「おそれ」の構造

「おそれ」とは、何もないところに一次元的直線が発生することを指します。刺激、インスピレーション、鼓舞、創造、思いつく、閃くといった状態と「おそれ」は基本的に同じ構造をしています。

「凶」がなぜ悪い意味で捉えられているかというと、空っぽだと一次元的直進性(未分化情報)が発生・流入する可能性があるからです。

空っぽな状態は稚拙で不明瞭な一次元情報の流入を招くため、悪いと考えたわけです。しかし、それは「満たされた状態は良いこと」と考える人たち特有の発想です。「凶」という状態はただの「空っぽ」な状態を指す言葉であり、良し悪しはありません。

「おそれ」は、ただ何もない空っぽな状態に分化されていない情報が流入することで発生します。「おそれ」を避けたい人は空っぽな状態を避けて、何かで満たそうとします。

 

empty sky make us fear or inspiration.

 

恐竜は分かりそうで分からないから竜なんですね。

よく分かったら竜じゃなくなるんですね。

 

にしけい

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書いている

西田 圭一郎 (にしけい)

1987年富山生まれ。19歳から手相占いを独学で始める。化学系工学修士。商社での開発営業職を経て占いを生業に独立。専門分野は手相・易・気学・家相・風水・墓相など。著書50冊以上、世界15カ国での実占経験。三児の父。

感謝の気持ちを込めて全国47都道府県で無料鑑定会を行います。ささやかながらお店や施設の宣伝もさせていただきます。

よくご質問をいただくので、手相占いの記事・書籍・講座などについてまとめました。

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