「継続させることが出来る人」ほど生き残ることが出来る説

 

どうも、にしけいです。先日、ちょっと南米に行ってきました。

旅行記は別枠できっちりまとめますが、それ以外に気づいたことをチラホラ書こうと思います。

 

スケール理論

 

錬金術の用語で「ミクロコスモス」と「マクロコスモス」という言葉があります。

ミクロコスモス(小さな世界)がマクロコスモス(大きな世界)を形成するし、その逆もまたしかり…というお話です。

菌は僕らの100万分の1、ウイルスは僕らの1億分の1ぐらいの大きさです。

人間の肉眼では彼らの動きは全く目に見えないのと同じで、地球や太陽が僕ら人間を観察しても、きっと小さすぎて見えないと思います。

(地球に比べ僕らは100万分の1で、太陽に比べ1億分の1スケールになります)

 

ウイルスの1億倍が人間で、その1億倍が太陽

 

人間は地球や太陽に比べるとちっぽけな存在だなぁと思うのですが

実際、菌やウイルスという僕らの目には見えない小さな人たちが動くことで、僕らはお味噌やヨーグルトを食べられるし、お腹を壊したり風邪をひいたりと良くも悪くも影響を受けています。

ということは、もしかしたら僕ら人間の行動が地球や太陽に影響を与えられないことは無いんじゃないかな…ということなんです。

 

逆に、僕ら人間が抗生物質を投与してウイルスを殺したり、整腸剤を飲んで菌をコントロールしているわけですから、スケールが違いすぎるとはいえ我々人間も地球や太陽から何かしら影響を与えながら生きているはずなんです。

(逆にどのように影響を受けているかを考察するのが占星術をはじめとした誕生日から見る占いです)

 

同じスケール間でも生じるミクロコスモスとマクロコスモス

 

人間が自分たちよりも大きな存在に影響を与えることが出来る可能性が見えてきたところで、スケールを人間サイズに戻してさらに考察してみます。

我々人間には「差」や「違い」が生まれます。特に40歳、50歳と年を重ねるごとにこの「差」は大きくなっていきます。

自分がどう生きてきたか。この結果が年齢と共に現れ、時には大きな差となって現れます。

この「差(結果)」は、小さな積み重ね…つまり時間という名のミクロコスモスの蓄積によるものだと思います。

 

継続は力なり

 

「塵も積もれば山となる」というように、小さいものが積み重なって大きな力を生み出すことがあります。

その「塵」を「時間」に置き換えると「継続は力なり」というコトワザに変わります。

一瞬(時間)というミクロコスモスを、ひとつずつ丁寧に、何かしら方向性をもって行動していく。すると、大きな力(マクロコスモス)を生み出し、ひいては世界を変える力になるのかもしれません。

ありきたりな言葉で申し訳ないのですが、やっぱり「継続」って凄まじいエネルギーを生み出せると思います。

 

「教える側」の最重要任務は何か

 

南米旅行の移動中、飛行機の中で「ビリギャル」という映画を観ていました。

偏差値40のギャル女子高生が、ある塾講師と出逢って努力して、慶応大学に合格するっていう実話をもとに作られた話です。

見終わって気もちが清々しくなるハッピーエンドで、よくできたストーリーなんですが

この映画を見ていて思ったことは先生の最も大事な仕事は「生徒に勉強を継続させること」なんじゃないかなってことなんです。

伊藤淳史演じる坪田先生が言葉巧みに生徒たちのやる気を起こさせる…ときには言葉ではなく態度で、目で伝える。先生の言葉で、生徒たちは勉強を継続する。結果、良い成績を残すようになる。

これは先生という仕事に限らず、会社の上司とか、社長とかにも当てはまると思います。いかに、部下を社員を働き「続けさせるか」に頭をひねる。

辞めるのは簡単だし、続けるのはキツい。だからこそ「続けようと思わせてくれる」存在に価値が生まれるのではないでしょうか。

自分自身も継続できて、なおかつ誰かを継続させられたらなと思います。

 

南米の話、そんなに関係なかったですね!

にしけい

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書いている

西田 圭一郎 (にしけい)

1987年富山市生まれ。化学系工学修士。商社の開発営業職を辞めて、占いとWeb開発などを生業にしています。趣味は読書と旅とポケモン。文章を書くことが好きです。三児の父。詳しくはこちらから。

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