています。
普段は本についてのコメントや反応は見ないのですが、この本に関しては「出し切った感」があるから、諦めがついていてコメントを見る余裕があるのかもしれません。もしかすると、何かをアウトプットするときに「それ以上でもそれ以下でもなく、この創作物はもうこういうものだ」という揺らぎみたいなものがなくなれば、その作品に執着せず、コメントなどを見ても一喜一憂しないのかもしれません。
いつものブログもそうですが、自分が経験・体験したことを素直に書くほうが、淡々と書けるのかもしれない。まだまだ一番わからないのは自分自身だったりします。
この本の表紙とタイトルもうちょっと適したものにしたら、また違った反応があるかも?表紙は何度でも変えられるので、ゆるっと表紙絵を募集したいと思います。何があるかわからないからこそ、おもしろい。
にしけい