どうも、にしけいです。
最近「生」について考える機会がありまして。
それと同じぐらい「死」の不思議さみたいなものもモクモクと思案している中で
たまたま聴いたMy Chemical RomanceのDEAD!という曲の歌詞が印象に残ったのでご紹介します。
Dead – My Chemical Romance
日本語訳しているサイトはいくつかあったのですが、なんかちょっとしっくりこなかったので、僕なりの意訳を添えてご紹介します。
「中学から英語やり直してきたら?」と言われそうですが、個人的な見解を80%ぐらい含んでますので、あしからず。
でも、違う意見も聞いてみたいので
「ここはこうじゃない?」っていう意見があれば、こっそりメールフォームから送ってくださると嬉しいです。
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Yeah!
And if your heart stops beating
I’ll be here wondering
君の心臓が止まるって、不思議な感じだね
Did you get what you deserve?
得られるものはあった?
The ending of your life
君の人生は終わりだよ
And if you get to heaven
I’ll be here waiting, babe
君が天国へ行くなら、それまで待ってるよ。
Did you get what you deserve?
天国に行くに値する人生だったかな?
The end, and if your life won’t wait
Then your heart can’t take this
おしまいだね
君の魂がすぐにそっちにいってしまうんなら
こいつはお預けだね
Have you heard the news that you’re dead?
君が死んでしまったっていう知らせは聞いた?
No one ever had much nice to say,
I think they never liked you anyway
みんな「まぁいいんじゃない?」って言ってたけど
どうやら君は嫌われ者だったみたいだね
Oh take me from the hospital bed
Wouldn’t it be grand? It ain’t exactly what you planned
病院のベッドから飛び出して僕を捕まえてみなよ。
派手にやったらいいんじゃない?どうせ、やれやしないんだろうけど。
And wouldn’t it be great if we were dead?
僕らがそっちへいったら、派手にやりなよ
Oh, dead
あ、死んじゃった。
Tongue-tied and oh so squeamish
You never fell in love
ヘラヘラしてて小心者の君は恋もロクにしなかった
Did you get what you deserve?
君の人生はそんなもんだったのかい?
The ending of your life
And if you get to heaven
I’ll be here waiting, babe
君の人生は終わってしまうんだね
天国へ行くのなら、こっちで待ってるよ
Did you get what you deserve?
待ってる価値あるかな?
The end, and if your life won’t wait
Then your heart can’t take this
おしまいだね
君の魂がすぐにそっちにいってしまうんなら
こいつはお預けだね
Have you heard the news that you’re dead?
No one ever had much nice to say,
I think they never liked you anyway
みんな「まぁいいんじゃない?」って言ってたけど
どうやら君は嫌われ者だったみたいだね
Oh take me from the hospital bed
Wouldn’t it be grand to take a pistol by the hand?
病院のベッドから飛び出して僕を捕まえてごらん。
むかつくだろ?君の手で僕を撃ってみなよ
And wouldn’t it be great if we were dead?
僕がそっちにいったら、やってみなよ
And in my honest observation
During this operation
Found a complication in your heart
手術中によく観察してみたら
君の心臓にひとつ欠陥が見つかったよ。
So long’Cause now you’ve got
(Now you’ve got)
そういうわけで、さようならだね。
(わかりましたよ)
Maybe just two weeks to live
(Is that the most that you can give?)
たぶんもって2週間だろうね
(あんたが俺に出来るのはそれぐらいか?)
One, two, one two three four!
La la la, la la・・・(中略)
If life ain’t just a joke
Then why are we laughing?
この人生は笑い話にもならないのに
僕たちはなぜ笑ってるんだろう
If life ain’t just a joke
Then why am I dead?
この人生は笑い話にもならないのに
僕は何で死んだんだろう?
Dead!
死んじゃった!
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曲調も「死」という暗いイメージとは裏腹にポップで明るいのが斬新です。
歌詞が聞き取れなかったら、結婚式で使ってもよさそうなぐらいです。
僕の脳内では、死にゆく人に対して挑発的なんだけど、「最終的には自分も死んじゃうんだよね」というスタンスで翻訳されております。
信じられるかよ?
こいつ死ぬんだぜ?
大したこともしてないのにさ?
と、挑発している部分が下の1文だと思います。
Did you get what you deserve?
結構解釈が難しいですが。
曲中に出てくる3ヶ所とも前文の流れから日本語訳を変えてみました。
なんか曲調もそうなんですけど、この曲って死ぬことに対してドライであっけらかんとしているんですよね。
でも、案外死ぬ瞬間ってサラッとしているのかもしれません。
本当に一瞬「死んじゃった!」と思うぐらいで。
近年の日本では「死」を実感する機会って減っているんじゃないかと思います。戦争もしていないし、内紛もない。
死は遠い存在だし、明日も生があると思って生きてる。
そんな中で「死」というものを厳格化・タブー化する動きがあるんじゃないかと。人間の命をすごい尊重しすぎている気がするんですよね。
もちろん、与えられた命は大事です。
僕もまだまだ死にたくはありません。
でも、この曲は
死は一瞬なんだから、死よりも長い人生笑って過ごせばいいじゃん。
一瞬のことのために長い時間クヨクヨするなよ。
と歌っているように聞こえるのです。
1%の出来事のために、40%ぐらいエネルギーを消費する。
なんかちょっともったいない気もしませんか?
近未来「いやだなあ」と思う出来事があったとしても
それについて長期間悩むのって損している気がするんですよね。
それってあなたの人生のうち何%を占める出来事なんですか?
金魚の様子がおかしいだけで心配してブログ書いてた人が偉そうなこと言ってすみません。
にしけい