子どもにもわかるマジでやさしい気学コラム

「気学」ってなあに?

おうちの中に、あったかいところとさむいところがあるよね。

学校の教室にも、日の光があたるところと、あたらないところがあるよね。

公園の中にもお花や草があるところと、あんまりはえていないところがあるよね。

このちがいはなんだろう?

それは「光」があたっているか、あたっていないか、だね。

場所によって光がよくあたるところと、あたらないところがあるんだ。

光合成(こうごうせい)って聞いたことあるかな?

お花や草は光がないと成長できないね。それはこの「光合成」ができないからなんだよ。

光があたると、あったかくなるよね。

この光がよくあたる場所とあたらない場所のちがい。

じつはこのちがいは、なにも公園やおうちのなかだけじゃないんだ。

この日本の島のなかでも「あったかいところ」と「さむいところ」があるんだよ。

きみは「あついところ」と「さむいところ」どっちが好きかな?

うん。そうか、そうか。きみはそっちが好きなんだね。

じゃあそんな君があついところにいったらどうなるかな?

反対にさむいところにいったらどうなるかな?

この「どちらが好きか?」「どちらがとくいか?」ということを

気学では「命式(めいしき)」というものであらわしたんだね。

そう。め・い・し・き。

聞きなれない言葉かもしれないけれど、これは気学では大事なことなんだ。

「命式(めいしき)」の「命(めい)」はどんないみかわかるかな?

はい、そこの君。

そうだね、「いのち」っていう意味だね。君は物知りだね。

君がいまこうして生きていることは「いのちがある」ということなんだ。

このいのちがなくなると、しんでしまう。つまりうごけなくなってしまうんだね。そしてほねとかわになってだんだん小さくなっていずれ体がなくなってしまうんだね。これはみんな同じなんだね。

この「いのち」というものはわかった。

じゃあ次は「式(しき)」だね。

これはどんないみかわかるかな?

はい、じゃあそこの元気がよさそうなきみ、わかるかな?

え?

算数で聞いたことがあるって?

そうだね。算数で「式」という言葉が出てくるね。きみは小学何年生なんだい?

ふんふん、そうか、だから知っていたんだね。

「式」という言葉はね。

ずばり「やりかたのお手本」という意味だよ。

そしてこれは、きそくただしいから。なんどやっても同じこたえになるんだ。

1+1=2 だね。

ここはいしきたかいけいのせみなーでもないし、とんちをきかせて「いいね」や「しぇあ」をたくさんもらおうとするふぇいすぶっくのとうこうとはちがうからね。

1+1=2

なんどやってもそうなる。

だれがやってもそうなる。

「命式(めいしき)」というのは「いのちのしき」なんだ。

つまり「なんどやっても、こうなりそうですよ」という、ひとつのルールのようなものなんだね。

「あついところ」が好きな人は、きほんてきには何度あついところにいってもうれしい。反対にさむいところにいくと元気がなくなる。

たとえば、きみが好きなおかね。

10000円をなんどもらっても、だいたいうれしいはずだ。それはきみが「おかねが好き」という式をもっているからなんだね。

「気学」ではこの「命式」を使って、人それぞれの「好き」「とくい」は何なのか?ということをざっくり9つにタイプ分けしたんだね。

・チョコがすき
・キャンディがすき
・ハンバーグがすき
・ガムがすき
・グミがすき
・アイスがすき
・トマトがすき
・だんごがすき
・さかながすき

といった感じで、人間を9つのタイプにわけたんだね。

そして、気学はその人たちが「どんなところへ行くと、どんなことが起こるか予想してみよう」といううらないでもあるのだよ。

どういうことかというとだね。

たとえば

「グミが好き」な人が、さかながたくさんとれるところにいったとする。

グミは全然ないね。

どうなるかな?

しょうがないから、おなかがへったら魚を食べるんだろうね。でも食べすぎることはなさそうだね。ヘルシーかもしれない。

じゃあ、グミが好きな人が「グミがまいにち90トンじめんからでてくる島」にいったらどうなると思う?

グミが大好きだから、それはうれしいだろうね。

でも、食べすぎておなかをこわしてしまうかもしれない。

9つにわけたタイプの人たちの「もしも」を考えてみよう。そしてそのときどうなるかをイメージしてみよう。これが気学なんだね。

さいしょにいったように「あついところ」「さむいところ」は日本のなかにもちがいがあるね。

あとはおうちのなかにもあるね。

あついところが得意な人があついところにいく。もしくはさむいところにいく。これを想像して予想しようというのが気学のおもしろいところなんだね。

じゃあ「あついところがキライ」な人が、あついところにいったらどうなる?

それはすごくイヤだろうね。

でも、もしかしたら冬に「あついところ」にいったら、まだすずしいかもしれない。

そうだね。いく季節によって「まだいいかな」っておもえるかもしれないね。

あついところがキライな人が、反対に真夏に「あついところ」にいったらどうなるだろう。

すごく大変なことになりそうだと思わない?

気学では、この「時期」というのもすごく大事にするんだね。

「いついくか?」これによってだいぶ、けっかはちがってくるよね。

「だれが?」「いつ?」「どこへいくか?」「どこにいるか?」

これをなんどやっても「同じようなけっかになる」ことに気づいた人たちがいたんだね。

それをまとめたものが「気学」で、いまもたくさんの人たちが勉強しているんだよ。

おじさんかい?

おじさんは、気学のことばかり考えているから、どこへいっても「たのしい」んだよ。ハッハッハッハ!

え?それじゃあ気学のルールが当てはまらないって?

ハッハッハッハ!

それも気学なんだね〜!

今日はこれぐらいにしておこうかな!

おじさん今日は月日同会北西一白水星吉方位を350kmで移動したいから、きょうはこれぐらいで!

じゃあね!

 

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書いている

西田 圭一郎 (にしけい)

1987年富山市生まれ。化学系工学修士。商社の開発営業職を辞めて、占いとWeb開発などを生業にしています。趣味は読書と旅とポケモン。文章を書くことが好きです。三児の父。詳しくはこちらから。

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